第2話人生ラブゲームスタートだ!
俺はゲームをダウンロードしている間にYoutubeでこのゲームについて少し調べることにした。
かなた「ん?このゲームまだ誰も実況していないのか?ラッキー!俺が最初だ!」
かなたがここからまた視聴者増えたらいいなーなどと考えているうちにゲームのダウンロードは既に終了していた。
よしやるか!かなたは動画を撮る準備をして録画ボタンのスイッチを押した。
かなた「こんにちはKKチャンネルのかなたです!」
かなた「今回から実況していきたいゲームは視聴者さんから教えて貰った人生ラブゲームです!このゲームはホラーゲームなんですけどお化けとかではなく人間関係が怖い系らしいです。」
かなた「なのでお化けが怖い人でも見れると思います。ということで始めていきましょう!」
そして俺は人生ラブゲームを始めた
かなた「これは?子供の名前を決めてください?このゲーム子供からスタートするってことはやっぱ普通の人生ゲームみたいな感じなのかなー?まあ名前はかなたでいいかな?」
このゲームはよくあるすごろくの人生ゲームではなくノベルゲームだと気づいたのはゲームを始めて数分経ってからの事だった。
※ノベルゲームとはボタンを押して文章を読みすすめて選択肢を選ぶだけでエンディング(以下ED)を見ることができる簡単なゲームである。
20分後
かなた「お!もう保育園編も終わりかな?」
ゲームかなた「実は僕には好きな人がいるんだ!その子の名前は斉藤翔子ちゃんだ!
翔子ちゃんはいじめられっ子だった僕を助けてくれた子だ!でもその日以降いじめっ子達は保育園に来なくなったのだ。」
かなた「何それwちょつと翔子ちゃん怖いんだけど、でも保育園の頃から好きな子がいるなんてかなた君はおませさんだねーw」
ゲームかなた「僕は保育園最後のこの日に翔子ちゃんに告白しようと思っていた。そして、ついにその時が来たのだ」
かなた「お!どうなるんだ?がんばれーかなたーなんかこれ自分を応援してるみたいで変な感じだな。」
ゲームかなた「翔子ちゃん僕はいじめられっ子から助けてもらった日から翔子ちゃんの事がずっと好きでした!大きくなったら僕のお嫁さんになってください!」
かなた「告白はできたけど付き合う過程をすっ飛ばしてるんだけどwまあ子供らしくていいか。」
ゲーム翔子「私もかなたくんの事が好き!」
かなた「おお!これは成功か?この年でリア充なんて羨ましいなー俺なんて彼女できたことないのにーw」
と口で言いつつも実は俺には彼女がいる。だが面白いと思い視聴者には彼女のことを言ってない。
ゲーム翔子「でも私明日パパのお仕事のために引越ししなくちゃいけないのだからかなたくんごめんね気持ちだけ受け取っとくね」
かなた「お!選択肢がきた!んー?」
▷「翔子ちゃん大人になったら結婚し
ようね!」
▷「翔子ちゃん翔子ちゃん翔子ちゃん
翔子ちゃん翔子ちゃん」
かなた「なにこれw2つ目の選択肢めちゃくちゃ怖いんだけどwまあ実況者として選ばざるおえないか」
ゲームかなた「翔子ちゃん翔子ちゃん翔子ちゃん翔子ちゃん翔子ちゃん翔子ちゃん」
ゲーム翔子「え、何こいつめちゃくちゃキモイんだけど、ごめんさっきの事は忘れてねバイバイ」
ーGAME OVERー
かなた「まあ、そうだろうなじゃあ今度は上を選んでみようか!」
ゲームかなた「翔子ちゃん大人になったら結婚しようね!」
ゲーム翔子「うん!かなたくん約束だよ!それじゃあねバイバイ!」
帰り際に彼女の柔らかい唇が僕の頬に触れたことはこの先忘れることは無いだろう僕はそう思った。
かなた「おおー幼稚園終わったけどいい感じだなー」
かなた「はい!今回はキリがいいのでこの辺で終わろうと思います!このゲームのURL貼っとくんで良かったらやってみて下さい!
チャンネル登録高評価お願いします!」
動画を撮り終えた後のこのどこか寂しい感じはなんだろ。。。
(?)斉藤翔子→幼馴染 斉藤 翔子
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます