ニューロンの墓地
惚狭間(ぼけはざま)
孺子の現下
どこにでもある癇癪の尾を、踏まないようにと躍起になる
今日に座して待つのは、明日じゃなくてきっと昨日
いつまでも色褪せないように、灰色にした墓石
皆が今を生きる大人になってく様を見て
スクリーンの前で自らの幼さを恥じる夜
モノクロームの思い出の庭で、幼子が今日も笑顔を示す
悲しみに暮れる葬儀の中、一人笑う遺影のように
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