ある朝、いつもの道で
樹(いつき)@作品使用時の作者名明記必須
第1話 遭遇
湿度が低く、心地がよい快晴の朝。
(テンション高めで)「はぁ~やっぱりいい天気って気分いいな~」
いつもの見慣れた道を歩いていると、1台の車が道をふさぐように、ど真ん中に停まっているのが見えた。
「なんだろう?あれ」
遠くに停まっている車をよく見ようと目をこすっていると、体が浮き上がる感覚に襲われ、急いで目を開けた。
(気が動転してる感じで)「うっうわぁ~何が起こってるんだ(起こってるの)?かっ、体が、宙に浮いてるっ!」
10センチほど宙に浮いた体は、車のすぐそばまで来ると、フワッと優しく地面に下ろされた。
「な、なんなんだ?一体」
すると運転席から降りてきた一人がこちらに近付いてきて、こう言葉を放った。
「あなたをずっとお待ちしておりました」と。
その言葉を聞き終えると同時に、目の前が真っ白になり意識を失ってしまった。
しばらくして目を覚ますと、真っ暗で何も見えない。
「ここは、どこなんだ…」
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