第489話★今日も今日とて黒執事は嘆く

人妻「天海祐希さんでカッコイイよね…憧れちゃうよね」(カイジを観ていた奥様)


黒執事「確かに凛とした強さと美しさがありますよね」


人妻「そうなのよ…私にはない美しさだわ」


黒執事「おや?いつもの奥様とは違いますね」


人妻「女には人には言えない過去があった……」


黒執事「はあ?もしかして小説の話ですか」


人妻「今夜公開予定の作品を読み返してたら、不安になって来たのよ」


黒執事「まぁ…お読みの方も少ないですしね…期待もされて…」


人妻「あら!爺?ワタクシはたった1人でも読んで下さる人のためならこの苦悩だって乗り越えてみせるわ」


黒執事「それは良い心がけですね」


人妻「そしてその執筆に絶対に必要なものがあるのよ~買ってきて!!今スグに!」


黒執事「いえそれは出来かねますが…念の為にお聞きしますが…それはなんですか?」


人妻「そんなものわかりきってるじゃないの!何年私の執事をやってるの?」


黒執事「いえ…まだそんなに立っておりませぬが…」


人妻「さきいかよ!さ・き・い・か!それとわさビーフね!早く行ってきて!」


黒執事「お断りします!さっさと執筆をお続け下さい!」


人妻「だって~( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)」


黒執事「なりません!」


人妻「フンだ!グレてやる…やさぐれてやる」


黒執事「まったくもう困った奥様ですね」


|ू•ω•)チラッ行ってくれるのか?


黒執事「絶対になりません!」


人妻「ふぁ~い~やさぐれながら頑張りますよーだ!」

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