爺さん若返る

俺の名はナカダユウジ、元は65の爺さん・・だったよな??


大昔、住んでた借家の一室で目覚めた。

机にランドセル。

当時の流行りのアイドルだったキャ〇ディーズのポスター。


身体は??


ヒョロガリでなく、結構ガッシリした体格で小5なら最強だろう。

背丈も170cmチョイ。

顔は・・・

おお、希望通りのジャニ顔似のイケメン。

タマタマちゃんも付いてる!!


今度は生涯を共にしようね。タマちゃん。


洗顔して歯磨きしてると・・・。


「ユウジ、起きな・・・あら?珍しい。」


母親の声??らしい・・。


と、言うのも記憶にあるクソBBAと違うのだ。


松坂K子さんソックリの美女になってた。


まああんなBBAで無い分、勝ち人生だろう。

シンママなのは変わらんが、スナックを経営してるそうだ。

中身は爺なので母親がナニで稼ごうが無問題。


母親は朝まで仕事だったので今から寝るそうだ。

朝餉の準備はしてあるので食べて登校せよとの命令。


母上、感謝します。


御飯食べて皿を洗って皿拭いて・・。

ランドセル背負い登校。


背が高いので下手すると高校生に間違われるので中学まではランドセルにせよとの命令。


学校に行くと俺の席は一番後ろ。

まあ背が高いしね。


目の前のガキは・・・。


ヤツだ!!


前世で俺の玉ちゃんを潰したクソDQN!!


神様、ありがとん!!


俺は足を延ばしヤツの肩に載せてやる。


「ナカダ君、止めてよ・・。」


怖いのか敬語で俺に言うクソガキ。


前世で俺に絡む時の手段を俺にやられて困惑するクソガキ。


「ア??」


と凄むと黙る。


他の生徒には絡まないが、ヤツだけは魂に恨みが籠ってる。


玉を潰され生涯毒男を貫いた老人の恨みを思い知れ。


その日から俺はヤツに絡む絡む。


だが手は出さない。


ヤツがキレるのを待ってるのだ。


その間、俺は前世と違い、格闘技を習う。

柔道や空手、ボクシングだ。

金はいくら使っても減らないので、まずは身体に投資。


最大の武器は自分だしね。

刀剣類も裏社会を通じて確保。

普段はアイテムボックスに保管し、手ぶらで歩く。

拳銃は不要と言うかオーバーキル。


偶然知ったが、俺のアイテムボックス。

裏技があってね。


ダスト機能があるのよ。

例えばゴミをアイテムボックスに入れると、「削除しますか?」と言う。

OK出すと削除と言う名の廃棄機能付き。


試しに事件現場の死体をアイテムボックスに回収し削除したら見事に消える。

完全犯罪じゃん。


ちなみに削除した被害者の戸籍や存在は全て消える。


まあ死体はヤクザの死体だったので無問題。


心優しい庶民には手を出さないし、自分も一般人を装う。


さて楽しくなって来たゾ!!


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爺さん(元)の復讐が始まります。

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