第四章 悲劇の街~ 純真に思いを馳せる魔女(1)

 混沌と戦慄が支配する暗黒の世界、”闇魔界”――。

 その世界を禍々しき魔力で牛耳る者、”魔族”――。

 赤き鎧を纏いし邪剣士は、思惑通りに事が進んでいることに喜び、薄気味悪い笑みを浮かべている。

 そこへ影のごとくふらりと姿を見せるのは、青き法衣を纏った一人の奇術師。彼の表情はどこか、萎縮しているかのように引きつったものだった。

 大変申し訳ございませんでした……。彼は弱々しい声を漏らし、赤き鎧の背中に対し深々と頭を下ろす。

 ところが、邪剣士は無言のままで振り返ろうとはしない。

 身を切り裂くような緊迫感が漂う中、しばしの沈黙を破ったのは、邪剣士の口元から漏れるせせら笑いであった。

「どうやら油断したようだな、ガゼル。これでおまえにもわかっただろう? シルクという娘の真の実力というやつを」

「はい。まさか、このわたしの暗黒魔法すら消してしまうとは。あの小娘、戦うごとに強くなっているように見受けられます」

 困惑の村のとある一角、運試しの館でシルクを待ち構えていた奇術師ガゼル。

 持ち合わせる魔力を如何なく発揮し、彼女をまさに滅亡の一歩手前まで追い込んだ彼だが、神聖なる天神の封印を解く結果を招き、あえなく退散する羽目となってしまった。

 敗走する形となったことを猛省し、ガゼルは言葉少なく恐縮していた。

 しかし、邪剣士はそれに憤る様子もなく、その表情はむしろ、喜びに満ち溢れていると言えなくもなかった。

「気にするな、ガゼル。おまえは使命を果たしたのだ。潜在的に隠されていた、シルクの神通力を呼び覚ましてくれたのだからな」

 シルクの王女の証しである、シルバーのイヤリングから突如現れた、聖なる光に包まれた女神の姿。

 それこそが、彼女の封印されし能力であり、邪剣士が願ってやまない、野望と欲望を叶えてくれる大いなるパワーの根源なのだ、と。

 彼はそれでも、勝ち名乗りを上げるほどの満足感を得ることはできない。それは、その聖なるパワーを彼女自身がまだ使いこなせていないからであろう。

 神聖なる天神の力を自由自在に操ってこそ、忌々しきあの男を亡き者に始末できるはず。彼は悦びと戦慄きに興奮し、全身をブルブルと身震いさせるのだった。

「いいぞ、シルク。もっと強くなれ。そして、この闇魔界の王座につく、あの憎き男を討ち滅ぼすのだ!」


* ◇ *


「はぁ~、まだ出口は先なのかコケ? もう足が棒になっちまうコケ~」

「うー、いちいちうるさいワン。五分歩くたびに喚かないでほしいワン」

「もうー、あなたたちいい加減に言い争いはやめなさい。あたしまで疲れてきちゃうでしょ」

 困惑の村、さらに覇王三剣士たちと別れを告げたシルクたちは、冥界橋という名の空間と接する長い地下道を通り抜けていた。

 ここは円形のトンネル状の地下道で、以前にも通ったことのある地下道と酷似している。この狭苦しいトンネルの内部は、屋外の空間に比べたら、それはもう比較にならないほど息苦しくてたまらないはずだ。

「それにしても、この地下道、随分歩き難いわね」

 シルクたちの足元に纏わりつく粘り気のある液体。そのせいか、歩くたびに不快感が増していく。

 トンネル型の地下道は全体的に湿っており、足場の濡れ具合といったら、ちょっと早く歩こうものならツルっと足を滑らせてしまいそうだ。

 滑って転んで、この気持ち悪いネバネバの餌食は御免だと、彼女たちは逸る思いながらも、その足取りは牛歩並みなのであった。

 慎重に慎重を重ねて歩を進めつつ、シルクとワンコーは声を潜めながら会話している。その内容とは、彼女たちにとって重要な人物となるであろう、クレオートという若き剣士についてだ。

「クレオートという人は、オイラたちと同じで、魔物たちを撃破しながら進んでいるワン。とういうことは、相当な手練れと考えていいワン」

「あの覇王三剣士の人たちも一目置いていたみたいだし、できる限り早く会ってみたいわね、そのクレオートという男性に」

 比較的マイペースで歩行していたシルクとワンコーだったが、もう一匹のクックルーはというと、愚痴は漏らすやら、だらけるやらで、歩行ペースもどんどん遅くなっていた。

 置いていくな!とばかりに、彼が少しばかり足場を蹴り上げた途端、案の定、粘り気のある液体に足を取られて、すってんころりんと転倒してしまうのだった。

「痛いコケ~」

 ドロッとした濃緑色の液体に浸かってしまったクックルー。強打したでん部を羽根で擦る彼を見て、シルクとワンコーは呆れたような溜め息を零していた。

 その直後、シルクたちとクックルーとの隙間に異変が勃発した。

 濃緑色のヘドロがまるで生物であるかのごとく、足場からみるみるとせり上がってきたのだ。

「な、何だコケ!?」

 クックルーは小さな目を見開いて、驚きのあまり素っ頓狂な声を上げた。

 それもそのはずで、せり上がってきたヘドロは、どす黒い窪んだ眼と口を持っている、生命を宿した魔物の姿だったからだ。

 一メートルを優に超えるであろう体長、そのネバネバのスライムのような物の怪の登場に、シルクとワンコーはすぐさま攻撃の姿勢に入った。

 このまま挟み撃ちにしようと、クックルーも起き上がって体勢を整えようとした、が――!

「ゲッ、あ、足が動かないコケ!?」

 黄色い両足を濃緑色のヘドロに絡みつかれていたクックルー。そのせいで、彼は立ち上がることはできたものの、前進も後退もできない状況に陥ってしまっていた。

 しかも恐ろしいことに、ヘドロは彼の足から少しずつせり上がっていき、真っ白な羽毛で覆われた胴体をも覆い尽くそうとしている。

 クックルーは地団駄を踏んで、その粘りついたヘドロをどうにか引き剥がそうとした。ところが、まるで接着ボンドのような吸着力のせいで、どんなにもがいても緑の恐怖から脱出することができない。

「クックルー、大丈夫!?」

「おい、大丈夫かどうか返事するワン!」

「見てわかんねーのかコケ! 大ピンチだ、早く助けてくれコケ~」

 見てわかるも何も、シルクとワンコーの視界には、濃緑色の巨大スライムが立ちはだかっており、その向こうにいるクックルーの苦しむ姿など映ってはいなかったのだ。

 姿は見えずとも、仲間の危機であることには違いない。シルクとワンコーは声を掛け合ってすぐさま攻撃を仕掛ける。

 まず先手を打つはワンコーの爪攻撃である。

 粘つく足場からジャンプした彼は、自慢の爪を鋭利に尖らせて、ドロドロしたスライムに引っ掻きの一撃を放った。

「な、何だワン!?」

 何と、スライムはワンコーの攻撃をその軟体な皮膚で吸収してしまい、まったくダメージを受け付けないばかりか、彼の前足すらもヘドロの中に引きずり込もうとうごめき始めた。

 このままではワンコーも危ない! つま先で床を蹴り出したシルクは、名剣スウォード・パールを引っ提げて、スライムの図体を斜め上から一気に振り下ろした。

 シルクの研ぎ澄まされた一閃により、一刀両断にされたスライム状の魔物。

 鼻につく悪臭を放ち、泡立ちながら崩れていくこの隙を突いて、ワンコーは自力でヘドロの中から抜け出すことに成功した。

 これで勝負あったと誰もがそう思った矢先、なぜか驚愕の声を上げてしまうシルク。

「うそっ! ど、どうなってるの?」

 スライムは切り裂かれた肉片を動かしながら、まるでチャックを閉めるように、濃緑色の全身をあっという間に再生していく。

 打撃も、剣術さえも歯が立たない魔物に対し、シルクたちは言葉の通りに手も足も出ない。ただ愕然としてしまい、そこから後退せざるを得なかった。

 そうこうしているうちにも、クックルーの胴体がまさにヘドロ地獄に取り込まれつつあった。このままでは、全身まで覆い尽くされてしまい、呼吸困難で窒息死してしまうだろう。

 この窮地を脱するに残された攻撃はただ一つ。彼の火殺魔法以外他ならない。

 そう思いついた彼女は、両手を拡声器のように口元に宛てて、緑の壁の向こうに届くよう声を張り上げる。

「ねぇ、クックルー、この魔物にあたしの剣術は通用しないわ。あなたの火殺魔法で何とかして!」

 すると、緑の壁の向こうから怒気を含んだ怒鳴り声が返ってくる。

「お、おい、それ、マジメに言ってんのかコケ? こ、この至近距離で魔法ぶつけたら、オレの体もぶっ飛んじまうコケ~!」

「仕方がないでしょー! このままだと、あなた、そのヘドロに覆われちゃって死んでしまうわよ。そうなる前に早くしなさい」

 それでもクックルーはどちらも選べず苦悩に陥る。その時の彼の脳裏には、死と苦痛という二つの言葉が交互に過っていた。

 その間にも、彼の全身はどんどん緑色に蝕まれていく。もう迷っている時間などないのだ。

 彼は首をぶんぶんと振り回し、火殺魔法を放つ悲壮なる覚悟を決めた。

 まだ自由の利く羽根を大きくはばたかせて、一つ一つの羽根を赤い火の玉に染め上げていく。

「くっそぉ~、この緑のバケもん、くたばれコケェ~!」

 こうなったら当たって砕けろとばかりに、クックルーは火の玉乱れ撃ちを解き放った。

 無論、それを避けることができない濃緑色のスライム。火の玉の一つ一つは、軟体の皮膚を持つ魔物の体全体を激しく叩きつけた。

 ところが、鳴り響くはずの破裂音が聞こえてこない。それもそのはずで、彼の火殺魔法はすべて、スライムの体内の中に丸ごと吸い込まれてしまっていたのだ。

 魔法など効かぬ……。魔物の窪んでいる眼と口がかすかに動き、ニヤリと不気味に笑っているかのようだ。

「バカめ、そう来ると思っていたコケ!」

 落胆するどころか、魔物よりもはるかにしたり顔を突っ返したクックルー。まるで、これこそが作戦だったのだと言わんばかりに。

 彼の余裕の笑みを象徴するように、スライムの体内に取り込まれた火の玉は、緑色の皮膚を変色させるほどまだ煌々と燃え上がっていた。

「いけぇ、火の玉大爆発だコケ~ッ!」

 クックルーの掛け声一つで、燃え上がっていたすべての火の玉が連鎖的に爆発を起こした。

 鈍い音を響かせながら破裂していく火殺魔法。その凄まじい破壊力により、スライムの全身を構成していたヘドロが、大きな爆風と一緒に四方八方へ飛び散った。

 爆風に巻き込まれまいと、ドロドロした床に滑り込んだシルクとワンコー。

 クックルーは汚いヘドロ塗れになりながらも、吹き飛ばされる格好で、ようやく窒息死の恐怖から解放されていた。

「ふ~。た、助かったコケ……」

「助かったのはいいけど、派手にやってくれたわね。武闘着がこんなに汚れちゃったじゃない」

「そうだワン。クックルーはそもそも加減を知らないワン」

 ホッとするのも束の間――。まだ、シルクたちへの脅威が終わったわけではなかった。

 飛び散った破片が怪しくうごめきながら、水溜りが集まっていくように結合しようとする。どうもこのスライムという単細胞生物は、分裂しても再生する能力を持っているようだ。

 このままではきりがない。彼女は冷静にそう判断し、不本意ながらもこの場からの逃走を図る。

「みんな、のんびりしてる暇はないわ。早くこのヘドロ地帯から脱出しましょう!」

 分裂した濃緑色の破片をかわしつつ、シルクたちは出口の方へ向けて走り出していく。

 スライムが完全合体するその時までに、できる限り遠くへ、できる限り離れようと、彼女たちは滑りやすい床の上を警戒しながら駆けていった。

 そんな彼女の目に薄っすらと映った、地上に繋がるであろう古びた縄梯子。

 走り続ける勢いのままに、その縄梯子へジャンプして飛び移ったシルクたち。

 飛び乗った反動により、軋むような悲鳴にも似た音を鳴らした縄梯子が、ゆら~りゆら~りと、彼女たちの体を小さく揺らした。

「はぁ、はぁ。どうやら間に合ったみたい」

「それもいいけど、この縄が切れちまう前に、早いとこ地上に上っちまおうコケ」

 先頭に立つシルクは、スーパーアニマルたちを引き連れて、今にも切れそうな梯子を慎重に上り始める。

 上に進めば進むほど、彼女の視界に見えてくるわずかな明かり。あの先にあるものこそ、きっと目指していた冥界橋なのであろう。

 新たな空間へと導かれる希望の光。

 その薄明るい光は、果たして、自分たちのことを歓迎してくれるのだろうか。彼女は縄を強く握り締めて、期待と不安に鼓動を高鳴らせていた。


「やっと着いたわ」

 土管のような出口から顔を覗かせるシルク。その第一声は、息詰まる空間から抜け出た安堵感に満ちていた。

 彼女たちが辿り着いたところは、いびつな煉瓦を四方に積み重ねて造り上げた、薄汚れた外壁に囲まれた建物の出入口であった。

 開けっ放しの出入口を過ぎると、辛気臭い雰囲気を漂わせて、少しばかりカビ臭さが鼻につく、そんな不快感を印象付ける場所が彼女たちを出迎えた。

 壁沿いで塞ぎ込んでいる複数の人間たち。彼女たちのことを一瞥するその虚ろな瞳からは、生きる活力を感じ取ることはできなかった。

「運よく、街や村で暮らしている人たちはいいけど、破滅の洞門や、この建物で生活を余儀なくされている人たちは、生きることすら保証されていないのね」

「オイラたちのように、魔物と戦う力があれば、きっとこんな不幸に会わずに済んだんだワン」

「こればかりは仕方がねぇコケ。そのためにも、オレたちがどんどん先へ行くしかないんだコケ」

 シルクはやり切れなさに、項垂れている人々に哀れむような視線を向けてしまう。

 きっと救い出してみせる、だから、もう少しだけ待っていて。この時の彼女は、胸のうちにある希望の光をより強く輝かせていた。

 彼女たちが立ち止まることなく到着した先とは、冥界橋へ続くと思われるこの建物の最奥部。

 どことなく不穏が立ち込める室内には、屈強そうな厳つい男性や、剛腕を見せびらかす野生的な男性の姿がちらほら見受けられる。彼らもまた、はるか遠くの地に望みを見出そうとしているのだろうか。

「冥界橋へ向かう前に、まずはクレオートという人物を捜してみようか」

 シルクはそう思い立ち、重要人物であるクレオートの捜索に乗り出した。

 剣士のような身なりをした人物を知らないかと、彼女はここにいる男性一人一人に聞き込んでみる。

 ところが、がたいのいい男たちは取りつく島もなく、女子供の容姿を見るなり、つまらなそうに鼻を鳴らして無視を決め込む者ばかりだ。さらには、ここが場違いだと言わんばかりに、にやにやと嘲笑してしまう始末であった。

 能力も実績も人一倍あっても、いつも年齢的に甘く見られてしまう彼女、悔しそうにほぞを噛み、その表情には焦燥感が滲み出ていた。

「どうやら、ここにはいないみたいだワン」

「そうだなコケ。どうするシルク?」

 スーパーアニマル二匹の尋ねる目線が、シルクの苛立つ顔色に向けられる。

 どうするもこうするもないわ。彼女は怒気が混じった声を漏らし、彼らに堂々たる姿勢で宣言する。

「ここにいなければ、クレオートという人は間違いなく冥界橋にいるはずよ。あたしたちだけで、彼のことを追いかけるしかないじゃない!」

 シルクの不機嫌そうな怒声が響き渡ると、その直後、ふらふらと一人の男性が笑いながら寄り添ってくる。

 小汚い服装そのままの男性から、さらに不快を増幅させる不潔な空気が漂い、彼女は非礼と思いつつも顔を顰めてしまった。

「へへへ、お嬢ちゃんたち。まさか、この先の冥界橋へ行こうとしてるんじゃないだろうな? ハッキリ言って止めといた方が身のためだぜ。その人数じゃあ、冥界橋のカラクリすら解けずに、あっという間に地獄行きさ」

 どちらにせよ、女子供に残された運命など地獄しかないと、男性は狂ったようにせせら笑う。それに連動するかのごとく、ごつい体格の男たちの失笑がこだました。

 その笑い声の一つ一つが、シルクに計り知れない嫌悪感を抱かせる。

 食い込むほどに両拳を握り締めた彼女は、その男性を突き刺すような瞳で睨みつける。

「失礼ですが、あたしの運命がどうなろうと、他人のあなたには関係ないことですけど?」

 あどけない表情から想像もできない、ナイフのように尖った目つき。男性のことを睨んだまま、その視線を一切逸らそうとはしないシルク。

 しばらく、この二人の睨み合いが続いた。

 彼女の気迫を感じてか、彼から余裕の笑みが次第に薄らいでいく。

 この時ばかりは、お供のワンコーも、いつも口やかましいクックルーも、緊張の息を呑み込んですっかり押し黙っていた。

 結局、シルクの瞳の力強さが勝り、男性の方が先に目を背けてしまう。唾を汚く吐き出して、根負けしたことをごまかしながら。

「ケッ、せっかく助言してやったのによ。せいぜい、冥界橋の中でのたれ死んじまえ!」

 その男性は罵詈雑言を吐き捨てながら、シルクに背中を向けて立ち去っていった。

 一触即発の事態は去ったものの、彼女はまだ腹の虫が治まらないといった表情だ。

 これほどまでに挑発的になるものか?と、ワンコーはご主人様の憤慨にひたすら怯える。彼はただただ、噴火山のような彼女を宥めることに務めるしかなかった。

「ごめんなさい、ワンコー。あたし、王国王女なのに、ついはしたない態度を」

「まあ、いいんじゃねーかコケ? シルクもさ、人並みのお転婆だったってわけだコケ」

 次の瞬間、冷静になりそうだったシルクの顔がみるみる紅潮していく。

 ワンコーにげんこつ一つで叱られたクックルーは、もう二度と余計なことは申しませんと、鶏冠を萎ませて平謝りするのであった。

 気持ちを切り替えて、威風堂々とその場から歩き始めるシルクたち。

 たとえ、屈強そうな厳つい男性が蔑む目で見ていても、そして、剛腕を見せびらかす野生的な男性が呆れたような声を漏らしても、彼女たちはそれを気にも留めず、冥界橋という新たな空間を目指していく。

 だが、しかし……。この時の彼女たちは知るはずもなかったのだ。

 女子供だけの知識では決して渡ることのできない、”冥界橋”と呼ばれる地の本当の恐ろしさを。

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