あんたなに?

カイ

第1話tama

「球はいらないの?」

「同じクラスの男子、神長世界が声をかけてきた。

「今入ろうと思ってたとこ!!」

そう言いながらうちは思い切り扉を開けようと思ったら扉が勝手に自動ドアみたいに開いた。まるで教室が学校を創ろうあんた何? 

「アニメ監督室」そう書かれた教室の前にうちは立っていた。

生きてるみたいに―

「教室は生きてますよ」

中にいたのはセミロングの水色の髪の制服を着た美少女だった。

「ここの教室「アニメ監督室」が擬人化したものが私、愛知剣です」

え?どういう事?それにさっき心の中の声が?

「球さんが願ったのでしょう世界をアニメ化にしたいって。といっても普通のアニメとは違って自分で考えて行動または自分自身を生きる事によって創る自立型アニメですが」

やった!!世界がアニメ化になったんだ!!うちを元にして!!その為にうちは-

「すごい!!早速世界を観に行こう!!球!!アイケン!!」

アホ長君がウキウキして教室の外に出て行こうとするとうちらも二人もつられて外に出る。

すると気のせいだろうか廊下の終わりがなかった。教室も前まで一つの階に6クラスだったはずだが数百いや奥行がない無限に教室が広がっていた。

でもそれ以外は普通の学校の廊下だった。だからうちは冷めた目をして廊下を見つめた。 

「会いに行こう」

と阿保長君がいつもの事だが変な事をいいだしたので廊下を一緒に歩き始めた。

× × ×

あれから一時間くらいたったのに隣のクラスに着かない。あそこに見えてるのに着かない。こんな普通じゃない事は望んでいない。

何で?うちは普通じゃない大好きなアニメになれているのに

「こんなの嫌だー!!」

うちは叫んでいた。

「何が?」

アホ長君が聞いてくる。

「アホ長!!隣りのクラスに全然着かないからに決まってる!!」

「あ。御免。光世との廊下渡りすっごく楽しいからつい」

「全然つかないのが楽しいの?」

「うん!!」

アホ長君らしい。

「そりゃつきませんよ歩いてでは」

アイケンが言う。

「なら乗っていこうか」

アホ長君がいつもの事だが変な事を言いだした。

すると考える暇もなくうちは-

変な所にいた。

でもここはどこかで観た事ある。

そうだ。ここはアニメなどで観る。巨大二足歩行ロボット的なコックピットの中だ。

そうだ。うちは巨大二足歩行的なロボットに乗って例のおそがい廊下を渡っていた。

「何で学校の廊下をこんなでっかいロボットで渡れるの?そんなにこの廊下は横にも縦にも広いの?もはやこれは廊下ではない―

「廊下ですよ。まあ。廊下は海みたいなものですが」

アイケンが隣に座っていた。

神長君じゃなかった。

「申し訳ありません。神長さんじゃなくて」

と笑顔で言うアイケン。

「アホ長じゃなくてアイケンの方がいい!!」

とうちは大声で言う。

「ありがとうございます」

と笑顔でうちに向かって微笑むアイケン。

その可愛らしい顔にうちの心臓はドクドクいって五月蠅いのでそれを紛らわらす為にうちは下を向いてそれを止ませる事にした。

「隣のクラスに着きそうですね。変わっていますね。逃げない国なんて」

え?アイケン何言ってなはるの?

隣りの教室の前に巨大二足歩行的な巨大ロボットで降り立ったうち。その巨大ロボットの足が教室の前に足が着いた途端―

その教室の前に居たのは人間(もうアニメだが)の生身のうちだけだった。

するといつの間にか教室が開いていて窓際には外を椅子に座って眺めている色素の薄い髪で整いすぎた顔特有の冷たい横顔の外国の人、制服を着ているうちと同じぐらいの男の子だが―

「答えを教えろ」

うちはそいつにそう言った。こういう奴はプライドが高いのだ。だからうちは攻撃される前に奴に攻撃を仕掛けたのだ。

「何の?」

といきなりうちに話かけられたのにちょっと唖然とした表情で―だがうちの予想とは明らかに違い先程の冷たい顔色と予想していた冷たい声色ではなくいきなり顔を替えてきて普通のどこでもいるような兄ちゃんの気さくな感じのえらく旨い日本語で返してきたが―

無視されると思っていたがそんなの今は関係ないコイツに気を許す気などないからだ。

「テストの!!」

うちはつっけんどんに返す。

「別にいいけど」

うちは現実の世界で学校イコールテストというぐらいテストとが嫌いですなわちテストさえ制してしまえば学校生活安泰なのだ。この世界でも学校なら必ずテストがあるはずなのだ。だからうちは敵であるコイツを敢えて利用してコイツを仕掛けてやるのだ。

「これその報酬」

うちが大好きなラノベ新装版の一巻をこいつに差し出した。こういうインテリ野郎はこういう奴をどうせ読んだ事ないだろうという考えての事だった。うち自身がすごくこの本が大好きなので誰が読んでも面白いはずだという自信の表れだったがそれ以前にこういう奴らは高校生にもなってこういうのを読んでると白眼視される事100パーセントだったが今のうちは-

本当はこういう奴とは喋った事がないので本当は怖くて不安で押しつぶされそうでまともな判断力はなかった。

「それ○○じゃん。懐いな。○○最高だよな」

と子供みたいに無邪気に笑った。

え?予想してたキャラと違う。

だがそれよりうちは-

「○○もいい!!」

同世代の子とオタク話をした事がないから嬉しくてはしゃいでそう言った。

「○○もいいよな」

「当たり前!!」

うちはいつの間に気を遣わずに家にいるときみたいな気分になっていた。

「ねえ。ケド、窓の外の何を見てたの?」

「現実」

「友達いないだろうからうちなってあげるね」

「あんがと」

「ねえ。アンタ何でここに一人でいるの?」

「高代だから。球も日本の高代だろ?」

うちが日本のこうだい?

「あ。それも答えのうちか」

そういえば、腹へったな。シチュー食う・・・。

「ここ教室にみえっけど国なんだよ」

地理大嫌い。

『なら君は何が好きなんだい?』

その何重にも重なる様な声の問いの全部にうちは答える。

「全部でら嫌いーーーーーーー!!」

とうちが答えるとケドが

「そっか。球もまとめて消す派か」

え?まとめて?うちはテスト前日しかやる気でない派。

じゅ

その音と共にこの教室を狙っていたこの教室(国)の周りにいた多くの国々が一瞬の間で燃え尽きた―まるで火に群がる虫達の様に

実際は国と言っても巨大二足歩行的なロボットが回りの多勢のロボットを自分を中心にして一瞬に消し去った。

何でさっきまで教室で生身の人間同士だったのにいきなり巨大ロボット同士の戦いみたいに観えたのか―?まるで世界が何重にも重なって―

「やっかいなもんはまとめて解くに限るな」

と声だけが聞こえたと思うとうちはケドがいた(うちがかってに名づけた)教室から遠ざかっていた。

その遠ざかる教室の1-Aとか書いてある表札というかなんだか知らないがそこには科学室と書いてあった。

そういえばケド、制服の上に白衣羽織っていたな。

そういえば中学の頃一回98点採って理科とか科学とか好きだった時期があったな。それも最初の方だけだったいつからだろう理科系も大嫌いになったのは―?

ぽて

と落ちた感覚がしたかと思うと廊下に戻っていた。

うちは廊下に座っていた。

前には果てしない廊下が続くばかり―うちは一人ぼっちだった。

そうだうちは現実では一人―

怖いよ怖いよ。

うちは大声で泣いた。

「わたくしは一人にもみたらないですぞ」

え?

笑顔で制服を着た外国人の男の子が立っていた。

いつの間にか涙が止まっていた。

「うちはちゃんと一人になれてるよ」

「それは素晴らしいですな」

ぱああ

何かうれしくなるうち。

「君ほっておけないから一言だけ話かけてあげるね。君はどこの高代」

「わたくしはイタリアですぞ」

「ほうか。うちはちゃんと一人で歩けるから先行くね。ねえ。ここってアニメなのになんか変なんだけどここってどこ?」

学校だよね?

「テストの中ですぞ」

「ほうか。じゃあなうち忙しいから」

「良いテストを」

一人にもみたっていない子を一人にしておくのは気がひけるが顔がいいしやっかみもあるがそれよりも最大の理由は可愛い女の子ならまだしも野郎なのでほっとく事にした。

それよりも今のでなんか気が楽になった。

誰もいないうちだけの世界。静かでいい。

うちは無限に続く廊下を一人でスキップをして歩いた。一回一回が超高く飛びあがるのが自分でも解った。

すると後ろから来た制服を着た色白の銀髪の外国人のまた顔がやけに整っていて冷たい顔つきと瞳が印象の子がうちの隣を横切った。

だがうちは全然進まないのにその子はもううちから大部離れて見えなくなりそうだ。

早い・・・。追いつけない。何でうちだけいつも遅い・・・。

うちはまたわんわん泣き出した。

「迷子?日本の子?」

とすぐ後ろから声をかけてきたのはさっきの子だった。

あれ?何でここに?それを考えるとなんかおそがいがそれより―

さっきの軽々抜かされた恨みで黙りこむことにした。

「母様とはぐれた?名前は?」

「球・・・」

「球の子。母様探そう」

「あんた年いくつ?」

「16だが」

「同い年の癖にうちを馬鹿にすんな・・・!!」

うちは顔をごごごおと大きくして怒鳴った。

「顔が大きくなった・・・失礼した球の子」

と白い顔を青くして言ってくる。

「あんた。ぶるぶるどっくね。眼が違うから後で目丸くせな」

「ありがとう?迷子じゃないのかなら私はこれで」

と行こうとしとのでうちはそいつの片方の腕に体全体をしゅるると巻きついた。

「へ・・・蛇の子」

と顔を青くして言ってくるので

「乙女に蛇とは何事か!!あんたが迷子だからうちが一緒に行ってやる」

「一緒に行ってくれるんだ・・・」

「あんたってどこかの高代?」

「フランス」

「フラゾウ」

「フラゾウ?」

とうちがこいつにあだなをつけた所である教室の前に辿りついた。

やった!!うちのたてた作戦コイツに巻き付いていけば着けるだろう作戦的中!!コイツがやった事はうちのやった事!!

扉をうちは思いっきり開け―

「この教室鍵がかかってる!!」

びりいい

フラゾウがチョコレートの銀紙を破る感じで扉を軽く手で破った。

すると敗れた銀紙のめくれた所からチョコレートが―

「誰もいない教室?」

うちはその教室に入った。

その途端うちはちじんでいった。

正確には机や椅子がどんどん大きくなっていく。

怖い・・・おそが

「まだやっぱり本体じゃないな」

とフラゾウの声を最後に―

はっ

また教室の扉の前に戻っていた。

良かったいつの間にかおそがい教室から出られた。

「ちびの子ここは大人の来る所だから危ないから家に帰ってアニメでも観といで~」

ん?さっきより明るげなゆるい喋り方になったな?

「慣れ慣れしい!!フラゾウ!!早くうちを嫁にしたいからって!!それに中のチョコレートはうちのもんだ!!お前にはひと齧りもくれてやるつもりもないは!!」

「ちょこれーと?なに言ってんの?ちびの子~?」

うちは扉をあれ?また閉まってるでもまた開けたとしてもさっきのおそがいのが待ってるのだとしたら中のちょこれーとを手に入れるにはどうしたら―

「本体にはまだまだか。なら私らごとだいぶ行くか~」

え?今度は振り返るとはっきり見えた白い巨大二足歩行的機体が緑色の綺麗な魔法の様な構成をうち事教室に向かってぶちはなったのを最後にして―

またうちは教室の前に立っていた。あれ?フラゾウがいない?それよりアイツは-うちを殺そうとした―!!許せない許せない許せない―!!フラゾウの癖して!!

すると気ずいたらうちの右肩の制服の方に野球ボールぐらいのさっきの一部分なのか緑の構成が引っかかっていた。

うちはその構成に触れると

コウ

むちゅ口に目がついてる生物になった。

ゆるキャラにちょっと癒されなかった何故ならうちはさっきのでショックで鬱の方が上回ったからだった。

うちは教室の扉に手をかけたがやっぱり開かないが

構成ちゃんが光ったかと思うとびりい

と音を立てて扉が敗れた―

あいつより先にちょこれーとを見つけてうちが食べてやる。

ぺりりい

ないちょこれーと

構成ちゃんがぷせと呟いたかと思うと

また教室の前に戻された。

ぴりい ぺりい ぴりい 

何回やっただろうかなんかいつの間に机のサイズも元のサイズに戻って来たがそれにうちは気ずかなかった。

ペり

とその時剥す手を掴んで

「爪の方が剥がれている」

あ。今気ずいた。手が血塗れだった。いつの間にか顔が涙でぐしゃぐしゃだった事にも今築いた。

「アリの子」

あの冷酷な表情で手に白いハンカチを巻いてきた。あ。初めてうちを追い抜かした時の感じだ。

「やっと出て来た。臆病者ロシア」

ガンダム的ロボッちょ(国)

そうか。今までのは、何重にも重なっていた教室(国)、そして最後の一番小さなのが今でて来た訳だ。

マトリョーシカ形態教室(国)ロシア

「ちょこれーとじゃなかった」

がく

うちはショックで座りこんだ。

「本当に気ずくのもアリの子並だな」

え?何言って・・・あれ・・・よくみたらなんか茶色の機体・・・ちょこれーと・・・!!

「やった!!出て来たよ。ちょこれーとが!!」

「本当ならアリの子なら甘いものに真っ先に気ずくはずだがはっあ!?本当にチョコレートだと!?」

甘い匂いが漂ってくる・・・!!

「フラゾウ!!あんなにでかいんだからアンタにも半分あげるね。フラゾウもチョコレートが欲しかったんでしょ」

「アリの子・・・チョコは全部くれてやるがあんまいっきに食い過ぎんな!!」

とフラゾウがフラゾウの白い機体から緑色の綺麗な魔法の様な構成が茶色の機体を包むこむと

『チョコレートの教室だけ分離』

という文字と共に―

ドカーン

茶色のちょこれーとの機体が降ってきた。

と思ったらそのすぐ近くに別の機体がいたがうちにはちょこれーとにしか興味がなかった。

「単細胞。お前らボウフラ共がいくつか我の国を壊した事でお前らが一つの国じゃない事があっさりバレた訳だがお前らやはりたわけか?」

「たわけは貴様も同じだ!!」

とその機体と白い機体が戦い的なケンカになっていたけどちょこれーと貰えたからうちこれでいい。

うちはそのちょこれーとの機体を齧ろうと大きく口を開けると

「球。それ写真とっとかなくていいの?あ。でもこれアニメだからもう撮られてるか」

「アホ長君!!どこいってたの!!この迷長!!」

「じゃあ。球とチョキのかわいいの撮るよ」

うちはちょこれーと機の前でピースをする。

パシャ

「球いいよ!!可愛い!!じゃあチョキ君に抱き着く感じで」

パシャ

「今度はチョキ君を齧って見ようか」

やった!!やっとちょこれーとを食べれる。それにしても長君ちびまる子ちゃんのたまちゃんのお父さんみたい。

パシャ

バラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラ

うちはいつの間にか粉々に崩れさったちょこれーと機に潰されて死んでいた。

リンゴーン 『ベルリンの鐘』

と思ったら元通りのチョコレート機に戻っていてうちもちゃんとその前にいた。

「せっかくコマ撮りアニメで国を消したと思ったら同じくまたコマ撮りアニメで戻してどうするんや!!」

と関西弁のスケート靴を履いた巨大なろぼっちょ国が現れたと思ったら

「ん?なんかちっこいからお前の仲間だろ」

巨大な鐘の近くにまた新たな国がいた。

「ちゃうわ!!」

国の中身は高校生ぐらいの制服を着た高校生にしては背が低い子と高校生にしては背が高い子だった。

うちはいつの間にか国に乗っていた。

「小人と巨人!!あんたらうちの家来か友達」

「どっちや!!」

「うちについて来い!!」

と言ってうちはいきなり前に向かって走りだした。

そしたら―

つるん

うちはこけた。

ぴゃ!!

うちは泣き始めた。

と思ったらまた普通に立っていた打ち付けたはずの膝もまるで痛くなかった。

「スケート靴履くか?」

とスケート靴を渡してくる巨人。

え?何でスケート靴なんて渡して・・・?ん・・?

いつの間にか地面も氷になっていて一面氷の世界だった。

上を見上げると星空というかまるで宇宙だった。ごおおという音と共に星がまった。

うちはなんか履いてみたかったのでスケート靴を履いてみたら靴のサイズはぴったりだった。靴ひもを何回も結んだが何回もほどけてきた。まっいいか。ほっとこう。

「ほっとくなや!!」

と言ってしゃがんでうちの靴ひもを結び始める小人。

靴ひもも結び終わった所で早速滑べ

らなかった。

「なにまたこけそうになっとんのや!!」

小人が言う中

巨人がこけそうになっていたうちの手を片手で持ちあげていた。その手をキープしたまま小人の小さな手をつかみ

「小さな手ってなんや!!」

「じゃあ前に進みたまえ」

うちの片腕をそれぞれ引かせうちが製作した人間ぞり基国機(国旗こっき)ぞりが完成した。

スケートを楽しみながらうちは思った。ここはどこだ?と

『どこでもないよ。学校の屋上だよ』

何重にも重なって聞こえる声で

「どっち!?」

うちはその声、文字に向かって言うと

『両方共』

「両方共なんだ・・・」

『ううん片方が本当』

「え?そうなの?まじ?」

『まじ嘘本当嘘マジ』

「どっち!?」

『アイスリーゼンベルト』

ごおおと風の音が聞こえた。

「何考えてんのや?」

はっ!!

小人の問いかけに我にかえるうち。

「ちょっと悲しい事思い出して」

「余分な事考えんように心凍らしたろか?」

「悪ぶっても小人が言うと全然怖くないよ」

「別に恐がってもらおうと思ってへんよ」

「笑わしたいんだろ」

と言う巨人に

「うっさいわ!!恥い事言うなや!!それよりあんさんは世界がアニメ化になって一番やりたい事はなんや?」

うちは―

「この世から一匹残らずテスト―勉強をなくす!!」

進撃の巨人風に言ってみた。

「ならそれをやりにいくで」

え?どうやって?

「解らんけどやってやるんや。これから生きてくなかで目標もっといたらやり易すいやろ」

うちはそれ以上何にも言えなかった。こんな事言っても馬鹿にしてこないのはコイツが初めてだからだ。

「あんさんじゃなくてたまでいい」

何でそんな事を思ってしまったんだろう。

「球、テスト問題じゃなくすそれ採用や」

え?

× × ×

あれ?小人の言葉を最後にうちはどっかの何処かに立っていた。校舎がちょっと近くに見えるその近くに沢山お祭りの夜店みたいに屋台が並んでいる。その屋台の中には生徒が制服を着て食べ物を売っている。

これは文化祭だ。

すっかり普通の現実に戻った分プレッシャーが大きかったが文化祭はその分勉強をやらなくてはいい分安心感はあった。

それにしてもいい匂い腹すいた。

うちは現実の文化祭、特に部活なども入っていなかったしやる事もないので学校の周りを何回もぐるぐる回っていた。結果的に同じ所を何回も行っていた事になるので学校の教室を借りてバザーをやっていたおばちゃんなどに気味悪がられたっけまあうちは普段から先生を含め生徒全員に気味悪がられているが。

という事を考えていたら

ある一件の屋台の前に止まっていた。その屋台には調理室と名前が書いてあった。

あれ?屋台の前に制服を着た学生がいたはずだった。だがいつの間にかそれが消え、コンビニとかでみれる自動ドアがぴこんぴこんという音と共にその扉が開いて―

その中には―剥き出しだったはずの屋台がレストランみたいな中になっていた。いや正確には中に外『サンマルコ広場』があるみたいだ。でもそこには人間というかあまりにもでかいロボット国が手にじゃえらーとやパスタをイスやリラックマみたいな恰好で寝そべりながら食べていた。外でりらっくまみたいな恰好で物を食べる。普段からやりたいと思っているがそんな事を現実でやれば余計白い眼で見られるが今ならできる―!!

早速レジへ―!!

いつの間にかいらっしゃいませ。レジが現れた。

「ご注文は何に致しましょうか?」

マックとかにある上の方にある注文表を見た。

「あんた」

「畏まりました」

バクバクバクバクバクバクバクバクバク

店員の手から腕に齧り付くうち。

血がぼたたと垂れる。

と言ってもうちも国ろぼっちょに乗っていてこの子も国に乗っているのだ。でも何故か人間同士の交流みたいな感じになったり、ろぼっちょ同士の交流になったり色々なんだ。まるで世界が何重にも重なっているみたいに。

店員はうちに手を食べられながらも国の頭を手でぶちと千切ったかと思うと、下に思いっきり叩きつけた。

ここでは因みにろぼっちょの頭だ。人間の頭だとホラーなのでしっかり言い訳をしておく。

だがその何もない首から頭に文字の様な問題文の構成が頭から溢れすっかり元通りの頭に戻っていた。

それを伸ばし棒で伸ばしたかと思うと空中で回しながら丸いひらっぺたい円形にしてそしてそのままフリスビーの様に窯に入れた。それを片手でやった。片腕はうちに食べられているから。

「お待たせ致しました。イタリアピザですぞ」

な!!こいつうちが普段ピザは現実では高いからぴざを頼もうとしたのがばれた?上の注文表を見た。

イタリアピザ 5問

「五円安い。うち金持ってない」

うちはおりこうだから他人からただでものを食べる事はしないのでちゃんと言った。

「では個人的に問いておいた例題があるのでこれは差し上げます。同じ学校ならもう友達と一緒の意味だがや」

とにぱと笑ったのでうちは顔が真っ赤になった。

うちはそれを顔を見ないで恐る恐る受け取ると顔が熱くなるのを紛らわせる為に

「イタリアぴざって国が入ってるの?」

「左様ですぞ。自らの国をそのまま材料にしておりますぞ」

「ありがとね。ほっけない憐れな弟」

「また来てだがや」

たぶんあのにぱという笑顔で笑っているだろうがうちは照れ隠しで外にダッシュで走って逃げるのに必死で見ていなかった。

いつの間にか校門を走って抜けていた。

校門を振り返ってみたら

文化祭特有のゲートの題名のところに―

『例題祭』

「なんじゃありゃ?」

「例題を出し合って自分の国を強くするんです」

「アイケン!!好き!!」

校門にチケットを配っていたアイケンに抱き着いた。

べちゃ

ピザが落ちた。

うちはピザを拾うとポッケに入れた。

好きな子の前で落ちたものを食べる訳にはいかないので後で食べる為だ。

「球さん・・・。あのこれ一冊差し上げるのでそれ捨ててください。制服が汚れてしまうので預かります」

「うん」

えへへ。アイケンにもらった。

「ねえ。ここどこ?」

「教科書でありますでしょ。解っているか確かめる問題の前に例題というものが。ここはテストの前の例題の世界、文化祭、『例題祭』です」

「アイケンうち国とかいうロボッチョに乗ってるけど、くにって何なん?」

「光世さんは自分の国の日本に乗っているんです。ここでは学校の教室の一クラスが国になっているんです。国は一クラス、一国の代表者の高代が乗る事になっているんです。光世さんを元にして世界はアニメ化になった。アニメでいう所の学校を舞台にした場合、高校生だけとは限りませんが高校生が多いでしょ。しかも光世さんも高校生です。だから高校生の中から国の代表者を選ぼうという事になった。それが高代です」

「国が動くの?クラス、教室が動くのは変だよ」

「その動かない教室、クラスに戻すのが消すといいます。国同士戦ってより多くの国を消した国がより高い順位にいけます」

「どうやったら国って消えるの?」

「勉強の問題を解くんです。または問題を創って相手(敵)にぶつけるんです。それが攻撃になったり、それが国を動かす原動力にもなります」

「もしかして国と戦う事がテスト?」

「そうです。皆さんはテストの中にいるのです。でも今は例題ですが」

「うちはこの世からテストを失くしたい。その為にはどうしたらいい?」

「教科を殺す事です」

アイケンがおそがい事を言った。

「あの。それって殺人じゃ・・・」

「球さん、私たちはアニメですよ。殺されても現実に帰るだけです」

「うん。ならうち全教科全部食う」

ヤンデレの美少女、アニメなどでみるうちの大好物の要素だ。

「アイケンうち暇なんだけどなんかお化け屋敷とか面白いの知らない?」

「せっかくの例題祭、光世さんの国を強くする為に国を見て回ったらどうですか」

「うん。どこに行こうかな?」

「校舎の方を回ってみては」

一人は気を遣わないで済むがでも本当は一人は寂しい。アイケンをデートに誘おうかと迷うが

『一人が悪いと誰が決めた?』

よく聞く何重にも重なった方の声じゃない初めて聞く声だ。

でも寂しいんだ。

『寂しいと誰が決めた?』

うちが決めた―

『一人で生きて自分だけの国を創れ』

「アイケンうち行ってくる」

「いってらっしゃいませ」

校舎の中に入る。

また長い廊下ある。

うちは歩きはじめた。なんでもいいから国に着かないかな。

延々と続く長い廊下を延々と歩きながらうちは思う―

現実でうちはずっと延々と続く悲しみの暗闇の中を進んでいてずっと考えていた。死ねまでこれが続くのか?―

「光世は何処の国に行きたい」

そう神長君の声が聞こえたと思ったら―

うちは国に乗っていた。

うーむ。ARIAを見ていて行くとしたらずっとイタリアだが、それはもう先ほど行っているので次は―

ハリーポッター―イギリスに行ってみたいと思ったらいきなりピアノが独りでに動きだした。

あれ、操縦席にピアノが置いてある事に初めて気ずいた。というロボットを操縦するのがピアノの曲がロボットを動かすという様に・・・。

これはピアノの自動演奏―

するととある教室の前に辿りついていた。

クラスの表札に技術室イギリス(クラス制作屋敷)と書いてあった。

クラスを創る・・・?屋敷ってお化け屋敷みたい・・・。うちクラス創るっと思っとたら

ガラッ

教室のドアが独りでに開いた。

そういえばアイケンがクラスは生きていると言っていたっけ・・・。

「いらっしゃい」

高校生のえらくかっこいい外国人の男の子が出てきたのでうちは心臓がバクバクといって顔が熱くなって何も喋らなくなった。

「どんなお化けを創りたいの?」

と笑みを浮かべながら問われたが

「可愛いの・・・」

ん?お化け・・?

「あの・・・魔法・・・」

「じゃあ。魔法お化けを創ろう」

「お化けちゃう!!うちはハリぽたみたいな魔法使いたい!!」

といきなり大声で怒鳴っていた。

「ではかわいい魔法使いお化け教室を創ろう」

なんじゃあそりゃあ。でも可愛いの・・・。うちはいつの間にかこの子のペースに巻きこまれ緊張が消えていた。

「他の子はどんなん創ってるの?例えばマトとかフラゾウとか」

うちはどんなのを創ればいいのか解らないので参考として知った名前を出してみた。

「というか教室ってどう創るの?」

「じゃあここに座って」

「うん」

と勧められた椅子に座るうち。

その途端ロボットの操縦席に座っていた。

あれ?普通の教室だったのに―

すると椅子に座ったさっきの男の子が現れたら

普通の教室に戻っていた。

「これ二つとも同じもの」

と男の子が言うので

「うん。教室と国というかロボッチョ」

「同じ物だけど違う見た目を利用して世界の並べ方、構成の仕方を考えたりしてロボっちょを組み立てたりする。ロシアみたいにろぼっちょ、世界、国を小さいのから大きなのにぱかぱかなる様にしたりする」

「世界を構成する・・・?ちー!!難しいの解らない!!構成ってなんや!?」

とうちが足とか手とかバタバタして暴れ出した。

とその手に漫画を渡された。

「あ。これ読んでみたかったんだ!!」

とぺらっと表紙を捲ると

また表紙が出てきた。

あれうち今確かにめくったよね?

また捲ってみた。

また表紙。

また捲る。また表紙。

「中身は読まず表紙を読むのか。そういう読み方をしてみたかったんだ」

「ちー!!乙女をからかった教え方をするのは止めろ!!高代!!」

「ごめんね。教えようと思ったんじゃなくてそういう読み方が好きかと思ってというか可愛いと思って」

「あんた。今から高代じゃなくてうちの彼氏だから彼氏って呼ぶね。この国を創るチケットというか例題もただね。うちをからかったのそれでちゃらにしてあげるね」

仕返ししてやった。

「彼氏でいいんだ」

「ううん。あんたやっぱり高代。うちが嫌だった」

「そっか」

なんか負けた。

「でもそのままでも十分いいと思うけど」

国ね。解ってますようだ。

「球ちゃん」

「え」

「国」

「え・・」

ショック・・・は・・断じて違う・・。

「球」

「え?どっち?」

「国球ちゃん」

「え?何なん?」

「国、球、国球球国球国球ちゃん」

「コラ!!」

「両方共」

「コラ!!」

「オカン」

「息子」

なんかうちがオカンになったとこで―

「国創ろうか」

「うん」

と高代君がそう言ったので高代母のうちはそう答えた。

× × ×

イギリス君とこで例題で勉強したらなんか廊下を自由自在にうち単体でも行き来できるようになった。

と・・

こ・・・

と・・・

こ・・・

「自由自在って二歩半で時速アリメートルで進む事?」

無表情で冷たいあの目で言ってくるフラゾウ。

「ちー!!フラゾウ・・・!!ここで会ったがお前の最後だ」

と言ってフラゾウの頭に飛びつこうと齧り付―

「避けるな!!」

「全く動いてないがアリの子にはそう見えるの?」

「ち・・」

しゅん

うちの落ち込みモード・・・

「ぶるぶるドッグって私ってそんな可愛いかな?」

「うん。可愛いよ」

ぱああ。

うちは一気に明るくなった。

ガラガラ

いつの間にかうちらはある教室の前に居てその扉が開いた音だった。

「失礼しました。想像してなかった答えがかえってくると扉が開く様にしてあったのですが開いてしまいましたね」

にこやかな笑みを浮かべてかなり若い先生らしき金髪の外国人が扉の付近に出てきた。

「・・・」

うちはかなり整った顔の先生だったので緊張してそれをまぎらわせる為にクラスの表札をみた。やはり2-Aとか書いてある変わりに―アメリカと書いてあった。やっぱり今は国が教室になって―そういうのは今更だったのでそれよりも今は例題祭用に付け加えられた様な文字―教科上げと書いてあるのが気になった。

凧上げ・・・ずっとやってないやりたい・・・。

「やってみますか?」

「・・・・」

「ありの子。照れてるならやれば?」

フラゾウの腹に両手で巻き付いて背中に隠れているうちに前を向いたままフラはうちに言った。

「フラゾウがやりたいなら一緒にやってやってもいい」

「私は例題は必要ない」

悲しくなった。うち1人で入れない・・・ブルーになっていると-

「ああ。そういえば私達のクラスの高代は女の子なんですよ。紹介しますよ」

「行きます」

うちはフラゾウの手を引いて元気にアメリカに入国する。

「アリの子、女性なのに女好きなの?」

「何言ってる!!あくまでもフラゾウの為に入ってやった!!」

「私が入りたいの?あくまでもなの?教師に上手いことのせられたの?」

なんか今回のフラゾウは?が多くてウザイ・・!!困ったもんだ。

そのやりとりをみて先生は可笑しそうに笑っていた。

「先生。なんか無断でやらしい誘い方すると訴えるわよ」

「はははっこちら高代のステファニー君だよ」

「えっ・・・」

かかかかっ綺麗可愛い・・・。

うちはまたフラゾウの腹に巻き着いて背中に隠れた。

「アリの子ぽい。かくれんぼしに来たの?」

「照れ屋なのね。可愛いわ」

「かかかかっかわいい・・・」

うちはフラゾウに耳打ちをして渡す。

「凧上げこれで頼もう」

フラゾウが例題のチケットをステに渡す。

「教科上げでいい?」

とステが美しい声で問うた。

「凧上げの方で」

とフラゾウが言うのでうちはフラゾウの頬をぺちと叩くと

「教科上げの方で」

とうちがステに紳士的に笑いかける。

「後で凧上げの方が食べたかって言わない?」

「後でフラ揚げにして絶対食べてあげるね」

「仲いいのね。二人とも」

と美しい笑顔で言うので

「ううん。違うよ。仕方ないからうちが遊んであげてるんだよ」

「遊んでもらってるの?」

「ちー!!」

うちはフラをポカポカ叩くと

「はははっこれは面白い両方ともやりましょう」

と先生が誰かさんみたいな事を言いだした。

そういえばうち今は今は現実だけどアニメになってない時はこんな風に先生に笑いかけられた事がなかった。

「あ。狡い先生。なら私も先生になろうかな」

美人教師。

「あの。教科揚げって何ですか?」

「教科自身の力を借りて味方に付けてそれを飼う事によってそれを飛ばす事によって問題を創るまたは解くテストでの攻撃に役だてるのです」

「え。教科自身の力を使うってどういう事?」

「この世界には教科も生きておりいや元は生きてはいなかったのですが、教科も皆がアニメ化になった途端生きはじめ最もその科目を得意または気にいられたアニメに乗り移りその科目自身にとって代わったのが教科持ちです。そのを力借りるんです。その力を自分自身の全く違った力に変えて自分自身のものにするのが教科上げです」

「うち無理!!全教科でら嫌い!!」

「球さんももういますね」

今ままでのアニメを見てたのか先生はうちの名前を

「え?いる」

コウ

「構成ちゃん!!」

うちの近くに構成ちゃんが現れた。

「構成君いってみようか」

コウ

構成ちゃんはうちの片腕にふわっと隠れ右半分だけ隠れ片方の目だけでじっと先生を伺っていた。

「アリの子だ」

と言うフラゾウはほっといて

先生は構成ちゃんにチケットをそっと微笑みながら近ずけると構成ちゃんはふわっと出て来てぱくぱく、チケット例題を食べ始めた。

先生が手を上に上げる。

びよーん

構成ちゃんが上に伸びて一反木綿みたいになった。

うずうず

うちはずっとやってみたかった事をやってみる事にした。

うちは―

ずどん

うちは構成ちゃんの一反木綿みたいにひらひら浮いていたので思いっきり飛びのると

構成ちゃんはうちごと下に落ちた。

「重い」

構成ちゃんが喋った。

「ちー!!構成ちゃんが軽すぎるんだよ!!」

「違う」

「まだ限定された位置に飛べるのは限りられてきますがこれからどんどん広範囲を飛べるようになりますよ」

「うん。うち飛ぶ」

うちは先生に向かって言う。

「アリの子意味解って言ってる?」

「じゃあ。さっそくこの子を上げてみましょう」

「うん上げる」

「まず。この教室、アメリカを飛んでみましょう」

「構成ちゃん。凧上げバージョン!!」

うちはそれらしいことを言ってみた。

すると構成ちゃんのしっぽがぐんと伸び教室の天井まで伸びていきそこまで言ったらいつの間にか青空になり、

「球、その子にさわって」

とステの声が聞こえたので構成ちゃんのしっぽを掴むとやっぱり何も変わらない無限に続く青空ばかりだった。これって凧上げならぬ構成ちゃん上げ。

「アリの子、構成を引け」

ぐん

うちは構成ちゃんを引くと―

アメリカの風景が逆さに降ってきた。

そのまま地面にアメリカの風景が突き刺さったと思ったら

普通の向きのアメリカの風景にうちがいた。

が何故かうち1人だった。

迷子になった。

うわーん

うちは泣き始めた。

構成ちゃんのしっぽを思わず手から離していた。

構成ちゃんが上に風船の様に上がっていく。

構成ちゃんがうち独りを置いて行く。

「構成ちゃん!!」

うちは大声で叫んでいた。

「アリの子」

と正反対の落ち着いた声色のフラゾウが構成ちゃんのしっぽをもっていた。

「フラゾウ・・・」

なんかその途端ほっとしたが―

うちは泣き顔を見られたのが恥ずかしくて顔が赤くなって涙を急いで拭った。

「離れたくないのなら着れば?」

フラゾウはうちの首に構成ちゃんのしっぽをリボンタイみたいに結んで後は構成ちゃんを両肩に羽織る感じにかけると

構成ちゃんが淡い青色に光ると

基本青色がメインのジャケットに構成ちゃん一反木綿バージョンみたいにぴらぴらではなくネクタイがリボンみたいに結んであるみたいな厚みのあるリボンネクタイ、なずけて構成タイにフレアスカート、後白もところどころ入っていた。これは―

制服=構成服=教科制服。

あんまりうちは服とか解らんが

「かわええ」

なんか嬉しい。今なら在り来たりだが一人で空も飛べる!!

うちはいきなり

「ジャンプ!!」

と言いながらジャンプすると

いつの間にか空に飛びあがっていた。アメリカ中の空を飛び回って見る事にした。

あ。この建物に入ってみよう。なんでかというとこの構成服を着てある物がそこにある事が解っていたからだ。

その建物に入る。

本棚がひたすらある。

ここは図書館だった。

さてと漫画、漫画、あ。あった。

その漫画を置いてある本棚には金髪の制服を着た男の子がしゃがんでカートに載せてある本を戻していた。

後ろ姿しか見えないが後ろ姿がかっこいい子だった。

でもうちは今はイケメンより漫画なのでその子のはるか上の方の漫画が読みたいのだが届きそうになかった。

うちはその子にこなき爺みたいにおぶさるとまあ、これはおんぶ大好きだからやっただけでその後、その子の肩に上履きのままうちの足を両足載せると本に届いた。

ワクワク

ぺらぺら

あきた。うちはその本を戻すと隣の漫画を取る。

その表紙にはサンフランシスコと書いてあった。

つまらんそう、うちはその本を戻した。

その横の本とる。

『ニューヨーク』とマンガをとる。

その横のロサンゼルスという漫画をとる。

その横の漫画もとる。

そんな事の繰り返しで四十冊以上はとった。

動く図書館。

うちはそれから降りる事にした。

うちの靴の跡が着いた肩を払おうともしないで相変らずカートの本を戻していた。

「高代じゃないって事は下っパの脇役というかアニメでいうとこのセリフなしの背景だよね?」

うちはその子の横に回るとそう言う。

その子は本を戻しながら

「ははははははっ」

可笑しそうに笑いながら本を戻す。

「本戻すの止め」

この子怖い。

「君面白いね。下っ端の脇役か気にいった」

「アンタ何さっきからしとんの?」

「君のいった通り高代みたいな主人公級じゃない裏方のアニメの仕事があって図書室の司書係だよ。今は教科あげでつかった教科、または国などを戻しているんだよ」

顔がよくても裏方かいくらアニメになったとはいえ現実かいやでもうちは主役。

「うちアメリカの教室で教科上げをやってたら迷大人になった」

「君、教科で構成した教科服だね。君程たいした教科上げはできないけどやってみよ」

「やりなはれ」

「君は将来はコメディアン?」

「困ったもんだ。デートのお誘いとは。しょうがない一緒にコメディ映画観に行ってあげるよ」

「コメディ映画大好きだよ!!観に行こう!!」

と言いながらこの子は-

「おい!!あんさんいつも喋りながらやるし今度に限っては何やっとんねん!!」

今いる所―場所なんていえばいいのか解らないがこの図書室自体を紙みたいにぺらっと捲って紙飛行機みたいに折っていた。

勿論この場所、図書室を使っているので―

その完成した紙飛行機にうちが乗っていてその紙飛行機をその子が

トン

と押すと

うちは廊下に戻っていた。

で。うちはある教室の前に立っていた。

その教室は音楽室だった。

図書室に乗ってここまで着た。教室を駈ける少女なんちゃって。

「あ。球。たまたまだね」

「ちー!!アホ長!!そのギャグ面白んない!!」

アポながが現れた。

「あ。ばれたか。たまたまじゃない事が」

「コワ!!このスト長!!」

あ。でもいい所にきた・・・。

「あほ長君。うち全てに飽きた。教室も屋台も後、もうそろそろ例題祭とかいう奴も。暇だからうちと遊ぼ」

「何して遊ぶ?」

「鬼ごっこ」

「なら鬼ごっこしよ」

どうせならやりたい事を全部やりたい。後なんかあったかな。何となく神長君は全部叶えてくれそうだから全部言わな。するとうちは音楽室をちらっと見て。そうだ。うちは初音ミクやった事なくて一回やってみたかったけど難しそうで一回もやった事がなかった。

「やりたい廊下で」

「じゃあ廊下ごっこしよう」

「うん」

「じゃあ球は何役やる?」

「うちはお母さん。神長君は-」

「おとう―」

と神長君が何か言いかけた。

「神長君は廊下ね」

「やった!!俺廊下やりたかったんだよね」

「ほうか」

神長君はほっといて後は―

「家族をそろえよう」

「うん。コンプリートとする」

「じゃあ。行こう」

とそのままとことこ神長君が歩いて行こうとするので

「歩いたら時間がかかるよ」

「問題ないよ。教科服があるから」

確かにうちは構成を着ているでもそれが何だ?

すると3歩ぐらい歩いたとこで

『視聴覚室』

に着いた。

「光世と散歩」

「面白んない」

ガラッ

視聴覚室の扉が開かれた。

学校の校舎が写った。このアニメ化になった校舎だった。地層みたいに段々になっていてダルマ落としみたいに色が段々に違う。

と思ったら見た事のない巨大二足歩行ロボッチョの前にうちは立っていた。それを見上げながらうちはうちのじゃない・・・誰のロボッチョだろう?

すると神長君が

「廊下ごっこやろう」

と言ってきた。

あれこれさっきの?

すると普通の部屋というか、でっかい映画が見れるような巨大スクリーンに映写機みたいなものとその前に机と椅子が沢山ある。あれこれって視聴覚室やっと普通に-と思ったところである姿を発見した。

「弟!!」

「友殿」

「うち球!!」

「失礼致しました。球殿。さっきぶりですな」

と笑って椅子に座りながらこっちを振り向いて来るイタリア高代の弟、

「ねえ。アンタ何でここにおんの?」

「ちょと休憩を頂きまして例題祭を観光しているのですがや」

「ほうか。ここはアンタのエリアじゃないって事だね?この視聴覚室は誰のエリアなの?」

「光世チャンスだ!!」

そうだ。うちの今の目的は!!

「いけ!!うち」

うちが椅子に座っているままごと弟に抱き着いた。

神長君が

「弟ゲットだぜ」

と言うと

白い光に視聴覚室が包まれると

次は技術室の前に居た。

そうかここには息子が居た。

ガラ

技術室の扉が開いた。

「いけうち!!」

うちが投げられる。

「息子おげっとだぜ」

神長君が言うとまた白い光に包まれる。

次は―

ある部屋の中に居た。

うちら家族が全員部屋の中の椅子に座っている。

「ねえ。うちの家族この部屋に集めてどうすんの?うちの廊下?」

神長君基うちの廊下に聞く

「球は自分の家族を手にいれた事によってあ。手にいれたんじゃなくて家族だから元から家族か。だからこの部屋も元から球の部屋なんだよ」

え?うちの部屋?この部屋って?

「家庭科室だよ」

「ここは何をするとこなの?」

「家庭を創るとこだよ」

「ただそれだけ?普通にミシンとか置いてあるね?」

「うん。ただ球の家族になりたかったんだ。元から」

「キモイよ!!廊下!!」

「うん。キモイの大好きだよ球」

「わたくしも同感ですぞ」

と廊下と弟、イタリア高代が言う。

「じゃあキモイ事をやりに行こうリア君」

「はい。神長殿」

と廊下に出て行く二人

つられて廊下に出ていくうちの残りの家族。

果てしなく続く廊下を見ながらうちは思う。

「で。何やるの?」

「廊下を渡って教室を使って曲を創ろう」

「何言ってんのこの人?」

廊下(神長)の事を疑問に思う―ん?誰この外人さん?おっさんが制服来てる?

「球がゲットした夫だよ」

「え?いつ!?」

「ほらイギリスの時だよ」

「え?でも何でもいいや。貰えるもんならやった。うちもう夫がいる」

「え!?俺でいいの!?一応君と同い年だけど人生早まらないほうがいいよ!!」

「うちの夫。うちの息子の高代は?」

「何か。同い年の子と結婚して同い年のそれも男の幼馴染の同級生の子ってなんかキモイけどそれはいいとしてもうさっきの球ちゃんがうちのクラスの出し物の教室作りの時にその曲とやらにもう参加してるんだって」

え?これから曲創るのにもう参加している。未来の事なのにもう出来ている。なんか息子らしい。

「後、俺がここにいる事の礼はいらない。いや欲しい。嘘本当だって」

と無表情で夫は言った。

うちも無表情になった。

「なんか御免」

夫は謝るが、

「許さない。後でアイツ食う」

「食われる前に食われてるって」

え?どういう事?

「じゃあ。曲創ろうか」

「神長君狡い!!うちやった事ないって言った!!」

「え!?これミクなの?」

とおっちゃん君(夫)が言うが

「じゃあ教室鬼ごっこしよう。国が逃げるから捕まえて友達を創ろう」

「どうしよう・・・?夫・・・?廊下がおそがい事言いだした」

「ほら教室が逃げだした。みんな早いな」

何やら神長君が遠くの方を見つめて言う。何?狂ったの神長君元から狂って・・・って!!逃げてる教室が沢山の国が・・・!!どうしよう・・・!!取り敢えず待って・・・!!

「待ってよ!!」

「待って貰う様に伝えて来ますぞ」

と笑顔で弟が言ってきたかと思うと

もういつの間にか消えていて

沢山の国が所々に停止していた。

「すごいな。リア君一瞬にしてこれだけの国と友達に成れるなんて。音がなる為には一つの世界以外に別の世界にも色々配置して世界の五線譜を創る必要があるからもっと頼むというか俺も参加するか」

「長君!!訳解らない上に何かおそがい(怖い)こと言ってる!!」

「了解ですぞ」

と一笑すると

『日付変更線』

という不気味な文字が画面に現れかと思うと

国(ロボッチョ)に乗った弟の手にというかろぼっちょの手に棒のような先が見えない線が一瞬にして現れたかと思うと―それを棒高跳びみたいにして上に上がったかと思うと果てしない前方にその反動で進んで消えたかと思うと一瞬にして今度はその進んだとこをまた戻ってきてまるで光の様な動きを繰り返ししていた。

ところどころ色々な世界がチカチカ入れ替わり生身の姿で棒とか飛びで捕まえている様にも見えるしロボッチョで一瞬にして所々に国が配置されるのが解る。

「光世も一緒に国鬼友ごっこしよ」

と神長君が言った瞬間うちは国に乗っていて何処かに動きだした。

「え!?俺はどうすればいいの!?俺一人でなんかできるって事!?そんな期待されても!!」

とおっちゃん君の声も聞こえたがそれはほっておく形になった。

ある教室の前に降りたがそれは美術室だった。

ガラと扉が開くと

椅子に座って凄い速さで絵に色を塗っていたのはフラゾウだった。

なんか普通じゃないぐらいの上手い絵だった。ロボッチョの絵?

それを描き終わったと思ったら筆を置いた。

なんか絵になるなあ。と不覚にも思った瞬間―

ざく

彫刻刀で絵を一突きしたかと思うと何故か大きな穴が絵に空いた。

フラゾウの制服を破ろうかと思ったが破れなかった。

「前言撤回!!このヤンデレ!!うちの絵破んな!!絵も生きてる!!」

「こうする為にこれは描いた。絵の中のたった一枚の絵だ。まだ腐るほどある」

と冷たい目で言ってきた。

「この絵はお前より大切だ。この絵じゃなくてお前が死ぬ!!」

「私も腐るほどいるが簡単に死ぬかな」

と変わらぬ表情で言って美術室を出て行った。

何故か小学校の頃の事を思い出した。うちは自由帳に絵を放課後描いていた。すると今村さんという心優しきクラスでも人気のある女の子が居た。その子はいつも一人のうちにも話かえてくれて遊んでくれた。その子とうちの自由帳に女の子の絵とかセーラームーンの絵とか描いていた。今村さんが描いてくれた絵一生大切にしようと思った。そのノートはちゃんと自分の机にしまった筈だった。だがうちの机から勝手に男子がうちのノートを出して勝手にうちの描いた絵と今村さんの絵に落書きをした。黒く塗りつぶされていたり、角や牙をつけられたり、変な風に上から描かれていた。

酷い。うちの大好きな今村さんのたった一つの絵だったのに・・・!!

フラをいつか消すと怒りで顔を歪めていると。

「どうしたの?球。そんな悲しそうな顔して」

と神長君が開かれた美術室の扉の入口付近でこっちを見ていた。

「うちの絵こんなになった」

「その子も球の曲の友達にいれよ」

といつもみたいにこっちを見て笑った。

うちもその顔を見たらイライラが治まってすっかり普通の顔に戻っていた。

「うん」

廊下に出た。

するとそこらの下の壁に立てかけると

「うん。中々いいね」

と神長君が言う。

「同感」

例題祭は飽きた。というかうちは怖い話が大好きなのだ。なら敢えておそがいテストに飛び込んだ方が面白いはずだ。なんて本当は奴が気に食わないのだ。

「すごいよ!!球自らテストをやりたいなんてえらいよ」

「うちえらい」

「でもうち勉強駄目だから神長君予めテストの答え教えといて。でもうちカンニングなんて絶対やりたくないからそうならないように。後答え全部覚えれないから覚えなくてもいい感じにして」

「問題ないよ。例題で勉強したしそれに教科とも友達になったし」

「え?何ゆうとんの?やっぱうちテスト怖いから―」

「余分は例題」

ある男の子の声。この声聞いた事がある。王様みたいななんか堂々とした物言い。あ。一人が悪いと誰が決めたみたいな事を言っていた声の主だ。

「え?アナタ誰です?」

黒い髪の男の子。やっぱりアニメにでてくるせいからそれとも世界の代表高代だからか。

「例題なんてものはなかった。球。お前は教科に騙された」

「え?どういう事?」

「例題なんかやらされた所で折角自分の物にして力を手にいれたテストの中にいたのにそれから戻されてずっと教科書の中、学ぶ事は出来るが、その中にいる国は答えを教え合って、技術は学べるが自分で考える事は出来ない、学ぶというのは聞こえは言いがそれは他人のものであってお前のものではない。自分だけのものがなくなる」

そうか。うちは怖くて怖くて仕方がなかった。それは自身がなかったんだ。

「例題祭とか言いだしたのは誰だ?」

何か背筋が寒い。

「小人・・」

初めて自分で作ったんだ。自分から

「そいつが犯人だ」

認めたくない。

「そんなに嫌ならくれてやる」

だってうちのだから―この声誰?その声の主を顔を上げて見ると

透き通る様な氷みたいな髪の色に冷たい目。誰―?でもこの顔誰かに似ている。でもそいつと違う。余りにも違いすぎる。背も顔つきも―小人は背が低いがこいつは高い。


びゅおー強い風の音が聞こえた。いや今聞こえたのではない前にも聞こえた事がある。いやいつも聞こえてたのにキズカナいふりをしてた―?

「そうだ。現実は教科の世界」

と黒髪の子が言う。

氷の世界 アイスリーゼンベルト

「テストを」

崩れた。

うちは落ちた。

どこまで落ちるか解らなかった。

だがはっきり解っている事は-元からアイツとは友達なんかじゃないって事が落ちていくウチを見下ろすあの何も映してなさそうな無感動な眼いや元からうちなんて眼中にないんだ。いやアイツの顔なんか見なくてもはっきり最初から解っていた事だが見たくなかったんだ。

× × ×

いつの間にか白い世界に戻っていた。ロボッチョ事これは―テストの世界。

あ。国(ロボッチョ)が現れた。ロボッチョが大砲を担いでいた。それをうちに向けて―

避けなきゃでもうちはもうこれをどう動かしていたかさえ解らなかった。

「どいて!!」

うちはある女の子に突き飛ばされコックピットの椅子を退いた。その子はいつの間にあったのかロボッチョのコントロールパネルをぴこぴこ動かしなにやら問題の答えを打ち込んでいた。

するといきなりロボッチョに刀が現れロボッチョが刀を振り上げるとそれから光線が発射され相手の国のロボッチョは爆発して消えた。

するとうちのロボッチョの持っていた刀が一回り大きな剣(県)になった。

「うちのじゃなくて私のなんだけど」

同じクラスの東京さんだった。

「だってこれ私が問題問いて敵を倒して点数入ったお陰でこの県進化したんでしょ。ならこれ私のじゃん。今本番のテストなんだよ。遊ぶんだったら家でやってよ!!」

するといつの間にかうちと同じクラスの男子がいて

「今、お前のせいで死ぬ所だったんだぞ!!お前高代辞めろよ!!」

え・・・。

「というかお前頭悪いのになに高代やってんの?今から高代、東京な」

すると東京さんが

「あとで恨まれると嫌だから多数決にしない?」

「なら東京が高代がいいと思う人手挙げて」

と男子の一人が言ってきた。

するとうち以外の全員の手が挙がる。

「じゃああいつがいいと思う人」

うちの方を指を指して男子が言ってくる。

誰も手を挙げない。

うちは涙が出ない様に下を向いた。

「て!!すげえ!!東京よりアイツの方に手が挙がって―」

がやがやがや

いきなりクラスが騒めき出す。

「え・・・!?うちのクラスこんなにいたっけ・・・!?」

クラスの奴らの悲鳴に似た声。

「こんな事で泣いてなんになる―?」

うちの近くで誰かが囁いた。いや囁いたんじゃないいつもの自信のある声色で―

クラス騒めく。

「同じ顔が―何人いるんだ・・・!?」

クラスの奴らが悲鳴を上げる。

うちは顔を上げた。涙でぼやけて見えなかったが

「アリの子」

「フラゾウ・・・」

「お前らなんなんだよ・・・!?何で増えてるんだよ・・!?」

「1人が無限にいて票いれるのは無効だと誰もルールを提示していなかった」

「誰だ・・・?お前ら。それより何でコイツに入れる・・?」

「一番弱いから」

その途端更に無限に増えたと思ったら画面を白く覆い尽くして何も見えなくなった。

フランス 無限にある国 無限子(語)浸食。

日本。死亡率99%

うちのせいで日本が死んだ。

後一パーセントか・・・・・・・・・・

日本から魂が抜けた様に構成が抜け落ちた。

うちは幽霊になり構成ちゃん自身になった。

幽霊構成ちゃんになったうちは日本をテスト上空から見降ろした。

日本から出たのは初めてだ。うちは愛知県から出た事がなかった。

ばいばい日本。

日本から出た所でうちはどこにも行くあてがなかった。でも死んだら無だけなのかなと思ってたが幽霊があって良かった。

白いテストの中をふよふよ浮いた。

するとそこらへんで国同士の戦いが行われていた。

うちはふよふよそこら中を漂っていたがうちに気ずく事はなかった。回りは賑やかなのにうちはひたすら孤独だ。

だがテストなのにうちは全然解けてない。このまま霊点またはそれに近いドベランクに近い点数で終わるのか―怖い怖いふよふよ浮いている暇もゆとりもないのにそうしているしかない焦りで死んでるぽいのに死にそうだった。そうこうしているうちにある国に辿りついた。なんかテストだとゆうのに余裕というか楽しそうな雰囲気があった。こういう奴は大抵頭いい奴でそういう奴はクラスのムードメーカで住む世界がぜんぜん違くて、ある日言われた事がある。「あんな馬鹿と一緒にされたくない気持ちワルイ」と。だからうちは目だたない様にしたいのだが常に悪い方気持ちワルイ方で目立っていた。

だからそんな感じの国はスルーした方がよさそうなものだがなんか気になったのでそんな余裕なぞないのになんか入ってみたくなって中に入れるのか解らなかったが入ってみる事にした。

「もう十分一位かそれぐらいの順位狙えそうだからアクション映画とか観に行こうぜ」

ある男の子の声が聞こえる。

「勿論行く」

それは楽しそうな弟だった。うちがこんなに辛い目にあっているのにこいつはいい身分だ。

「ながらテストする」

と弟は変な事を言いだした。

「何でだよ!!もう勉強とかやだよ。折角遊んでもいい感じに時間余ってるてのに」

勉強はやと言うのはうちと同じで後半の言動に殺意さえ覚えるというか焦りがまた思い起こされた。

「全国とまだテストできてない。せっかだからみんなとあそ―コンプリートせな」

「今遊ぶとか言いかけたよな!!うぜえ!!真面目にしろ!!とにかくもう順位は稼げたんだからテストは終わりだ終わり!!」

「なら残りの時間で今度は順位をどんどん落としていってどこまで下がれるか試してみよう!!面白そ!!」

「何がしたいの!?もうお前なんか高代にするんじゃなかった!!もう今からお前クビ!!」

というイタリアのクラスメイト。

「お前がいっちゃん成績良かったから押し付けたけどもうそれも終わりな」

と他のイタリアのクラスメイトも言う。

さっきの光景が蘇る。うちのクラスは誰も手は挙げなかった。解っていたが現実を突きつけられると-

「やった!!実は図書室の本、教科上げで使われてでも亡くなった国の本は絶版になっていて高代以外の裏方の司書または画面に映らない人にしか読めなかったからそれが読める。それと今日本で映画やっているからそれも観に行きたい!!後は―」

ウキウキと早口で感激した様に夢を語り始める。

何コイツ?ムキになって喜んでいるフリをしているのか?いやそうは見えない。手が挙がらなくてもそんなに気にしなくても良かったのか?全世界に嫌われてもずうずしく生きていればいいこいつを見ていたらそう思うには時間がかかりそうだったが悲しみがぴたととまった様な気がしたのだ。

「なんかムカつくからやっぱお前」

すると前は白だったが今度は世界が闇に包まれた。

ぱあーん

何かが弾けた。

すると闇に包まれた時の映像が映し出された。ロシアがイタリアを覆い尽くした所が映って消えた。

あれ?これってどこかで観た事がある。未来が最初に来て過去の映像が後に来るという巨人のコマ撮りアニメ。

「国を過去の世界にしといた」

と意味の解らん事を弟がほざく。

「なんであの国勝手に破裂したんだ?」

と不思議そうなイタリアのクラスメイト。

「マトリョーシカの世界って最後に小さいのが来てその前がどんどん過去の大きなのを被せてくそうするとさっきのが現在の世界だとしたら俺らの国はそれに覆いされたとすると過去の世界の方が大きい世界だから現在の世界のがちっこいからそれに収まらなくて破裂したんだ」

「でもさっきの最後の映像なんだったんだよ?」

「最初よく状況が全員に解りにくかったじゃんだから例題祭で勉強した視聴覚室の技術でどうなったか映してみた」

「それより未来なんたらはどうやってできたんだ?」

「学校の時間割だよ」

「なんだよそれ?」

「時間割表があると何曜日の何時間目にどの教科がくるとか解るよね?」

「ん?ああ・・・」

「そうしたいとこだけど時間の順番を逆にしちゃうんなんてそれもできなくて面白いよね」

「面白ねえ!!お前のその時間割なんやれでちゃんとしとけよ!!」

マト・・・。うちにチョコレートくれた。第一印象だけですぐいい人と決めるうちの悪い癖。いやうちはどこかにいい人がいると信じたかった。でもそれも無理な事だった。うち自信がいい奴じゃないから―だがこれで解った事があるいや最初から解っていた事がある。それは―コイツはうちの弟なんかじゃないただの悪魔だ。

今なら解るうちはコイツを消す為に生まれてきたのだ。

うちは早速それをやる事にしてみた。

ギン

思いっきり睨んだ。

何にもならない。殴るにも手がない。ただの構成だ。

だがそのただでもやるしかないのだ。うちは今までそのただで生きてきた。

ひとまずうちは自分の教室に戻る事にした。でもうちは戻り道が解らなかった。うちは方向音痴なのだ。

うちはすーと息を吐いた。

「神長君―!!」

うちは今出せる一番大きな声を出した。

すると―

ガン

上から日本が降ってきた。

でも降ってきた衝撃で両足がもげてありとあらゆる所がボロボロだった。いやアイツのせいだった。

「フラゾウ―!!」

いない―

それよりこの生気の抜けた色の機体なんか見た事がある。

ザッシュ

へんな効果音が流れたと思ったら巨大な何かに切り裂かれていた―うちのロボッチョが。巨大の刃物に穴を開けられた。その刃物はどこから出て来たかは―あの時のフラゾウの絵の―

「フラゾウーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

ウチの怒声とウチのロボッチョが崩れ落ちたのと同時だった。

うちのロボッチョが死んだ―

というかうちが死んだんだ。

「いや生きてるだろ」

うちは悲しくて泣き叫んだ。

「なら今の球なんなんだ?」

うちはその無神経の奴の首を両手で絞めた。

「ゴらーーー!!アホケド!!乙女が感傷に浸っている時に無神経な事を言うのはヤメロ!!」

ん?うちに両手が生えた!!やった!!うちに可愛いお手手が生えた!!

「え?今ぺちぺち超でかい手のひらで両頬叩かれてんだけど」

多分この無神経な奴をぶち殺す為に生えたんだ。

「アホケド何でうち今構成ちゃんみたいな可愛らしい幽霊みたいな感じじゃんなんでうちって事解ったの?」

「いやぼけーとしたアホヅラしてたから球だなって」

ぺちぺちぺちぺチぺち

ぺち殺す事にしたのは決定だが今のうちは幽霊みたいな感じだから視えないはずだが相変らず変な奴。

ケド

なんか絶望的な気持ちがうちの好きなコメディみたいな気持ちになった。

「アホケド!!うち勝ちたい奴がおる!!だからその答えを教えろ!!」

「そんなんになっても勝つか。凄いな球」

「五月蠅い!!勝気にさせられたのはお前のせいだ!!このケド!!奴は学校の時間割というのを使ってくるうちはそれを溶かしたい!!」

「駄目じゃん。人の物溶かしたら。構成表とかどうだ?適当だけど」

ケドがほざいていたら

「適当で生き残れるんですか?」

愛しのミズケンの声が聞こえた。

「ミズケン会いたかったよ!!」

「わたくしもです。球さん。教科殺しは進んでますか?」

相変らずうちのアイケンは怖くて可愛い。

「うちのにしとる」

とケドがなんか言ってるがそんな事どうでも良かった。

「アイケン教科殺すとどうなるの?」

おそがいのを責めているではないおそがいのはアイケンの愛しいとこだ。好きな人を知っておきたいのだ。

「国は死ぬと固定化され動かない教室に戻ります。そうすると学校が出来てきます。その学校が出来たら神の頂点の神長様になります。私はその神長様に会いたいのです」

ガーン。鬱状態になるうち。好きな人じゃないけど奴がおった。うちは悲しみを紛らわせる為にどうでもいい事を聞いた。

「何で教科を殺すといいの?」

「学校は勉強をする事が目的とした所じゃないですか?それと同じでこのアニメの世界のアニメ達構成達は教科を生きる生命力の様なものです。その教科に気にいられたアニメの構成が教科になり写りその教科事態になる。その教科の構成になる。テストの攻撃の構成はその教科持ちから力を借りているんですね」


「なので教科さえ死ねば。アニメ全員死んで現実に帰り本当の神長様が戻ってくるかなと思いまして」

ならそいつが戻ってこなかったらうちにもミズケンと結ばれるチャンスがあるのかな?と黒い野望は置いといて―

「めんご。ミズケンまだ一人も食べてないんだ。でもね。今から絶対殺さないといけない奴は弟とね。フラゾウだよ」

「そいつら教科ですよ。気を付けてくださいね」

「え・・・?教科?ただのうちの弟とフラゾウだよ」

「フランスさんは数学です。人間だった頃は双子だった所まで覚えていらしゃるそうなんですけど確かな事は解らずそれ以上の子だったかもです」

フラゾウが数学・・・!!うちの一番大嫌いな教科だ。だからフラゾウは数学じゃな―いや合ってるアイツは正真正銘の数学だ!!

「アイケンうちは昔から夢みてた。この世から数学がなくならないかなって。だからこれは神様がうちに与えてくれた二度とないチャンスなんだ・・・!!」

「ガンバです。さすが球さんです」

「じゃあ。ケド。早速殺しに行くから早くして」

は・・・?そういえば。うちは国が無かった。

「あるだろ。見えてないだけで」

え・・・?何コイツかっこつけて変な事言って・・・。

「そんなくだらない事は聞いてない!!うちに答えだけを教えろ!!」

「見えないものをみる。そしたら動く全部」

ザッシュッ!!

何かを切り裂いてその血がうちにかかった。

え・・・?

ミズケンから無数の刃物が出ていた。

それにケドが切り裂かれてその血がうちにかかったのだ。

「ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

うちは思い切り泣き叫んだ。

「ケドさんアナタも教科ですよね。球さんに何かする前に私が殺ります」

「あほ・・・けど・・・。酷い・・・!!避けろや!!ケドの血なんてキモイ・・・。ミズケンのが良かった・・・」

うちは生気を失っていた。何でかは解らないがうちは絶望的だった。何で・・・。さっきやっとその境遇から脱したはずなのに・・・!!

「あんがと。やってくれて。今ので構成が見やすくなって。表も見やすくなった」

あれ?うちの手や足や全ての人間(アニメ)のうちがいる・・・!!もしかしてケドの血のせい・・・?

「後は構成表に載って好き奴に会いにいける」

ケドの血なのかその赤で見えているのかうちサイズの正方形が浮いていた。これは元素記号でいう所の構成バージョン、構成記号の何番目になれたかはしらないがうちのスペース。うちの居場所・・・!!

うちはケドに背を向けてそれに載り―

これに乗って何処かに行ったらこいつはどうにかなるのだろうか?また会う機会はあるのだろうか。いや別にコイツに会いたい訳じゃないのだ。断じて違うのだ。

でも何故か溜まった涙が地面に落ちていた。

そうするとその途端赤い構成が広がり赤い機体の国になって飛びあがり進みだした。

もしかしてうちの涙で動く様になってた・・!!

「このクソケド・・・!!乙女の涙を何だと思ってる・・・!!填めたな・・・!!うちは生きたくない・・・!!」

「球は泣き虫だからな」

うちはでもやりたい事がみえたのだ-そんな中にこいつも入っている。だから-

「うちのミズケンを教科殺しなんかにして傷を負わせるな・・・!!それを破ってみろ・・・!!うちがお前を殺す」

「あいよ」

うちは赤い機体を加速させた・・・!!何これ何にもやってないのに自由自在に動かせる・・・!!

と思ったら下に落ちた。

やっぱりうちが天才すぎるから機体がそれについてけないんだ・・・!!

どっかーん

下に落ちた・・・。

前を向いたら―巨人が居た。

冷たい無表情をしていた。そういえば小人が敵ならコイツ巨人も敵なのだ。

「俺の上で考えこむ前にどくある!!」

ん?そういえば下に何かいる。これは黒髪の子が機体、国に乗っている。多分中国の高代だろう。

「うちはみんなが死んだり辛い思いをしたりするのを失くしたい・・・!!その中で自分も笑ってたい・・・!!だからうちだけの構成周期表を完成させる・・・!!」

「そんなに現実は甘くない。そう単純じゃない。その周期表を完成させたかったら俺と戦って殺すしかないが俺は一番強いしこっちのも映像技術の王と呼ばれているフェナキスで視聴覚室で教科だ」

王君は何となく自信の現れというかそんな感じだったが巨人は人なっつこく気を使わなくてもよかった。あの暖かい笑顔をもなく、まるで神にでもなったかのようだ。うちと住む世界が違ったのだ。心臓がバクバクゆう。

「神なんかじゃないぞ」

とあの無表情の顔で言った。

びく

「球は球になんだろ」

え?

「俺も俺になる為にいる」

怖いはずなのに。もう二度と喋らないと思っていたのにそれが裏切られて嬉しいのだろうか・・・?

うちはいつの間に泣いていた。

「その周期表に入れば球は笑うのか?」

その途端王君の機体を片手でぶん投げ王君の機体がうちの機体に触れると周期表の構成が溢れだし王君の機体の入れるスペースができ上げりそのスペースに組み込まれるとうちの機体は変化して進化したと思った暇を与えさせず巨人もそれに組こまれてされにうちは進化した。

「次はどいつを集めるんだ」

コックピットに巨人、王君もいた。まるでロボッチョが合体したみたいだ。

うちはもじもじし始めた。

「ん。解った」

と言いノートルダムの鐘を鳴らした。

「今ので何が解って言うある--------!!」

という王君の叫び声も虚しく何処かの次元に飛ばされた。

どっかの次元に辿り着いた。

冷た・・・!!ここはまさか・・・・!!

氷の世界アイスリーゼンベルト

「導線」

アイスリーゼンベルトがそう静かに言うと

フラゾウの機体が凍った。導線って何?すると巨人が

「アイスリーゼンスケート靴で滑ってたろ。あれ。構成の魔法陣描いてたんだよ。それが今まで通って来た道だろ。だから攻撃名が『導線』」

フラゾウ・・・が死んだ・・・?

ぱきーん

氷の中からフラゾウ機が現れた・・・!!良かった生きてた・・!!フラゾウを殺るのはうちだからだ。

『無限子、無限語、無限数』

アイスリーゼンベルト機から突き破って無限にフラゾウの国が出てくる。それにバラバラに敗れて跡形も何も残らなかった。

「小人・・・!!」

その突き破って出て来た無数のフラゾウ機が一箇所に集まりそれが一枚の絵、アイスリーゼンベルト機になった。

『モザイクアート』

「フランス機が数の数学ならアイスリーゼンベルトはそのバラバラのそれぞれの数を一枚の絵と考える技『モザイクアート』と言う訳ある。物の性質を捻じ曲げる教科、物理ある。現実の教科とは意味合いは全く違うある」

が、その絵は何かの刃物によって切り裂かれた。

あ。あの時の絵は一つの世界にじゃなくて全部の世界に仕掛けた事だったんだ。

「チャンスある」

王君がアイスリーゼンベルトとフラ機に長銃を向ける。

ぱん ぱん

両国に当たる。

「当たり前ある。中の国、どっかの世界の国なら全部当たる銃ある」

だがその二つの銃弾が跳ね返ってきた。

リンゴーン

ノート○ダムの鐘が跳ね返した。

「あちゃー!!駄目だったある。当たった国全員中国となり俺が操れる銃弾だったのに」

やっぱり、王君はおそがい。

『爆発バーガー』

画面全部を焼き尽くした。

「はーい♪久しぶり球。生きてる?」

「ステ!!会いたかった!!」

「こうすれば国達が球の構成表に逃げ込んで協力できると思ったんだけど駄目だったみたいだね。残念♪」

『モザイクアート分解』

フラ機は一つなのにそれを無理やり分解しようとするので白い機体から血がブッシューとでた。

そうなのだ。アイスリーゼンベルト機とフラ機はずっとうちらをスルーして戦っていたのだ。凄い集中力というか。スルー能力だ。いや違うかもしれない二人共何かの為に―

「数学って案外強そうに見えて弱いんだな」

と黙々と血が流れても顔色を変えず戦っていた二人だがアイスリーゼンベルトが目が笑っていないが口だけで笑って言った。でもそんなリーゼンもボロボロだった。

「知るか。限定された一教科などならない」

表情はあんまり変わらないが目つきが鋭くなって語気が強まったような気がした。

フラゾウ怒ってる?

「現実みているか?」

そう静かにアイスリーゼンは聞く。

それを聞くとうちは心臓がバクバクなって冷や汗が流れる。

ケドが窓際をみていた理由を「現実を見ていた」そう言っていた。

うちは現実をみられているだろうか―?

「現実をみないのがそんなに悪いことか!!」

そう泣きそうな怒鳴り声を上げたのはおっちゃん君だった。

おっちゃん君。うち弱くてもいいのかな?

「そうだな」

今アイスリーゼンベルトが一瞬優し気に笑った様な気がした。

急に恥ずかしくなったのかおっちゃん君は顔を赤くして俯いてもじもじし始めた。

ん?現実を見る。

そうか。今は現実は見えない。

みえないものを見るそうか。

今はすっかり見えなくなったうちのロボッチョ。それの創り方は―未来は見えない。

みえないものを見る。

文章の映像は実際は脳で想像したものであり、本当は見えないだから                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     アニメで観たことは文章でも見た事になる。

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