双子の幼なじみJkは、俺との十年振りの再会で変わった。
鮫紙 大使
第1話
「おーい、弥彦!」
「おー!、悟!」
この男、山本弥彦は普通の高校一年生として家の近くの金代高校に入学式のために向かっていると、中学校の時に弥彦の家の隣に引っ越して来た大家悟と会って肩を組みながら金代高校に向かっていた。
「友達何人作れるかなー?」
「さぁーな」
「冷たいなー、弥彦ー!」
「ん?、そんなことねぇよ」
そして、弥彦と悟が金代高校の正門につくと、人集りができていた。
それを弥彦はじっーと見ていた。
「なんだ?」
「行く?」
「いや、いいや」
弥彦は、不思議そうに人集りを見ていたが、すぐに入学式のために自分のクラスを見るために玄関前のクラス分けの張り紙を見た。
「何組だった?」
「えっーと」
「どれだ?」
「あっ!、二組だ」
「俺はー、一組や」
「分かれちゃったな」
「まあ、お互い頑張ろうや」
「おけおけ」
クラス分けにより、弥彦が二組で悟が一組になった。
しかし、弥彦と悟はクラスが隣なので、そこまで落ち込まなかった。
「じゃ、帰りでな」
「おう」
そして、弥彦がクラスに入ると窓から先程の人集りを見ている生徒が沢山いた。
それを見た弥彦は、「なんなんだろー」と思った。
「おい、来るぞ!」
弥彦が机に座り寝ようとすると、人集りの前を通っている二人の女子生徒が二組に入って来た。
「すげぇ、本物の柳田美夕だ」
「後ろにいるのは柳田舞花だよ」
「ん!?」
弥彦は、聞き覚えのある二人の名前を聞いて起きた。
「えっ・・・」
「あっ・・・」
弥彦は、先に入って来た柳田美夕と顔が合った。
「どうしたの?、美夕」
そして、固まっている美夕の指をさしている方向を見た舞花も「うそ・・・」と言って固まった。
「えええぇぇぇーーー!!!」
「うそーーーー!!!!」
そして、弥彦は柳田美夕と柳田舞花を見て驚くと、柳田美夕と柳田舞花は弥彦を見て大声を上げて驚いた。
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