たびガール

諏訪いつき

登場人物紹介

第1話 登場人物紹介

<主要人物>


井町いまち 茉莉まり


湘南編の1月の頃は高校一年生。気づいた時には心に穴が開いている、と感じるようになり、その不快感に苛まれ続けていて、何か治す方法はないものかと日々探っている。


おみくじで大吉しか出したことがなかったり、第一志望校以外不合格になったりしている変な運の持ち主。


学校の誰とでも分け隔てなく接するが、あまり心は開いていない模様。本人曰く、「多くの友達に気を遣うよりも、少ない友達をずっと大事にしていたいな」とのこと。




風見 かざみ 涼乃すずの


茉莉と同い年であり小学校以来の親友。高校受験で失敗し茉莉とは別の高校に通っている。そのことで気を遣っていた茉莉も、涼乃の説得でもうそこまでは気にしていない。


基本的には物静か、凛とした佇まいの人。


出かけるのが好きで、メインは神社仏閣巡り。『心の穴』の相談をしてきた茉莉に、どこかに旅をすることを勧めた。


同じく小学生以来の仲の蘇我拓也(後述)に片想い中だが、かれこれ7年は想いを伝えられずにいる。




神崎かんざき 結城ゆうき


茉莉と同い年であり、二軒隣に住んでいる幼馴染。幼稚園から中学校まで同じ学校だったが、高校受験で失敗し、涼乃と同じ高校に通うことになった。


真面目な性格で、頼まれたことはあまり断れないし確実にこなす。


趣味は風土について調べること。旅をする茉莉に色々なアドバイスをくれる。




蘇我そが 拓也たくや


茉莉と同じ高校の同級生であり、小学校からの仲。小学校4年生の頃に茉莉たちの学校に転校して来たが、内気な性格から友達が出来ず孤立していたところを結城が話しかけ、少しずつ心を開いていき、今では唯一無二の親友である。結城と元から仲が良かった涼乃と茉莉にも心を開いている。


前述のように内気であり、あまり活力がない。


他の3人が知りもしないような雑学を知っていたりする、どこか不思議な人物。
























<旅先で出会った人々>


多少ストーリー上のネタバレを含みます。極度にネタバレが嫌な方は読まないことを推奨します。






・お姉さん


本人が名乗らなかったため名前は不明。茉莉とは東海道線の車内で出会っている。誰とでも仲良くなれそうなフレンドリーな印象を茉莉は持っている。


「またきっと会える」と言って茉莉に皮のミサンガを貸している。茉莉は次にあったら名前を今度こそ聞き出そうと息巻いている。




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