第8話 郡山到着!

 東京駅から新幹線でえんやこら、郡山市に降り立った熊一家。

 ここで、現地調達を予定していた、こぐまちゃんの離乳食を探しました。

 グーグルマップで近くのドラッグストアを検索したら、郡山駅の駅ビル(S-PAL)の中にマツモトキヨシを発見。赤ちゃんコーナーを覗いてみたら、和光堂さんのベビーフード弁当がずらっと並んでいて、難なくゲット♪ 1日目の夜〜4日目のお昼の分まで、大量購入しました。

 幸いこぐまちゃんはパンが食べられるようになっていたので、朝食はホテルのビュッフェで事足りるだろうと抜きましたが、それでも6食分。これだけ買うと結構重くてかさばるので、現地調達にして正解でした。ついでに、新幹線の中で切らしてしまったおしりふきも買えて一安心です。使いかけのおしりふきは、中身の量を確認してから旅行に出ましょうね(←)。


 さて、熊は福島で食べたいものがありました。それは……桃!!

 福島の桃の旬は7月〜9月ということで、ちょうどツイッターでもみずみずしい桃の写真がいくつも流れて来ていました。そこで見た郡山のフルーツピークスというカフェの桃パフェがすごく美味しそうだったのですが、パフェのある本店は郡山駅から離れた場所にあったので諦め……。

 どこか、フレッシュな桃が食べられるところはないかなあと、またグーグルさんに頼ってみたところ、

「んん? 郡山駅のなかにフルーツピークスがあるぞう?!」

 なんとなんと、駅ビルのお土産品フロアにフルーツピークス・エスパル郡山店があるではないですか! なんて素晴らしき郡山駅。

 早速向かうと、ショーケースにはフルーツタルトやパニエと呼ばれるゼリーがずらりと並んでいました。テイクアウトのお店なので、さすがにパフェはなかったけれど、その場で食べられるちょっとしたスペースがあったので、そこで桃のパニエを食べました。フルーツピークスのパニエは、フルーツがそのまま透明のゼリーに閉じ込められていて、桃の柔らかい甘味とみずみずしさを楽しめるゼリーで……もう、大満足です!


 郡山駅でお土産を見たり少しのんびりした後はタクシーで(※1)、予約してあるビジネスホテルに向かいました。

 お部屋に荷物を置いて、ふかふかのダブルベッドにこぐまちゃんを転がして、バスルームをチェック。お安めのビジネスホテルなので、ちょっと狭めの浴槽でしたが、なんとかこぐまちゃんをお風呂に入れられそうです。


 お部屋でこぐまちゃんの夕食を済ませてから、大人の夕食には、近くにある洋館のような外観のレストランに行きました。その名は「羅布乃瑠ロブノオル 沙羅英慕サラエボ」。よ、読めない……! けど、看板には「珈琲とお食事」と書いてあったので、ちょっとしたカフェかなと思って入ってみると、アンティークな店内は席が広めにとってある作りで、お食事メニューも豊富。子連れでも安心のファミレスのようなレストランでした(※2)。

 外観のイメージとは違い、お安めで美味しくて、子連れでも入りやすいこのお店が気に入ったので、次の日の夜もここで食べました。


 朝食はホテルのビュッフェで。こぐまちゃんには、食パンや卵焼きなどをチョイスしました。おかゆや茹で野菜とかがあればいいなと思ったけれど、無料でついてくる朝食だったので、贅沢は言いません〜。大人には十分楽しめるビュッフェでした。


 ホテルはイベント会場「ビックパレットふくしま」の近くにあるところを選んでいたので、会場には10分くらい歩いたら着きました。イベント当日はあいにくの雨だったので、近くのホテルに泊まれて良かったです♪



***

 イベント前に郡山を堪能しつつある熊一家。次章はお待ちかね! みちのくコミティアイベントレポですよ〜。 次回第9話「0歳児と一緒に参加する「みちのくコミティア」」をお待ちください。



***

※1:子連れでタクシー

普通の車に子供を乗せる場合にはチャイルドシートが必要ですが、タクシーは法律でチャイルドシートの使用が免除されているので、旅先でも子連れで乗れます。

チャイルドシートを貸し出ししてくれるタクシー会社もあるので、旅先で長時間タクシーに乗るなど、心配な時には調べて予約をするのも有りですね。

ちなみに、旅先でレンタカーを運転するときにはチャイルドシートが必須ですので、オプションでチャイルドシートも借りるといいそうです。


※2:羅布乃瑠ロブノオル 沙羅英慕サラエボ

熊は初めて知ったお店ですが、北関東や福島でチェーン展開されているカフェレストランみたいです。食べログで見てみる限り、どの店舗もアンティークな洋館という感じ。ただ、現在ホームページが見られない状態なので、店名の由来とかは分かりませんでした。気になる……。

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