第25話 8月6日。

今日も暑い一日でしたね。


君の方はどうですか?

この暑さで体調を崩したりはしていませんか?


私は1番暑い時間を避けて行動しているので、

何とか今は大丈夫です。


昔のように君におぶってもらう訳には

いきませんからね(笑)


覚えていますか?

夏の暑い日に貧血を起こした私を

おぶってくれたこと。


「ポカリが飲みたい」と言った私に

アクエリアスを買ってきて謝った君。


私は、スポーツ飲料は全てポカリと呼んでいただけなので、アクエリアスでも全然大丈夫だったのだけど(笑)

君はポカリを買い直しに行ってくれました。

ごめんね、あまりの具合の悪さに

「どっちでもいいのに」とは言えなかったのです。


あとは、私の膝に急に水が溜まって

歩けなくなった時もおぶってくれましたね。


あの若さで足に水が溜まるって珍しかったみたいです(笑)


余程スポーツをしている人か、

老人が急に登山をしたか、

だと病院の先生は言っていました(笑)


それにしても、私は君に何度おんぶしてもらっているんだか(笑)


この2回だけでは無かったはずです。


本当に君に頼りっぱなしな私でしたね。

思い出すと恥ずかしさと感謝でいっぱいです。


今、もう君は近くにはいないし、

私も大人になったので、

自分の事はちゃんとしなきゃですね。


あまりに暑い日には、そんな事を思い出してしまいます。


君がそれを思い出す時は、

私とは違ってとにかく焦って大変だった事として

思うのでしょうね(笑)



それから!

毎度ですが、

この話は忘れてはいけませんでした。


「犬も食わない」

私はほとんど読み終わりそうです。


君は今どの辺ですか?


やはり尾崎世界観さんっぽくて、

面白いですね。


「犬も食わない」は、

タイトルから分かるように

恋人同士の痴話喧嘩の話です。


女の人の目線を千早茜さん

男の人の目線を尾崎世界観さんが

交互に書いていて、

1つの痴話喧嘩も

男女の立場が違うと考え方や見え方が

違っていて面白いですよね。

そして、男の人の情けなさが本当にどうしようもないはずなのに、愛おしくすら感じる。


そんなお話です。


あと、ラスト1章。

最後の最後は明日に取っておこうと思います。


君の感想も楽しみにしていますね。



では、明日も君にとって素敵な一日になりますように。


また明日。


おやすみなさい。



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