2020/5/21 曇り空の昼



2020/5/21 曇り空の昼




これこそが「詩」と呼べる言葉の羅列なのだろう。

そう、唸るように認めざるを得ない

苦しい程に圧倒的で

掴みどころなく浮遊して

決してこちら側へは手繰り寄せられない

でも目を背けることすらも出来ない魅力を纏う

そんな風に刻み込まれた言葉に

出会ってしまった時

自分の言葉では到底太刀打ちできないと

嵐で荒れている海の大波に拐われて飲み込まれては

息もできない程の途方に苛まれる。



つまりは其れ程に感動したということ。



自分が無意味だと思える程に

圧倒的な衝撃を伴った感動は

確実に

自身に意味のある糧となって浸透する。


それを根付かせられたなら

少しはマシな言の葉を芽吹かせられるだろうか。






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