第12夜 バス、銭湯、逃走劇
①地元の友人と五人くらいで旅行に出かけている。
見知らぬ住宅地のような場所でバスに乗ったが、私はICカードにお金が入っていないことに気づく。バスは現金で支払うとお釣りが出ないので面倒だ。仕方なく運転席の隣の両替機に向かうと、両替機でなくなぜかICカードのチャージの機械があった。お、ラッキーと思ってICカードに5000円チャージする。
②場面が変わって私は大勢の学生と銭湯に来ている。面子を見ると高校と中学の同級生がごちゃ混ぜになっているようだ。謎の面子である。ここでは皆が水着に着替えて風呂に入るのがマナーの様だ。私はちょうど風呂から上がったところのようで、服に着替えている最中だった。
③また場面が変わる。
小学校のような場所にいる。自分は小学生ではなくただの一般人なのだが、なぜか三年一組の担任の顔を見なければいけないという使命感に駆られている。三年一組に向かって廊下を走る。
三年一組に着く前に少しずつ追手が現れる。おそらく校内に入り込んだ不審者を捕まえるべく、他の先生達が追ってきているのだと思われる。それをかわしてやっとのことで三年一組のドアを開けるが、逆光で担任の顔は見えなかった。
ミッションは一応終了したので、ここから逃走に入る。逃走といってもゴールがあるわけではなく、ただ漠然と逃げ回るしかないのでいずれは捕まるだろうと覚悟しながら逃げる。変なところで冷静である。しかも、捕まってもちょっとした注意ですむだろうという妙な確信があった。でも捕まるのは嫌だし恥ずかしいので必死で逃げる。校舎中を逃げ回ってとうとう外に出た。いつの間にか追手は数十人に膨れ上がっている。校舎の外ということであまり隠れる場所もない。建物の裏に隠れながらいよいよ捕まるしかないか、と思ったとき目の前の地面が土でできていることに気が付く。花壇でもないのになぜかこの辺りの地面はふかふかの土だ。私は地面を掘って土の中に隠れた。が、完全に埋まりきる前に追手が来て見つかってしまった。
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