ない。
これと言った 才能は
ない 。
誇れるような 人生でも
ない 。
飽き性だし なにをやっても 続かない
それでも なんとか ここまで
日々を 過ごしてきた 。
それなりに 嫌なことがある
ストレスだって たまる
悲しいニュースに 胸が痛む
結婚のニュースなんかに 嬉しくなったりもする
それでも ときどき
電車に 揺られながら
街を 歩きながら
昼休憩を とりながら
人と 関わりながら
あぁ あたしは からっぽだな 。
なんて 思ったりもする
それが 無性に 悲しくて 苦しくて
泣きそうになる 夜も ある 。
「なんて 贅沢な 悩みだこと。」
誰にだって しらたき @shirataki-san
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。誰にだっての最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます