第6話 助けに来たよ!(後半)

「マジックルーペじゃ正体はわかんないからな、まずは正体、わからないまま倒せるって言えば倒せるけれど、わかった方が効率はいい」

「ありがとう」

おかしいな、デビルシャドーは悪魔の影が実体化したっていう伝説上の生き物で、こんな所にはっていうか実際にはいないはずなのに……。

「そんな、まさか本当に魔王が……」

ウェーバーがかたずをのむ。

「そんな非錬金術的なこと考えてもしょうがない!行くよ!」

 ????はみんなにはやーいの魔法をかけた!

 全員の素早さが上がった!

 イリスはそのへんの石ころを投げた

「あたって!」

しかしこの敵には実体がない。デビルシャドーには効果がなかった。

「うぅんと……浮遊系ってことは……これかな?」

アリサは竜巻の巻物を使った「荒ぶる風よ!」

吹き飛ばす身体のないデビルシャドーは蚊ほども感じてなさそうだ。

「えぇっ!?なんで?」

アリサは目を白黒させた

「そりゃ!ど根性!」

ウェーバーは身体に力を溜めている。

渾身の一撃!

しかしデビルシャドーはひらりと身をかわした

ウェーバーは攻撃をかわされた勢いでそのへんの木にぶつかった!

精神的ダメージ!

「俺って……」

ウェーバーは泣きべそをかいた

「お前らしっかりしろ!まずマジックルーペだ」

????の応援で少し勇気が出た

イリスはデビルシャドーにマジックルーペを使った

どうやらこの魔物は物理の攻撃はよけてしまい、光の攻撃に弱いらしい

「それなら!」

アリサは光の巻物を使った「清き光よ!」

デビルシャドーにそこそこいいダメージ、デビルシャドーはまぶしそうにくらくらした

「剣が通じないなら、これならどうなのかな?」

ウェーバーは魔物に聖水を使った

「ギャア!」

なんだかすごくいたそうだ、ウェーバーはガッツポーズを決めている

????の攻撃!

「シャインナイフ!」

光に包まれた刃が魔物を捕らえる!

デビルシャドーは消えて行った……。

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