あらすじだけで読んだ気分になる牧野さん第2話のあらすじ





 ある日の平日。犬伏はランチタイム会を企画する。その意図は、微妙にうまく行ってない牧野と長畑の人間関係を修復するというものだった。早速犬伏は牧野をランチに誘う。めくるめくゴチの響きに感動した牧野は参加を即決。さらに日本人の友達が欲しいヤイナー・アホネン23歳も加わり、後は長畑に奢らせる段取りを組むだけになる。

 長畑は当初奢りを拒否するが、犬伏の巧妙なトークに渋々奢りを了承する。長畑に奢られることをアホネンから聞いた牧野は露骨に嫌な顔をするが、ここまで来ては後にも引けないので参加することにする。長畑は待ち合わせ場所となっている受付にやってきた牧野を見て驚愕する。そして激しく動揺し、道中も終始落ち着かない。

 ランチタイムの舞台となるのは過去に犬伏が吐いちゃったお店、壇ノ浦である。早速四人はランチメニュー表から好きな物を選び、注文するが、気まずい空気が場を支配する。日本人の友達が欲しいアホネンは自分が奢ると長畑に言い、長畑は感動する。化粧室で場の空気のおかしさを思案していた犬伏は、牧野は長畑を意識しているのだという勘違いする。

 そして始まったランチタイムは犬伏と長畑の会話を聞く牧野とアホネンという構図になった。そこへ遅れてやってきた東矢宗継が場を温める。犬伏は牧野に長畑と東矢どっちが好みかを聞く。それを聞いた牧野は長畑だけは絶対に無い! と強い口調で否定し、長畑を傷つける。こうして荒れに荒れたランチタイムは長畑が精神崩壊して終了という運びとなった。 


※いいね、★、レビューを下さった方々の作品は多少遅れても必ず読みに伺います



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