「光の天使」神々の闘い~ヨシュアとユダ~永遠の思い
来夢来人
プロローグ
見上げれば、夜空の星は、
漆黒の海に浮かぶダイヤモンドのように、
キラキラと輝いていた。
それを見上げるアトランティスの王、
統治神<シ>の心は
空しさと、
哀しみのまじったやるせで
いっぱいだった。
「ヨシュアよ、すべては
お前とユダ、ふたりのために
したことだったのに、
なぜ私の真意を
わかってくれないのだ…」
この宇宙には銀河系宇宙のような星団が、
幾つも存在するのだが、
この物語の語り部である、
統治神<シ>は、
遥か遠くにある伝説の星
アトランティスの
主(あるじ)であり、統治するものである。
統治神<シ>は
なおも妹であり弟でもあったもの
ヨシュアのことを
大きな夢、大夢(タイム)の中に
探していた。
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