アクマ
ここにゼリーがあって
弾力があって
だから私は
触る
んだけど、
ワタシは
何処まで受け止めてくれるのか
気になって
だからワタシは
ドキドキしながら
少しずつ
グッと力を込めて
押すの
もうすこし、もうすこし、
まだいける?
あ、ちょっと危ないかも、
いや、いける
もうちょいっ
プッツンと、
ゼリー
壊れちゃった
恐怖、残念、ザワザワ
また私は一人
どこまでいけるか
試さないと気が済まないワタシ
やめればいいのに
ワタシが許してくれなくて
また私はワタシと二人きり
もうこの関係疲れたよ
カランな私タチ
いつまでたっても
いい距離感わかんないよね
冷たすぎたり
熱すぎたり
ワタシは私の邪魔ばかりする
嫌い
でも
私が愛さないと
ワタシがいつまでたっても
うるさいから
だからもう少し
成仏するまでもう少し
一緒にいてあげる
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