動乱の序章
第1話 傲慢
「うふふ、彼の国が
彼女は笑っていた、これから向かう国が自らの下についた後のことを妄想していたのだ。
「閣下、彼の国の港が見えて来ました、いかが致しましょう?」
「そうねぇ、取りあえず、港を包囲して、彼らの代表が出るまで待ちましょう」
「了解しました」
少ししてから。
「閣下!申し訳御座いません、包囲に失敗しました!」
「え!?なんで?攻撃してもいいって言ったじゃない!」
「それが、、、奴らの船によって多くが沈められたのです」
「なんですってぇ?」
オデッサ(ウクライナ)side
「不審船がこの港を包囲しようとしている?」
「はい、長官、100m程度の木製帆船が展開しています、出港する過程で近づいた民間船がルネサンス期の物と同じような物と思われる武器で攻撃されたとのこと」
「キエフに連絡しろ、攻撃許可をもらえ、それと、今港内にいる船に出港を禁ぜ」
「ハッ」
数分後。
「攻撃許可、出ました」
「よし、フリゲート、ヘーチマン・サハイダーチヌイを先頭に追い返せ」
「了解」
ヘーチマン・サハイダーチヌイside
「こちらヘーチマン・サハイダーチヌイ、攻撃準備を終えた、これより不審船の強行排除を開始する」
『了解、コルベット6隻が追随する』
「了解」
少しして。
「レーダー、目標を確認、主砲、よーい」
「主砲、よーい」
「、、、ウテェッ!」
ダン!ダン!ダン!ダン!
AK-100 100mm砲が次々と目標を打ち抜いていく、次々と木製帆船は燃えていく。
「目標、すべて排除しました、範囲内には不審船はいません」
???side
「ほ、本当なの?幻術とかじゃないの?」
「魔信でも確認しましたが、だめでした」
「そうなら、私が直接乗り込んでやるわ」
「だ、大丈夫で?」
「なーに、私も地位は低めだけど、剣術では国主催の大会で1、2位を争う腕よ、衛兵数名位なら、全員ぶっ飛ばすわ」
「出来れば慎重に、、、」
そして。
「ふぅ、ここが連中の港ねぇ、ふーん、以外と人が多いわね、、、ねぇ、そこに君」
「なんだ?」
「ここの領主、、、この町の長がいる場所はどこ?」
「(田舎臭いな)あそこに大きい階段があるだろ、そこを登れば、あとは勘でわかる」
「ふーん、ありがとう」
その後、市庁舎
「ここの整備は・・・」
「・・・スリが増えているな・・・」
「この地区なんだけど・・・」
(ふーん、まぁまぁいい建物ね、年季を感じる、古きよきってかんじね)
「おや、ここね」
「ん?なんだ?誰だね君?」
「うふふ、あなた、この町の長ね?」
「市長だが、なんだ?私は忙しいんだ、でてってくれ」
「生意気ねぇ、あなた、、、この町を私達に渡しなさい」
―――――――――――――――――――――――――――――――悪役登場
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