第63話 令和的『傷だらけの人生』
ごきげんいかがですか?
「古いやつだとお思いでしょうが、ホントに古い老いぼれなもので『正解は越後製菓!』と真麻のオヤジみたいなジジイギャグしか言えないものでございます……」
しかし、あの真麻のオヤジは、ピーチ・タロー・ソルジャー役で『アベンジャーズ』のパックリ映画であります『アドベンチャー・ファミリーズ』に出演しておりますが『アドベンチャー・ファミリー』というタイトルの映画をわたしは幼稚園児の時、実母に無理矢理観せられたことを、いまでもはっきり覚えています。ですので、この映画はタイトルは完全に『ぱっくりさん』の登場案件なのですよ。ああ『ぱっくりさん』というのは、最近わたしの周りによく出没している『うっかりさん』と縁戚関係にある民間信仰の神でして、主に三流芸能界や出版関係あたりに多くいると思われます、いわゆる換骨奪胎野郎のところに現れるそうです。いまのところ、わたしの前には現れておりません。『パックリさん』がわたしの前に現れることになるときには甘井先竭につき筆を折り……いやいや、近頃のわたしは筆なんて筆ペンも含めて観たことすらなく、鉛筆もボールペンさえも滅多に使いません。というより手書きをしません。だから、ひらがなの「あ」が書けない。(ただ、その時って狂い切っていた頃なので、一概に手書きうんぬんとも言い切れないのですが……)ああ、たまにマジックペンを使って字を書くのは茶目っ気ではなく、指先が不如意なため、大雑把な字しか書けないからですよ。では、筆記具に成り代わり、このMacBook Proを生贄に……ダメダメ! それは、とんでもないことでございます。こいつ無くして、わたしの残りの人生、それはもう半永久的に『緩い終身刑』のごとく、無為で無意味っぽいものですが、そちらをせめて、日々多少なりとも面白愉快に過ごすことなど出来ようはずがありません。絶対に壊してなるものか! 先日コンクリの地面に落としましたがね。本当に傷だらけのローラではなく、傷だらけの人生を『わたしと歩いた八年間』という曲に伊勢正三さんの遠い他人の伊勢海老正蔵というシンガーソングライターが作詞作曲したのですがCD化もネット配信もされている気配がありません。もちろん、伊勢海老のところには『ぱっくりさん』ご本人登場だそうです。
なお『日本語はできるだけ正しく使おうの会』会長代行のわたしから苦言を申せば「とんでもございません」という、ものの言い方は間違った用法ですから皆さん、恥ずかしいですからこんな物言いはしちゃいけませんよ。
正しくは「とんでもないことです」なので、まあ「とんでもない!」なんて言い方くらいは許してあげます。
えっ? 「うるさいジジイだ」ですって! おうおう、あんたさんのおっしゃる通り、わたしはジジイですから、うるさくて当然ですよ。でも、いまの我が肉体は『リトル白鵬』になってますからね。文句があるなら相撲で決着をつけましょう。あんたさんを喉輪攻めで咽頭をぶっ潰し、麒麟児、富士桜という、昭和天皇お気に入りのお二人直伝の突っ張りで胸骨を破壊してやりましょう。もっと本格的に闘いたいなら、銃刀法の関係で、物干し竿を薙刀の代わりにして攻撃しますから、あなたが遮那王でもない限りは、この長めの物干し竿で、顔面を思いっきり突いて、前歯を全部折って差し上げることになります。そうですねえ、インプラントでしたら、きぬた歯科ですかね? 自由診療ですけど。ああ、あそこって兄と弟が八王子と鴨居で別々に歯科を経営してボロ儲けしてるのですよね? みかじめ料貰わないとダメかな?
「何から何まで、真っ暗闇よ。すじの通らぬ、ことばかり 。
右を向いても、左を見ても、ばかと阿呆のからみあい 。
どこに男の、夢がある……」
なんですか。サイレント盆踊りって? 盆踊りが仏教が起源、釈迦如来の弟子が母親を思う気持ちから始まったと知っていたら『音頭の音がうるさい』なんて罰当たりなこと言えませんよね。要は無知なだけです。上の階のキチガイ女の騒音こそ「うるさい!」と怒鳴っていいのに、わたしが本当にそれをやりましたら、キチガイ女が『真夜中のナイチンゲール』ではなくて、真夜中、午前一時に不動産管理会社の担当者に「殺される」とメールした話はしましたっけ? 結局、自分の非は認めず、被害者面してやがるのです。ロクに挨拶も出来ず「こんにちは」とわたしに言われて、硬直した母親(たぶん。祖母の可能性あり)のことも鑑みて『マジキチ血族』なのでしょう。周りには止められていますが、一丁ことあれば「言論」で血族を殲滅する所存です。もちろん、仏神にもフルパワーを出していただきます。召し上がれ。この時のために、この身をアル中にしてまで、日本酒のお供物を差し上げてるのですよ。明王、ちょっとおキチのバカ女を早く冥土にお送りくだされ。
一方で神宮花火大会の事故。花火をあの場所で行うのはとても愚かであると思いました。普通は広い川や海岸で観客を十分遠ざけますよね。花火って所詮は火薬の塊であり、その火薬というものは武器・兵器になるものですよ。これまた無知・無能が原因でしょうね。主催は日刊スポーツ新聞社ですって。もう駅売りの新聞を買ってあげないよ。まあ、何十年もスポーツ紙なんて読んだこともありませんがね。
なんにしても「お盆がオシャカになってしまう」と釈迦如来と弟子の目連さんがお嘆きです。
「なんだかんだとお説教じみたことを申して参りましたが、
そういう私も日陰育ちのひねくれ者。
お天道様に背中を向けて歩く……馬鹿な人間でございます。
真っ平ご免と大手を振って歩きたいけど歩けない。
嫌だ嫌です。
お天道様よ。日陰育ちの泣きどころ。
明るすぎます。俺らには 」
みなさん、よくわからないですね。大丈夫、わたしも書いていてさっぱりですから。
まあ、故・鶴田浩二先生を忘れないために。
では。
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