第13話 エイの夢

 誰かが釣りをしていた。

 僕は後ろで、その様子を見ていた。

 僕の後ろから来た男性が釣り人に声を掛ける。

 防波堤を超える様な大波、その中で2mほどのエイが泳いでいた。

 僕は銛を持ってエイを3度突き刺した。

 手応えは弱く、とても獲れるような気はしてなかった。

 大波の中から引きずり出すようにエイを防波堤に引き上げた。

 浅瀬で泳ぐエイが僕の足を刺した。

 足元を見るとエイは灰色の猫に変わって、僕の足元で、じゃれていた…。


 そんな夢を視た。

 夢占いではエイは吉夢のようだ。

 しかし泳いでいるエイではなく、僕は突き刺して引き揚げ、刺された…

 果して吉夢なのだろうか?


 仕事を終えて宝くじの当選確認をした。

「当たった…」

 1500円買って、1290円当たった…

 まぁ損はしているのだが、それでも嬉しい。


 大きなエイが優雅に泳ぐ夢でも視れば、1等が当たるかな?

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