第2夜 結局のところ

結局のところ、わたしは書かざるを得ない人間なのだ



わたしの心の汚点を美しく着飾り、装飾し、雅に魅せればわたしは満足した


それは自己満足以外のなにものでもなく。

わたし以外の心を動かすことはない。



結局のところ、誰が為に言葉を紡ぐことはできず、我が為にわたしは言葉を囀ずるだろう



それはきっと、朝霞のようにどうでも良いものだ

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