鏡を拾う。そして、この世の果てを見る

灰沢 涼馬

序章 鏡の転生者

第0日目 

ある初夏の日、いつも通りの街並みがある。

だか、今日はいつもと違っていた。

……鏡が落ちてた。……

しかも、誰も使わないような形をした鏡だった。 

 【なんだこれ】

でも、使えそうだったので興味本意で、拾ってしまった。それが間違いだった‥‥‥。

 次の日、スーツを着て外へ出ると、目の前に見たことのない場所が広がっていた。

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