第103話 桜雪『バング』を作った

 制作の過程はともかく『バング』こと『破烈の人形』を作った。

『バッシュ』と比べ格段に組みやすい。

 メーカー努力である。

 僕のような不器用な人間でも組み上げられるのだ、

「ありがとうございます」

 としか言いようがない。


 何が苦労したか?

 強いて言えば…『バッシュ』ほどではないが腕のポリキャップがキツかったこと…意外にもデカールが剥がれにくかったこと…後は…特にない。


 成形色は、自分のイメージと違うのだが…そこは我慢だ。

 全体的に満足の仕上がりである。


 コレクションケースの高さギリギリの角

「なんで、こんなに長いのに…このデザインが歪にならないんだろう?」

 永野護先生…神である。


 固定ポーズ派の僕にとって稼働は問題外である。

 MHは素立ちの美しさが全てなのだ。


 バッシュの隣に並べると…2倍マシでかっこいい。


 いやマジで、面倒そうだな~と思っている方がいたら騙されたと思って組んでみてもらいたい。


 部分塗装だけで、充分に見栄えするから。


 簡単に工程を…

 まず洗う、乾いたら仮組して塗装する場所を決める。

 同色を一気に塗装する。

 乾いたら色合いを確認して接着組み立て…

 コツはこの際にポリキャップのはめ合いを確認した方がいい。

 時折、妙に硬くハマらない部品があるからだ(バッシュはコレで苦労した)

 バングは肘が緩く、肩が固かった。


『バング』の反省点は、装甲の裏側のミッドナイトブルーで塗装したが濃すぎた。

 成形色の白がイメージと違うので塗れば良かった。

 ほぼ見えないのだがフレームを塗れば良かった。


 さて…次はフリマで買ったSR-3セイレイジュノーンだ。

 これは組み立て済み、塗装はされてないようで、デカールはないうえに、一部破損しているようだ。

 ベイルを塗って、デカールの代わりに紋章をプリントアウトして切り取ってマスキングして塗る予定だ。


「安物に手を出して失敗するなよ桜雪」


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