[-] 余談6「サイコロ」
【サイコロと日本】
サイコロ(ダイス)って、日本だと時代劇のツボ振り「丁半」からも解るように、立方体(六面体)のサイコロが昔からあった。
(子供が最初に触れる機会は、すごろく かな?)
【すごろくのサイコロ】
自分が幼稚園卒園時だったか、すごろくを貰い、その時のサイコロの目が点じゃなく数字だったのを思い出します。出た数字を見てコマを進める…数字を数として認識するのに好都合でした。
【海外のサイコロ】
カジノのギャンブルにもサイコロ(ダイス)を使うものがあります。
洋画「幸福の条件」で、ヒロインが赤い半透明のダイス二つを持ち ダイスにキスをして盤面に振り投げる「クラップス」など。
【サイコロの形】
…サイコロは、立方体(六面体)だけじゃないです。
TTRPG(テーブル・トーク・ロール・プレイング・ゲーム)では色んなサイコロを使います。
TRPG用のダイスセットとして6形状7種類で売られていたりします。(4面体、6面体、8面体、10面体(一の桁、十の桁用)、12面体、20面体)
大抵のサイコロは、上を向いた面が、出目を示しますが、4面体だけは、角が出目になります。4面体(正四面体)は、正三角形4枚からなる立体で、昔の紙パック牛乳「テトラパック」も正四面体です。
正四面体(正三角形4枚)、正六面体(正方形6枚)、正八面体(正三角形8枚)、正十二面体(正三角形12枚)、正二十面体(正三角形20枚)で作られています。
正三角形や正方形なのは均等感ありますが、10面体サイコロは、何角形で出来てるんでしょうね。…正三角形の底辺をやや膨らました四角形です。正二十面体の対象角二点を垂直にし、横に上下に向いて並ぶ正三角形十面を取り除き、上下に残った五面ずつを互い違いになるよう少しずらして重ねて、隙間を角として埋めた形です。
【サイコロの用途】
ダイスは、東急ハンズへ行くと品揃えがいいですよ。数に限らず、大吉や凶等運勢書かれたおみくじダイスや、肉の部位が書かれた焼肉ダイス、焼酎やワインやカクテル…と飲み物書かれたドリンクダイス、ゴチか自腹かのゴチ自腹ダイス、ジャンルの書かれたカラオケダイス、半透明のダイスの中に小さな不透明ダイスの入ったダブルダイス、透明なキューブに小さな不透明ダイスが3個入ったスリーインキューブ…等。
【サイコロを使う理由】
パソコンや、昔のポケコン、スマホなんかでもデタラメな数字「乱数」を表示させることは可能で、それらはゲームや占いプログラムなんかで使われていたりします。それこそ すごろく的ゲームのサイコロなどに…
しかしそれは、完全なデタラメな数字ではなく、「乱数表」というものが用意された後にそこから拾われたものなんです。
星の位置を考慮する西洋占星術では位置を導き出すためコンピュータ処理が欠かせなかったりしますが、IT時代でもサイコロを使った占いも存在します。
サイコロを物理的に使うのには、完全なデタラメ数字を求める意味があります。
(こっくりさんじゃないけど神秘的外的要素の関与も期待してたりして)
【サイコロで運試しや 決めにくいものを代わりに決めてもらう】
マークシートの試験の答えを鉛筆のサイコロで決めてしまうネタ(?)がありますね。運を天に任せるみたいなコイントス的な判断材料にしたり…。
昔のアニメで(イタチに立ち向かうネズミたちの話)「ガンバの冒険」というのにも黒い2つのサイコロを持ち歩く「イカサマ」というキャラが居ました。
私は十面サイコロ(0~9までの出目)を5色持っています。
ナンバーズ3やナンバーズ4(数字選択式宝くじ)なんかに使えないかと模索中(^^;
【なぜ書いた?】
これも数字に関するものであるし、「何をしようか」と決めがたくなる場面って誰しもあり、その一つの決断材料にサイコロに託すというのもオツというか"あり"かと思ってね。
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