毒魔法教師は休みたい
意図清
第1話ヴォイス=ネフティスの休息理論
「なぜこんなことに」
僕つまりヴォイス=ネフティスは五年間までロリババアの穀潰しをやっていた。
「仕方ないじゃろ、その魔法の才があるのにそこらへんで穀潰しをさせるわけもないじゃろうが、国が。」
ロリババアこと元同僚アムネス=リバイルは無に等しい胸を持ち上げながら国からの推薦状を僕にひらつかせながら見せた。
「む、今なんか失礼な事考えなかったか?」
目が怖い
「考えてないですよ、先輩」
上目遣いこれをやれば取り敢えず許されるこのショタコンからは
「ま、いいだろう、それよりヴォイスこの服をきてくれないか?」
完全にゴスロリな服だった間違いなく女性用の
「そんなことと言って国からの書類を投げ捨てないで下さい公務員でしょう?
あとその服どこでかったんですか?なぜ僕に着せる?」
「ゴスロリ服着た少年、ハァハァ、」
目がイっていらっしゃた。
取り敢えず僕は紙の内容を読むことにした。
〜〜〜〜ヴォイス=ネフティス殿〜〜〜〜
貴方の力を見込んで直々に頼みたい事がある、それは魔法学院で教師をやって貰えないだろうか?このまま穀潰しをさせておくわけにも行かないので、この場でゴスロリ服を着て一生を過ごすか、教師として働くか………
アムネス=リバイル
「先輩」
「なんじゃ」
先輩は、少し冷や汗をかいて、目を逸らしている。
「貴方が書きましたよね!!」
「じゃって、仕方ないじゃろ、このまま、お主に穀潰しされておっても、我になんの利益もないじゃろ!!」
確かにそうだ、正論であるが
「でも何でゴスロリ服って選択肢があるんですか!!」
「じゃってじゃって、少年がゴスロリ服でお出迎えとか仕事捗るじゃろ」
(あ、やっぱ駄目だこの人)
「ですが、確かに働かないと先輩に迷惑を掛けるばかりですよね。」
取り敢えずきを取り直すことにした。
「そうじゃ、そもそも、その魔法の才を腐らせる訳にもいかないじゃろ、怠惰の魔王」
「それやめてください。」
僕は少しドスのきいた声で話していただろう
「すまぬ」
先輩はただ謝るだけだった。
「まぁ、話しは分かりました。じゃあ教師やります」
「いいのか」
「はい、やって金稼いだら再び穀潰しに……」
「最後なんか言っておったが、まぁいいでは早速行くぞ」
「は?」
思わず呆気に取られていると
「テレポート」
瞬間目の前にあったのは僕の母校アブルセルブアント魔法学院だった。
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