銃撃戦

奏 由夢

銃撃戦

後ろ 左 右 そして前

全方向から襲ってくる

迫ってくる弾丸をかわし 撃つ

そんなことを 永遠と繰り返している

敵は一向に減らない むしろ増えている

敵に囲まれ 傷が1つまた1つと増えていく

傷が増えるにつれて動きが鈍くなり また傷が増える


もう動けない 動かない

弾丸が一直線にこちらに向かってくるのがわかる

しかし それをよける力なんて残ってない

刻一刻と弾丸が近づいてくる

それはとてもゆっくりにみえた

その瞬間 死を確信した

刹那 彼の眼前はまっくらになった

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銃撃戦 奏 由夢 @yumusurs

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