♪その都度 ちがう 滅茶苦茶な  話・・・

流浪の人魚

第1話  死人に  鞭 打ち。




  、は




っ。





「はぁ  は」。



今さっきか ら   ど・・・?こ を

走っているの か   理解 も   儘【まま】  ならないま ま



疲れ に 圧されて   その場に   倒れ込 む。





、そうし て   ぐ っしょり  汗で 身体を  濡らして


とて も   重い 目蓋 は    閉鎖 したのだっ た






(死んだの か!?




 

[ チ


ッコク] ・・・  「 チ」 チ。




か すかに  時計の 音が 耳に  ささやい てい た






午後  15:01




丁度、


時計の針 が   停止し た。


人生という名の 歩んでき た  針・・・





男という 時計 が   刻まなくなっ た


 





人生 は    時計 。。 。だ



懸命に 刻む  音は   心臓の お と   な んだ




、けし て


ありきたりで   ありきたりではな い


いきもの の中に  生を 受けた 瞬間から 組み込まれた 部品





それを 望み続ける事が  嫌にな り

死を 選んだの だ・・・



、し かし


意外な 方向へと  事態は  向かってい く。







「 他殺・・・ 」。





!な?ぜ   こうなってしまったのか は   分からない が




・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 。




[ 殺された 凶器 は・・・? ]





「、まだ  みつかっておりませ ん」








『 速報です 、ーー - さん を


殺したと 思われる 男が  逮捕されまし た  』。。 。






実際 この 男は   ころしてなどいな い



たと え   冤罪でも 捕まるのは  一瞬・・・



、だが

ニュースでの 報道や 人の うわさは  驚く ほど  長く 、酷。




〈  !ってね!ー よ〉






動物の 鳴きごえのよう に  扱わ れ


男は   部屋の中心に   白く

吊るされた 紐を 首に  か け





足元を 「!スト ン 」 と ・・・ 目隠 しを 受けなが ら

うごかなくなっ た




死刑 に 遭う 事に  なったの は

・・・俺の せい  なんだよ な




たま た ま   連続 殺人が 起きている 最中に

、俺



自殺 しちゃったか  ら






END


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