第7話 自主的掃除大臣に就任
ごきげんいかがですか?
普段でしたら、血液型などという基本的にたった四つのもので、人間を区別することにわたしは断固反対なのですが、そう言っているそばから、こう思うことが良くあります。「わたしはO型だから、万事大雑把だなあ」ってね。血液型占いというのは完全にB型人間差別なのですが、今回の主題と違うのでスルーしますね。
さて、昨日は内科と皮膚科のハシゴを強行しました。とても疲れました。例の病気&騒ぎのせいで全く行けなかったので、お薬さんたちが、わたしのウチのお薬置き場で悲鳴をあげていましたよ。血糖値の薬は二種類とも討ち死にしていました。ああ尿酸値も胃薬もやられましたか……まあ、前ほど危機的に太ってないからいいかな?
しかし、久々のちゃんとした外出は心身共に厳しかったです。特に悪心がひどくて嘔吐しちゃいそうなほど辛かったです。自律神経が、わたしの意識が混濁して、なんにもよくわかっていなかった間に入梅していたので、それにやられているのでしょう。生まれ変わったら、自律神経の強い人間になりたいですね。季節に変わり目ごとに強く思います。まあ、梅雨とか夏はまだ楽な方ですけどね。汗をかけますから。
病院は二つとも、別段悪くなかったです。血糖値は今回もわずかに高めですが、お医者さんはどうこうないと言いますし、前回の血液検査時は絶食期だったので、コレステロールが、奇跡の基準値内。生きているうちにそんなことが起きるとはねえ。ただ、すでに大食期に入っていますので、おそらくは難波のことも夢のまた夢。
そう、肝心なことは、わたしは突然、お掃除に目覚めてしまったことです。今回の騒ぎの落し物のようですかねえ。ああ、別にココロはときめいていませんので、金儲けのためのお掃除女とは近藤、いえ混同しないでくださいね。人間が金儲けをやめたら、一気に生活しやすくなると思うのはわたしだけですよね?
わたしは高校生の時からアトピー持ちなので皮膚の粉(?)がよく床に落ちています。いまは定期的に皮膚科に行っていますからそれほどでもないのですが、最悪の時は「ここ、大雪でもふりました?」と言うくらいに白い堆積物が自分の部屋とお手洗いに溜まっていました。お手洗いって男性の場合、立つか座るかの二種類に分かれますが、わたしは大も小も座ってやりますので、お尻からふくらはぎくらいまで肌が露出しますし、それを無意識にボリボリ掻いてしまうので、皮膚が剥落してしまうのです。さらにすぐに掻きこわして大出血までしてしまうので、以前はお手洗いに常時、絆創膏を置いていました。カサブタ一つ剥けただけで、人間ってなんであんなに出血するんでしょうね? いやあ、わたしは残念ですけど、白血病じゃないんですよ。池江璃花子ちゃんと代われるものならねえ、オリンピックに出たいと……わたしが思うはずがありませんよね。
さらに、これがいいのか悪いのかわからないのですが、いい年こいて、わたしは頭髪が異常に多いんですよ。ハゲに悩んでいる方には申し訳ないのですが、毛髪が多いといったって、全然いいことありません。毎日、抜け毛がすごいのです。これだけ抜けたら、もういい加減にハゲろよって言いたくなるほど抜けます。しかも若い時分から白髪が多いので、床に落ちていても見辛い。だから掃除が面倒くさい。今までは放置してふて寝していました。
それが突然ですね。各種ウェットティッシュやら、トイレに流せるなんとかシートやら、主にペーパーラグを使って、せっせといろいろな場所を拭いていますよ。難敵はやはり、お手洗い周辺ですね。毎日拭いてるのになぜ、汚れる!
それはねえみんな生きてる動いてる僕もわたしも人間だよね? よしを。
ふん、別にあなたの評判良くないですよ。というか読者は無関心ですよ。よしをさん!
まあいいや。あとは収納場所があるところには必ず埃もありますね。ラック、押入れ、カラーBOX。わたしはそんなに収納場所を持っていないのですが、やつらの裏は汚いですね。あとはテレビかあ。電気コード類」はこんがらがった隙間にけっこう埃がありますね。一本一本「無理苦理矢理苦理真狂」という華麗宗の真言を唱えながらウェットティッシュで拭きつつバラバラにしますが、あいつらの結束力は高いです。翌日にはもうまぐあってます。とてもかないませんね。
まあ、掃除という作業療法で精神のリズムがうまく取れればいいのですが、わたしの心の中には『完璧主義』という、こじらすと厄介なやつもいるのでね。うまく折り合いがつけばいいのですが、どうですかね?
勉強ですね。バリバリやる気はありますよ。これを書いたら『応仁の乱』音読します!
では。
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