7話目 自覚がないこと
それからずっと私たち3人は
一緒にいるのが多くなった
ある日3人で私の家で遊びに来た日
突然拓海が言い始めた
拓海「そーいえばさ、琉生と琉華初めてあった頃とは全然違うよね!なんというか、変わった!!
あ、いい意味でね!」
「んー……そうかな?
私はそんなに思わないかも…」
けど、お母さんにも言われたことがある
母「なにか学校でいい友達が増えたの?
琉華ってばずっとにこにこしてるし
学校に行く日を楽しみにしてるみたいで笑」
と、言われた。
学校に行く日を楽しみにしてるか〜!
まぁ、確かにこの2人に会うのが楽しみになってる。
こうやって3人でどうでもいいことで
話し、笑い合い……
あれ、これって……
ほんとの友達…?
拓海「琉華??どうしたー?」
「あ、ううん!なんでもない!」
ある瀬「確かに僕も変わったっていう自覚はない。」
拓海「えぇー!!
琉生は表情が柔らかくなったよー!!
琉華ちゃんは明るくなったし笑うようになった!!!」
「それは2人のおかげかもしれないね!」
ある瀬「まぁ、琉華が幸せならいいけど…」
拓海「ふーん……へぇー」
急に拓海が琉生をじーっと見つめながらそういった
「???」
ある瀬「どうした?僕なにか言った??」
拓海「後でちょっと話そーぜ!」
ある瀬「“後で”な」
拓海「あーい」
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