冬もみぢ見つつ茶すするひとりかな
【読み】
ふゆもみぢみつつちやすするひとりかな
【季語】
冬もみぢ(初冬)
【大意】
冬のもみじを見ながらひとり茶をすすることである。
【附記】
下五を、「閑居かな」→「二階かな」→「浮世かな」→「わが身かな」→「余生かな」→「命かな」→「日なりけり」というふうに推敲を繰り返した。二階の案が模範的かと愚考するが、嫌味にならないように注意しつつ主観性をもたせる方向で調整した。
【例句】
侘びつつも酒の粕焼く冬紅葉
下りざまに又鐘きくや冬もみぢ
大木の四五枚残る紅葉かな 内藤鳴雪
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます