まだ人生の1/4しか生きていない私が体験した貴重な不幸と幸福の話
しの
親に聞いた話
第1の不幸と言えば親に失礼なのかもしれないが父親が犯罪者という所からスタートだと思う。
汚い話私は略奪愛の末に結婚し出来た一番最初の子供。2歳離れた弟の武蔵がいるが父親とお母さんが離婚した後生まれたから武蔵は父親の顔を知らない。
世の中色んな犯罪があるが父親が犯した罪は免停くらって車を無免許運転してる上にまだこれから未来がある子供を撥ね植物人間にしたと。道路交通法違反となんちゃら罪。だと思う。
今思えば免停だけど仕事はしっかり行っているのはわかるし親の務めと思ったのだろうがまさか人を撥ねるとは思ってもみなかっただろう。幼い私と弟を連れてお母さんは実家に戻った。
ってお母さんには聞いた。
でも、なんでかこの出来事は小さなニュースにもならず新聞の小さな片隅の出来事だったとか。
私が逆の立場で自分の娘が撥ねられ新聞の片隅の出来事になるのは到底耐えられないと思う。その事を大きく取り上げて欲しい訳では無いが、やるせない気持ちになるだろうなと。
お母さんが言うには毎日毎日父親のケツを拭くために相手のご家族に会いに病院に行き頭を地べたにくっつける日々を送っていたそう。
この1件が収まってきた2年後くらいに私は記憶にはないが新しく引っ越した私たちの家の近所に何故か父親が来たらしく私は走って駆け寄って行き「父さん!」と抱きついたらしい。
それを見たお母さんは一体どんな気持ちになったのかな。
それから私は保育園生になり今の旦那と出会う。それはまた未来の話なんだけどね。
まだ人生の1/4しか生きていない私が体験した貴重な不幸と幸福の話 しの @maruq___
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