第6話冬の匂い
木枯らしが吹き始め、辺りはすっかり冬モード。
近くの駅では木がライトアップされ、辺りを綺麗に照らしている。
秋は潮の匂いが風に乗っていたが、冬が近づくとだんだん潮の匂いはしなくなっていく。
そして、まだか、まだかと待ち望んでいた匂い。優しい匂い。
それが今日到来したのだ。
体は寒いのに、なぜだか心が温まり、匂いを嗅ぎたくなる冬の匂い。
そしてこの匂いを嗅ぐと無性に家に帰りたくなるのだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます