【人型を崩したような姿の怪獣は既に復興区画まで達し、ひときわ目立つ構造物をめがけて今にも腕を振り下ろそうとしている。慰霊式典が行われるはずだった、七・一七の資料館に】

◆基本データ◆

　コードネーム：ノスタルガ

　種別：光斑怪獣

　身長：44メートル

　体重：2万9千トン

　登場エピソード：第九話「まぼろしの故郷」

◆解説◆

　かつて怪獣災害「七・一七」に見舞われた地、寒原村。復興作業が進められている現在において再び出現した怪獣がノスタルガである。

　体の至るところに浮いた斑点が特徴。黄昏色に発光するこの斑点は、レキウムに体を蝕まれている証である。内側から身を焼かれる苦しみからノスタルガが逃れるためには、もはや生命活動を停止するよりほかにない。

　豪雨の降り続く下、復興区画に向かって進撃。落成したばかりの七・一七資料館に手をかけようとしたところでキリエスに阻まれ、スピリウム・レイの青い光の中へと消えていった。

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