きつねのきょんの感想文
みなはら
第1話 『もりのへなそうる』
みなさま、おひさしぶりにてございまする。
きつねのきょんにてありまする。
わたくしめの感想文の順番ということでありますれば、
わたくしの好きな本をご紹介させていただきまする。
わたなべしげお様というお方の、たくさん書かれた絵本のうち、
『もりのへなそうる』について書かせていただきとうございまする。
へなそうるとは珍妙ないきものでありまして、あかときいろの太い縞もようの、きりんのように首のながい、カバのような顔をした、なんともおかしないきものでございまする。
へなそうるは、なんともはや、ゆうもらすという言葉がこれほど似合うたいきものおりますまいと思わせまする、楽しげないきものでありまするな。
おはなしに出てくる少年たち、兄てつたくん、弟みつやくんとなかよくなりたくては、少年たちについてまわり、真似をしたがるのでございまする。
その様子がなんともこっけいで、
見ているこちらも、なんとも楽しいきもちになってくるのでありまする。
わたくしめも、へなそうると友だちになりたいと、ふと思ってしまいましたのでございました。
わたくしは、へなそうるが大好きになったのでありまする(笑顔)
−感想と解説−
大好きなんですよ、へなそうる(笑)
主人公のてつたくん、弟のみつやくん、
ふたりのしゃべるのをマネをしている、ぬいぐるみの恐竜みたいのがかわいくてね(笑)
初めて読んだのは幼稚園に入る前でしょうね(たぶん、祖母に読んでもらったのかな?)。
先日、本屋で見かけて、思わず買ってしまいました(苦笑)
癒やされますね♪
それと、
今回のきょんの感想文についての感想、…うん長いね(笑)
長いというか、言い回しが長いので、説明、感想が長くなって、
文章内容、要点の密度が薄くなる、薄くなっているように感じるのです。
書くのは面白いのですね。ただ、まだるっこしい(笑)
でも、これがきょんの個性ですよね。
そこは興味深いのです(笑)
自分が味が薄いのではと危惧するお話を、好きだと感じていただける方もいるのですね。
きょんというキャラクターは、自分がへなそうるに感じる癒やしのような気持ちを、読んでいただけた方に与えることのできるキャラなのかもしれませんね。
気がついたら生まれていたキャラですが、
きょんのような存在は、できるだけ大事にしたいものです(微笑)
なお、余談ですが、
きょんの世界のあやかしは、人の想い、世界の意志から生まれてくるものたちですから。
もしかしたら、
わたなべしげお先生のへなそうるや、
先生が翻訳された本、ルース・スタルス・ガネット氏の『エルマーとりゅう』に出てくる、青と黄色の縞の空飛ぶりゅうも、あのきょんの世界にはいるのかもしれません。
もし居たのなら、それは本当に夢のある光景ですね(微笑)
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