『気になる牧野さん-Never Forget-』

伊可乃万

第令和『新しいルームメイトあらすじ』

長畑煉次朗は元高校球児で株式会社レインバスに勤める25歳のサラリーマン。親友の東矢宗継、日下ルリと共に社宅に暮らしていたところに、同じく大学時代からの付き合いである犬伏真希が転がり込んでくる。彼女は親友と２人暮らしだったが、大喧嘩して家を出ることになったのだ。そんな変わり始めた日常の中、自身の職場に新しい人、牧野玉藻が入社してくることを犬伏から告げられる。彼女は１８歳で高校を卒業したばかり。職場でやっていけるのか長畑は不安視していた。だが牧野玉藻は社会人サークルＧＡＭの副代表で秘書課のエース、指野美咲の従姉妹であることが分かり、犬伏は期待を膨らませる。

　牧野玉藻は社宅に入居することになったのだが、そこはかつてのＧＡＭの代表で死亡した小野木佳代が暮らしていた事故物件であった。

引越しの日、長畑たちに引越しを手伝ってもらっている牧野はここが事故物件であることを知るが「自分は霊感があるから大丈夫」とよく恐ろしいことを言い、皆を戦慄させる。そんな牧野は上京当日にひったくりにあった牧野を助けてくれた刑事の網浜凜２１歳と再会する。

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