本当に懸命なんです

扉を開けたらそこは異世界のようだった。

「あなたには最強の魔法使いになっていただきます。あ、私この世界の女神なんちゃらかんちゃらと言います。それでえーっと、魔王を倒していただきたいのですが、その前に剣と銃を取りに行っていただいてですね、あ、あなたの魔法が安定しないと危険なので。それでですね、えっと、その前に冒険用の装備を国王様から受け取って、それでそのときには・・・」

「五十文字以内に要約してください。時間の無駄ですから。 」

まったく、試験会場はどこへ行ってしまったのだろう。

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