タイムループ
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タイムループ
また14時13分。
この日、この時間を何度繰り返しているのだろう。
修学旅行で新幹線で帰る為、大きな駅のホームにいる。
自分はトイレに行く為、みんなと別れてからというもの、この日を抜け出せずにいる。
(周りを見渡す感じで)えっと、みんなはどこにいるんだ?
(同級生を見つける)んっ?あんな遠い所にいる!
なんでこんなに距離があるんだ?
あっ新幹線に乗り込んでるっ!えっもう、発車…しちゃった…またみんなに置いていかれた…
また同じ時間に戻されてしまう。いつになったら抜け出せるんだっ?
《時間が戻る》
はっ!また時間が戻った?時間は?14時13分!今度はなりふり構わず急いで行くぞ!
(遠くにいる同級生に聞こえるように)「おーい!置いて行かないでくれよー
(走ってきたので息を切らしてる感じで)ハァ、ハァ、…良かった~間に合ったぁ~」
(同級生にやっと会えて喜んでいる感じで)「会いたかったよ~けいちゃん!ゆう君!えっ?おおげさ?そんな事無いよっ!本当に会いたかったんだから!これでやっと一緒に帰れるんだねっ!」
(心の中で言う感じで)これで抜け出せる!本当に良かった!
んっ まぶしいっ!
《時間が戻る》
えっ?まさか!14時13分??ウソだろ…
タイムループ 樹(いつき)@作品使用時の作者名明記必須 @ituki505
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