第11夜 猫が壊れるまで
生きるのを休みたい日
立ち止まりたい日
月の雫石
一つ手にとって曇り空
雨を降らせて押し流す
壊れるまでに止めれるか
一息、ため息を吐いた日
残りの珈琲をこぼした日
月の願い
二つすくって曇り空
煙にまかれてひた隠す
晴れるまでに止めれるか
その涙
わたしの詩で止めれるか
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