目撃者を探して

 翌日、朝食をとるやルークスはフォルティスと王宮精霊士室へ向かった。

 室長のインヴィディア卿は今日も体調不良で登城していないとのことだ。

 ルークスらの休み延長について、陛下から学園への要請は「室長が不在で判断できない」という回答だった。

「ここの立ち位置がはっきりしたね。平気で陛下の希望を無視できるんだから」

 と去り際にルークスがフォルティスに話すのを聞いて、室員たちは青ざめた。


 王宮精霊士室を後にしたルークスはフォルティスに尋ねる。

「あとは従者が殺された王都の裏町かな?」

「騎士団長墜落現場を忘れずに」

 城の中庭に出て、城門の両側にある塔の左に入った。

 らせん階段を登って城壁の上に出る。

 曇った空の下、四隅にある塔まで見通しは良く、隠れられる場所は大型弩バリスタの陰くらいしかない。

「夜なら隠れられるかな?」

「いえ、不寝番が立っていますから」

 フォルティスが指す先、角の塔までの間に紅の制服を着た衛兵が直立不動で立っている。

「目撃者がいても、その記録も当人も残っていないでしょう」

「隠れる必要ないのか。衛兵に突き落とされるなんて誰も想像しないから」

「あ……」

「で、実行犯は衛兵引退後に口を封じれば、城内では事件は起こらない」

 ルークスは胸壁から顔を出して見下ろす。

 城壁の外、広場は石畳である。

 クッションになる植え込みなどは無い。

「この高さで下が石。足から落ちても助かりそうにないね」

 ルークスは周囲を見回してから、城壁の内側も見下ろした。

「どうしました?」

「木が生えていたら、ドリュアスが事件を見たかもって」

 フォルティスは息を飲んだ。

 王立精霊士学園は四大精霊を使役する精霊使いを養成するのが目的である。

 そのため教育内容は四大精霊に偏り、他の精霊はさわり程度しか教えない。

 学年主席のフォルティスは、学園が教えたほとんどが頭に入っている反面、教えない事には不案内など学園の方針に強く影響されている。

 対してルークスは成績が学年最下位。

 さらに学園が禁じた「精霊と友達になる」を貫徹するなど学園の方針を無視してきた。

 それがドリュアスに証言を求めることを思いつくか否かの差であった。

 学園の方針に最も従った者と最も逆らった者、と二人は対極に位置している。

 性別以外の共通点を探すのが難しいほど違う主従であった。

 城の内外にドリュアスが宿るほど年輪を重ねた木は見当たらない。

 外の広場は石畳だし、中庭には生け垣や花壇しかなかった。

「風精なら常にいます」

 とフォルティスが言うとルークスは首を振る。

「そりゃシルフはいつでもいるけど、事件の瞬間にここにいたシルフを探し出すなんて砂漠で砂の一粒を見つけるみたいなもんだよ。それに時間の感覚が人間と違うから、九年前と言われても分からない。木の精霊なら動かないし、季節が重要だから年数は確実だ。王城で人が死ぬなんて滅多に無いはずだから、覚えていて不思議じゃない」

「ルークス卿、あなたは精霊学の成績が悪かったはずなのに、なぜそこまで知っているのですか?」

「だって友達にドリュアスが大勢いるから」

 フォルティスは思い出した。ルークスが学園の木々に宿るドリュアス全員と友達になっていることを。

 精霊に関する知識は学問として学んだのではなく、友達から聞いて覚えたのだ。

「ですが一応、聞いてみては?」

 ルークスは上を向いて虚空に問いかける。

「どうかな、インスピラティオーネ?」

 すると姿を消したままグラン・シルフが答える。

「シルフは気の向くまま吹き流れるものです。『九年前の特定の瞬間にどこにいた?』と言われても、人間とて答えられますまい。人が人を殺すのもありふれた事、知り合いでもなければ気にも留めませぬ」

「だよね」

「この場で、通りすがるシルフに『ここで殺人を見たか』と尋ねれば、いずれは目撃者が見つかるでしょう。しかしそれは千年後か万年後か。目的が無ければ、同じ場所に来ることは偶然以外に――」

 聞いているうちにルークスは別の事に思い至った。

「!?」

 いきなり塔に戻り、らせん階段を駆け下り中庭に出る。

「どうしたのです?」

 追いかけたフォルティスは、生け垣の根元にしゃがんでいるルークスを覗き込んだ。

 生け垣の根元に指先ほどの人影がいる。

 ルークスは植物の精霊リーフを呼び出していたのだ。

「声が小さすぎて聞こえない。ノンノン、聞いてくれ」

「頑張るです」

 ビシッと敬礼した手の平サイズのオムは、ルークスの肩から腕を滑り降り、生け垣の根元に立った。

 土が無ければ植物は生きられないように、土精は植精と近い関係にある。

 小さなオムの幼女はさらに小さいリーフと手を繋ぎ、ルークスとの架け橋となった。

「君たちはいつからここにいるの?」

「八春前から」

 とノンノンがリーフの言葉を発した。

「それまでここに誰かいた?」

「グラスたちと、ドリュアスもいたみたい」

「教えてくれてありがとう」

 ルークスはリーフを解放したが、ノンノンは戻るのをためらった。

「ルールー、顔が恐いです」

「ごめん。僕は今、嫌な事を考えているんだ。国土の半分を失い賠償金を支払った直後に中庭の整備なんて、怪しすぎて笑えないよ」

 妹も同然のオムが怯えるほどルークスの怒りは強烈だった。

 胃の腑が熱くたぎり、血液が全身を駆け巡り頭蓋骨内で鼓動を反響させる。

「ドリュアスの口封じで木を切り倒したのなら、そんな精霊使いを僕は許さない」

 主人の険しい表情と強い声に、フォルティスは覚悟を決めた。 

 ルークスが怒るのは、家族や精霊に危害が加えられるときだ。

 精霊に無理難題を押しつけた神学教師に、猛烈に反発したのもつい先日である。

 司教位にある神学教師からルークスは「神殿からの破門」という死刑以上の処罰を言い渡された。

 やりすぎで教師は解任されたが、それまでルークスは一歩も退かなかったのだ。

 そこまでして精霊の側に立つからルークスは精霊に好かれるのだ、とフォルティスは理解している。

「城に来ないなら、こちらから出向くまでだ」

 そのルークスがインヴィディア卿との対峙を決した。

「では連絡を――」

「先触れはしない。奇襲しないと逃げられる」

(ああ、彼はいくさを始めたのだな)

 リスティアの大軍に突撃した猛者が進軍を開始したのだ。

 もう誰も止められない。

「せめて冷静になるまで時を置いてください。今あなたは感情的になっています」

 インヴィディア卿の屋敷より先に裏町へ行くようフォルティスは説得した。


                  א


 光があれば影ができる。

 王都アクセムの繁栄の裏側も、やはり暗かった。

 ルークスとフォルティスは王都の裏町と呼ばれる地域に来ている。

 人気ひとけが無い路地は狭くて曲がりくねり、先が見えない。

 道の脇には水たまりが点在し、時折ネズミが走った。

 路地の両側は高層建築が立ち並び、灰色の空が細長く切り取られている。

 一階の窓はどれも板が打ち付けられ開かなくなっていた。

「とてもじゃないけど、騎士や従者が来る場所じゃないね」

 ルークスは悪臭に顔をしかめた。酒や小便、吐瀉物などの交じった、腐ったタンパク質の臭いがただよっているのだ。

 事件現場は井戸があるだけの小さな広場だった。

 来るまでの間人っ子一人おらず、昼間なのに主婦が洗濯をしに来る気配もない。

「主様、建物の中でこちらを伺う者が大勢おります」

 姿を消したままグラン・シルフが話しかける。

「見慣れない人間が来たから警戒しているのかな?」

 ルークスの方は警戒もせずに言う。

「この分じゃ、事件の目撃者がいても証言してくれそうにないね」

「後方より数名が接近してきます」

 不可視のまま大精霊が警告した。

 広場に現れたのは手に手に太い木の棒を持った四人の男。二十代前半から半ば、見るからに荒くれた男たちだった。

「おい兄ちゃん、ずいぶんと豪華な剣を持っているじゃねえか」

 リーダー格の荒くれ男がルークスの腰に下げた剣を指した。

「剣を持てるってことは、御貴族様ってことだな」

「貴族の坊やが来る場所じゃねえぜ」

「ここいらは危険だ。俺らが安全な場所まで案内してやるよ」

 威嚇のそぶりをしながら口々に好き勝手に言う。

「どうしよう?」

 ルークスは考えた。

 小さなランプを腰に付けているし、水筒もある。サラマンダーでもウンディーネでもすぐ呼べる。

 グラン・シルフを向かわせると、周辺警戒が疎かになってしまう。

 フォルティスが無言で男たちとルークスの間に立つが、彼を危険な目に遭わせるわけにはいかない。

 ルークスは火事などで騒ぎが大きくなる心配が無い選択肢に決めた。

 水筒の蓋に手をやる。

「主様、もう一人来ます」

 第五の男が現れた。

 荒くれ男たちの頭越しに顔が見えるくらい背が高く、肩幅もたっぷりある。

 偉丈夫と呼ぶに相応しい大男が、それでいて静かに男たちの背後に立った。

 赤茶色の短い短髪、右目は黒い眼帯で隠されている。左目だけで見下ろしているが、前にいる四人はまだ気付かない。

「おいおい、ガキ相手に何イキってんだ?」

 だみ声の不意打ちを頭上からくらい、荒くれ男たちは飛び上がるほど驚いた。

 慌てて前に出て、仲間にぶつかり一人が転んだ。

 逃げかけた男たちだが、相手が単独と分かると踏みとどまった。

「驚かしやがって!」

 リーダー格は棍棒を振り上げ、大男に向かう。

 だが振り下ろす前に棍棒を掴まれた。

 巨漢は片手をひねっただけで苦もなく棍棒を奪い取る。

「おいおい、こんなもんで殴られたら、痛えじゃねえか」

 高々と掲げた棍棒を、上体ごと振り下ろす。

 逃げ腰になったリーダーの足下を棍棒が叩いた。

 激しい音を立てて踏みしめられた地面がひび割れ、根元から折れた棍棒が飛ぶ。

「ば……化物……」

 腰を抜かしたリーダーに、大男は並びが良い歯をむき出して笑ってみせた。

「ああ、よく言われるぜ」

 手下の一人が声を裏返した。

「そいつヤバい! 傭兵のサルヴァージだ!」

「え!?」

「こいつが!?」

 心当たりがあるらしく他の手下たちが驚く。

「ほほう。俺様も有名になったもんだな」

 荒くれたちは顔を見合わせ、腰を抜かしたリーダーを引きずると広場から逃げだした。

 サルヴァージと呼ばれた巨漢はルークスらに笑いかける。大きな歯が墓石のように並んで見えた。

「よう、ガキども。怪我はないか?」

「一応、お礼を――」

「主人の窮地を助けてくれたこと、感謝する」

 ルークスの言葉を遮ってフォルティスが礼を述べた。

「――言っておきます。ありがとう」

 止めきれなかったフォルティスがにらむ。男の表情が険しくなった。

「一応だと? そりゃどういう意味だ?」

「親切にされたらお礼を言うよう、親からしつけられました」

「お、おう。そうか」

 巨漢が面食らった。

「じゃなくて、一応の方だ。まさか坊主どもが『あいつらを蹴散らせました』なんて言うんじゃねえだろうな?」

「僕らは何もしません。する必要もありません」

「おいおいおい、おい。俺にゃあお前さんの言うことがサッパリだぞ」

 と男は片手を頭にやる。その耳元で女声がした。

「我らがお守りしているがゆえ、何人なんぴとたりとも主様を傷つけることはかなわぬ」

 サルヴァージは反射的に振り返った。

 誰もいないと見て取るや、巨体に見合わぬ敏捷さで飛び退き、低い姿勢から周囲に視線を走らせる。

 小さな広場には少年二人がいるだけだ。

「どこにいやがる!?」

 全身の神経で見えない女を探すも、気配もない。

「ここにおる」

 再度耳元でささやかれ、巨漢は地面に身を投げ転がり、その間に棍棒の残骸を拾い、跳ね起きた。棍棒を構え頭の上から路地の奥まで素早く見て、誰もいないことを確認する。

「いない……そうか、精霊か!?」

 ルークスの頭上にインスピラティオーネが現れた。

「ご名答。ゆえに、そなたが主様に恩を着せようとしても無駄骨ぞ」

「グ……グラン・シルフだとぉ!?」

 巨漢は露出している左目を限界まで剥いた。

「ま、まさか坊主は――」

 途端にサルヴァージは相好そうごうを崩した。

「おいおいおい、戦場の英雄とこんな所で会えるなんて、俺も運に恵まれているぜ」

「ぬけぬけと。主様の後を男たちが付けたの見て、追いかけたのであろう」

 グラン・シルフの指摘に傭兵は悪びれずに言う。

「おうよ。貴族のガキに恩を売ろうとな。けどそんな事より遥かに良いぜ。まさか、噂のルークス卿と話ができるなんてな」

「悪いけど僕は忙しいので、話し相手なら他を探してください」

「待て待て待て。騎士様がこんな所に来るなんざ訳ありだろ? 俺はこの辺で顔がくんだ。役に立てるぜ」

「傭兵はいりません」

「心配いらねえ。俺の有能さを知って欲しいだけさ。次の戦争で雇ってもらうためによ」

「僕は軍の幹部どころか軍属でもないので、傭兵の雇用には関与しません」

「軍のお偉いさんに口を利いてくれると助かるんだがよ」

「傭兵の評価基準も知らないので無理です」

「今回の戦で俺はアグルム平原とソロス川で大型弩バリスタ要員やっていたんだ。設置はゴーレムがやっても、調整やら照準やらは人間がやらなきゃならないだろ? それだけなら片目のハンデもねえし」

「片目? 隠している右目、見えているのに?」

 サルヴァージは左目を限界まで大きく見開いた。

「な、なんで見えていると?」

「さっきインスピラティオーネに驚かされて周囲を見回したとき、右目の死角をカバーしませんでした。危険を察知した人間が警戒するとき、死角を残すなんて考えられません。だから、右目は見えているはずです」

 あんぐり口を開けていた大男がその場で片膝を付いた。

「こいつは恐れ入った! あんた噂以上にすげえぜ。これははくを付ける為のもんだ」

 サルヴァージは黒い眼帯を取り去った。右目は左目と変らず、茶色い瞳でルークスを見つめる。

「長いこと片目を隠していたが、気付いたのはあんたが初めてだ。さすがフローレンティーナちゃんが騎士にするわけだ」

「ちゃん?」

「おおっと、これは失礼した。この国の女王様に失礼なことを。いやな、俺は十年前の即位パレードで女王陛下を拝見して、一目見るなりぞっこん惚れちまってな」

「あなたもう四十は行っているでしょ? 三十男が五歳の幼児にぞっこん?」

 変態男にルークスは体ごと退いた。

「そこはスルーしてくれ。で、年を重ねるごとに美しくなる女王陛下を見て、いつか役に立ちたいと思っていたんだ。もちろん九年前の戦争でもパトリア軍で戦ったぜ。ただ、当時はまだ騎兵だったんで大した働きはできなかった。で、戦場を渡り歩いて大型弩の腕を磨いてきたのよ」

 傭兵の長広舌にフォルティスが痺れを切らした。

「いつまでもならず者の相手をしているのは時間の無駄です」

「そりゃねえぜ。俺は役立つぜ」

 粘るサルヴァージにルークスは問いかける。

「九年前、ここで起きた殺人事件について調べているんです」

 がくりと巨漢はうな垂れた。

「そりゃ無理だ。ここいらじゃ毎日のように人が殺られてんだ。殺人なんて、この辺じゃ病気や老衰より多い死に方なんだぜ。覚えている人間なんているわけがねえ」

「殺されたのは騎士団の従者。恐らく犯人はここの人間じゃない。余所者よそもの、それもかなりの人数か、相当な手練てだれが潜んでいたはず。それなら覚えている人間がいても不思議ではないでしょう」

「九年前か……前の戦争の時……まだ俺がこの国に足場を作る前だな。けどなんで――そうか。あんたの親父さんの件か」

「ルークス卿!」

 フォルティスが警告を発する。

「安心しな。傭兵は雇い主の秘密は厳守する。信用されなきゃ雇ってもらえねえからよ」

「信用だと? 名前や言葉からして、そもそも貴様はこの国の人間ではなかろう?」

「確かに俺は外国人さ。じゃあお聞きしますが、外国人がこの国の女王様に認めてもらおうとした場合、戦場で手柄を立てる以外あるんですかね?」

「知るか」

「なるほど。だから僕に取り入ろうとしているんですね」

 とのんびりとルークスは言った。

「おうよ。今をときめくルークス卿の役に立てたなら、女王陛下に拝謁かなうかも知れねえだろ?」

「そういう下心があるなら信用できるかも」

「ルークス卿!?」

 ルークスは頭上を仰ぐ。

「インスピラティオーネ、彼の本音は間違いない?」

「感心できませんが、女王への思いは確かでしょう。ただ、それで主様を裏切らぬ保証とするには弱いかと」

「そりゃひでえ。俺様の女王陛下への気持ちは本物だぜ」

「黙れ。主様より強い伝手つてが得られれば、そちらに乗り換えぬと誰が言えよう?」

「そりゃ――確かにそうだけどよ、ルークス卿以上の伝手が、俺みてえな人間の前においそれと現れる訳ねえだろ?」

「裏切らせる為に持ちかける者もおろう」

「まさかルークス卿にそんな敵が――ああ、そうか。リスティアにとっちゃ並み居るパトリアの将軍はおろか元帥閣下より目障りだもんなあ」

「なんだ、下心の信用はその程度ですか」

 とルークスは言うのでフォルティスも安堵した。

 次の言葉を聞くまでは。

「で、九年前の件について、話せそうな人の心当たりはあるんですか?」

「ルークス卿!?」

「言っておきますが、犯人の正体程度じゃ陛下の前には案内できませんよ。実行犯なんて雑魚ですから」

「任せてくれ。ここいらの事情に詳しい奴を紹介しますぜ」

 先に立つ傭兵の後ろで詰め寄るフォルティスにルークスは言う。

「だって蛇の道は蛇でしょ? 僕らが聞き込んだって見つかるとは限らないし、何より時間の節約になる」

「しかし――危険です」

「グラン・シルフを敵に回してさらに頑張れる人はあまりいないと思うよ」

 主人の危機感の無さにフォルティスは頭を抱えた。

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