4話目 学校の王子との会話

「隣……なんで今まで気づかなかったんだろ」


ある瀬「学校の日は朝早く家をでて夜ぐらいに帰ってくるからな〜!

それでわからなかったとか?」


「ふーん……

あれ、でも、なんで今日は?早いの??」


ある瀬「今日は部活休み!」


あ、そっか…

学校の王子様は男子バスケット部に入ってるんだった


ある瀬「あのさ……僕達友達にならない??」


「え??」


ある瀬「僕、綾瀬さんに興味もってさ!

似たような名前だし!

それに綾瀬さんって学校だとお姫様みたいでしょ?」


「お、お姫様??なんの話??」


ある瀬「え??知らないの?


綾瀬さん、女の子からも男の子からも人気だよ?

『クールで美しいし可愛い』って!」


「そんなこと思ってるならいじめないでしょ…」


ある瀬「!!!

綾瀬さん、いじめられてたんだ!?」


「え、あ……言っちゃった…………」


ある瀬「いじめ無くなればいいのにね!」


「うん。そーだね。」


ある瀬「僕からも言っておくね!」


「ん。ありがとう」


ある瀬「いえいえ!

あ、お家の前で長話しちゃったね、ごめん

後、これ……」


ある瀬さんが紙を渡してきた


「??なに?これ??」


ある瀬「僕の電話番号とメールアドレス!

追加したら連絡してー!!」


「あー、うん。」


友達みたいな感じ……

友達ってこんな感じなのかな?


ある瀬「一応言っておくけど僕達友達だからね!じゃーね!!」


ガチャんっ


ひょこっと現れひょこっと帰っていった


お姫様……か。

ありえないのになぁ


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る