第23話
少し気持ちが優れ無い気分でリンは立ち上がる。
ムシを破壊された事によって、相手の位置が把握出来無くなったジュリは、森林公園の森の中を歩き続けていた。
リンの気配を頼りに歩いている中、木の枝に登って身を隠していたリンが、ジュリの背後を確認すると飛び降りて背後から、いきなりジュリを押し倒した。
「ンン…」
押し倒されたジュリは、急いで起き上がる、そのスキにリンはジュリに近付き、唇を交わす。キスされたジュリは身構える事が出来ず相手の行為を許してしまう。
リンは、油断したジュリにすかさず、両手でジュリの胸を揉み、指先で乳首を転がす。
僅かな行為であるが、それでもジュリには大きな衝撃であった。
リンがジュリのスカートの中に手を入れて、ジュリの下半身の反応を調べると、既にショーツにシミが出来ていた。
「お姉ちゃん、ちょっと弄っただけでこんなに濡らすなんて、ちょっと驚きよ、体の方は大丈夫なの?」
リンの手を振り解きジュリは、リンから離れる。
「ひ…卑怯よ、こんな行為…」
今まで、優雅に振舞っていたジュリが初めて、恥じらいながら動揺する姿を見せる。
「ちょっと体を触れただけで、感じてしまうのですか?」
気になったオペレーターがミヤギに言う。
「普段から定期的にプレイや性処理などしている通常のアンドロイドなら、ちょっとした事で…こうはならないと思う。アリサは、さっきリンが図書館で指摘した様に、相手とのプレイや自分での性処理は、あまりしていなかったと思える。定期的にしてるのであれば言い訳など出なかった筈…。ラブドール機能のアンドロイドは、排泄行為が無い分、定期的に溜まった液を処理する必要がある、基本は性行為か、自分での性処理になる。それを行わなずいると…感度が高まり、ちょっとした刺激でも蜜が吹き出る事になるのだ。つまり…あらゆる面に置いて天才的な頭脳を持っていてもアッチの方は、リンが優勢と捉えるな。それにしても…あの慌て振りは相当な量を溜め込んでいると予想出来るな…」
正直、喜ぶべきかどうか迷う所がミヤギにもあった。
優勢を誇っていたジュリは、意外な部分での弱味を見せられて、リンから離れようとしていた。腰を屈めて左手を胸に当て、右手でスカートの裾を握っている。
「どうしたのお姉ちゃん、急に勢いが弱くなったみたいだけど?」
「ウウ…」
ジュリは自分でも、もう…どうして良いのか分からかった。彼女のワレメからは、まるでスイッチが入ってしまったかの様に、とめどなく汁が溢れ出ている。ちょっとした刺激でも敏感に反応してしまいそうで、今の状態でリンに更に襲われると、自分でもどうなってしまうのか分からず怖かった。
リンがジュリに向かって突進して来た。
「イヤ、来ないでー!」
急に相手が怖くなり、身を屈めるジュリ。勢いを失った彼女は逃げる気力さえ無くなっていて、そのままリンに押し倒される。リンの左手はジュリの両手を掴み上げて、右手でジュリの胸を撫で回す。
幼い少女が、自分よりも年上の少女を犯す…と言った異様な光景にミヤギやオペレーター達は唖然として見ていた。
「ほうら、お姉ちゃん怖がらなくても良いよ、私が優しくお姉ちゃんを介護して上げるからね。普段してもらえ無い分、タップリとオツユ出しちゃって良いよ」
「イヤ…ヤメテ、お願い…あっちへ行って~」
涙声でジュリは言う。
足をバタつかせるが、リンがジュリのスカートの中に手を忍び込ませて、ショーツの上から陰部を撫で回すと、ジュリの足は力を失った様に動かなくなる。
既にジュリの陰部は粘液と汁が大量に出て、ショーツは水分を吸ってびしょ濡れの状態だった。
「さあ…お姉ちゃん、いっぱいオツユ出しましょうね~」
そう言ってリンがジュリのショーツを脱がせる。ずぶ濡れのショーツはジュリの足を出て、近くの草むらの上にビチャッと音を立てて置かれた。
リンはジュリのスカートを腰の上まで捲り上げると、無毛の肉ヒダが現れた。
「ヤダ…ダメ…お願い、しちゃイヤァ…」
震える様な声でジュリは言う。
「無理は体に毒よ」
そう言いながらリンはジュリのワレメを撫で回す。
クチュクチュ…と音を立てて、ジュリのワレメは粘液で潤う。
「アハァン…アアァ…」
リンのワレメへの愛撫にジュリはうっとりした表情で赤面している。
ジュリに逃げる意思も抵抗する気力さえ無いと判断すると、リンは掴んでいた手を離して下半身の方に回り込み、思いっきりジュリの両股を押し開き、舌でワレメを舐め回す。
ジュル…ジュル…と、いやらしい音が響き
「アアン!アハァン!」
ジュリは快感に悶え喘ぎ続ける。
「こうすると、凄いでしょ?」
そう言ってリンは、右指の人差し指を膣穴に入れて、左手の指で陰核をつまみ上げると、それを同時に弄くり回す。
「アアー、ダメッ、ヤメテー!」
激しい快感に襲われて、首を振るジュリ。
リンの行為に、ジュリはイキそうになる。
「ア…アアー、もうダメェー…」
我慢の限界に達すると、ジュリの体は腰を浮き上がらせ、足先がピンと張り、絶頂感に達した。
イクと同時にジュリの意思とは関係無く、プシャーッと潮を吹き出した。
「ア…アア…」
絶頂感に達したジュリは、その場で力無く横たわる。陰部は快感の余韻が残っていて、汁が垂れ続けていた。
リンは、ある物を取りにミヤギの乗っている車へと行く。その間にジュリは逃げようと思えば逃げれたが…この時のジュリには、それだけの気力は無かった。
しばらくしてリンが戻って来た。意識が遠のいていたジュリは、リンが何か持っていることに気付く。
「さあ、お姉ちゃん勉強の続き始めましょうか?」
そう言ってリンは、小型のバイブをジュリに見せる。
それを見たジュリがヒッと怯えた。
「お願い…もう私をイジメないで…」
震えながらジュリは言う。2人の立場は完全に逆転していた。
「人聞き悪いわよ、お姉ちゃん。私はお姉ちゃんの溜まっている蜜を出させているのだから…感謝してもらわなければ」
「じ…自分で出来るわよ」
「ウソばかり」
そう言ってリンは、ジュリの股に手を入れて、ワレメから垂れ出る汁を確認する。
「私がお姉ちゃんのココを刺激してから、時間がもう随分経つのに、まだ汁が出ているじゃない。相当な量溜まっている見たいね。お姉ちゃんの彼氏って、全然エッチしてくれないの?」
「ハア…ハア…そんな事無いもん、此間やったわよ」
「此間って何時?」
「う…」
ジュリは返答に迷った。
「随分前にして貰って、それっきりなのね」
悲しいが事実だった。ジュリ自身も自分で処理する時間がないほど忙しかった。
「お姉ちゃん、無理しちゃダメよ。私が手伝って上げるから、頑張ってオツユをいっぱい出しちゃいなさい」
もはや…どちらが年上なのか分からない状況だった。それ以上にリンは、当初の目的を完全に忘れてジュリの性処理の手伝いをしようとしていた。
リンは小型のバイブをジュリのワレメに押し当てる。
激しい快感がジュリを襲う。
「イヤァー!ダメッ、ダメェー」
リンはジュリの陰核を皮から押し出す。突起している陰核…そこに集中してバイブを押し当てられるとジュリは激しい快感に全身が包まれて震え上がる。
「イヤー!ダメ、ダメー」
「お姉ちゃん頑張るのよ」
「アッ、アアン…」
「ほら…もう少し、頑張ってイクのよ、そうすれば溜まっている蜜も沢山出ちゃうからね」
リンは、ジュリの膣穴に指を入れて掻き回す。感度が高まれば、潮の量も沢山出ると考えたからである。膣穴に指を出し入れすると、白濁の粘液が指に絡み付きクチャクチャ…と、いやらしい音を響かせる。
「アアー、もうダメェ…イイッ…」
激しく仰け反り、ジュリは腰を浮き上がらせて絶頂感に達した。
プシャーッとジュリのワレメから大量の潮が吹き出して、辺り一面を水浸しにする。
小さな身体からは予想も仕切れない潮が分泌液と混ざり合い、噴水の様に周囲に飛び散る。
「ウウウ…」
絶頂感の余韻で、ビクビクと全身が痙攣していた。ワレメからは少量の汁が流れ出る。
ジュリはうっとりとした表情で目を閉じた。
「頑張ったね、お姉ちゃん」
「お願い…もう弄らないで…」
「そうね、少し休んだ方が良いわね」
そう言いながら、リンはジュリのワレメを軽く撫で回す。
「私、何か…お姉ちゃんの事が好きになっちゃったみたい」
そう言って、グッタリしているジュリの顔を優しく撫でる。
リンがジュリの身体に抱きつく様に一緒に横になってジュリの身体を愛撫している中、草むらを歩く足音が聞こえてくる。
「リン、そろそろ良いかな?」
男性の声に気付き、リンはジュリの捲り上げていたスカートの裾を下ろし、体を起き上がらせる。
「ミヤギ…」
リンの行為によって激しくイッたジュリは身体が震えて、起き上がれない状態だった。
(無理しちゃダメよ、お姉ちゃん)
リンが小声でジュリに伝える。
「彼女を研究所に連れて行くが…良いかな?」
「分かったわ」
「イヤよ、研究所なんか絶対に行かないわ…」
震えながらジュリは、木に捕まり起き上がろうとする。
「リン、彼女を眠らせろ」
「ハイ」
リンは、掌から電子波動を発した。
それを受けたジュリは、そのまま眠りに落ちて行く。
(お姉ちゃん…許して)
意識が遠のく時にリンの声が聞こえた。
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