第9話 TRPG(ろーぷれ)日記 世界創造 7-2 より 『地球、現代』
●月●日、世界創造7日め
その2、神様の仕事をしよう
あやかし探偵の手伝いと自分の仕事
『舞踏爆破』、
マイケルみたいなダンスで倒す、ムーンウォークとか踊った後に相手が爆発(笑)
『神滅剣、時空殲滅斬』(笑)
神も悪魔も世界も斬る。時すら壊して総ては無に還る。ど派手なエフェクト(笑)
今度のTRPGシステム(笑)、こんな必殺技(笑)←必笑殺技か?
それを使えるシステムでも作るかぁ(怒)
あ〜、イライラする。
ミサイル落下は回避させた。
要請嘆願の結果だ。
神さまからのルールだと、人を助けるために力を使ってはいけないと言われていた。
例外は地球的規模の災害に発展しそうな場合で、今回はその限りではない。
首都圏にミサイルが落ちたとしても人々を助ける必要はないということだ。
自分が代理人として、神さまの仕事を引き継ぐ話を受けたとき、
↑街頭キャッチセールスみたいな勧誘だった(苦笑)
- 楽な仕事だから(^_^) -
- 基本的に不干渉だし(笑) -
ははっ…。
決〜して、
楽〜な仕事なんかじゃない!!!
自分は対価としての願いがあったから仕事を引き受けたけれど、
はっきり言って、サギだ!!!!!
自分は人の願いや営みには不干渉と言われていた。
最上位の側の管理者は些末な事柄には関わらないのがルールだと。
↑大会社の経営陣が、会社の下部組織内のことに関与しないようなものらしい。
ただし、
ただし、人とやり取りして関わることを常とするものはいる。
人と関わることを小さな事柄ということで、便宜上、下位という表現をするが、
そういう意味合いでの上下関係ではない。
ただ、大きい力を有する存在は、人個人との関わりからは遠ざかる傾向となるのが一般的だ。
ただし、ただし、←大事な事だから繰り返す。
人との関わりはなくても、神同士の関わり合いはある。
人からの願いや約束を叶える神が、力及ばすに力ある神を頼ることはある。
本当にある。けっこうというか、かなり、たくさんある(汗)
時間的余裕が無いくらい来ることも多い(怒)
例えば今回のミサイル。落ちるところの人たちは直接助けられない。助けてはいけない。
けれども、ミサイル落下で被害を受ける場所を縄張りにしている神ないしあやかしからの嘆願や約束は受ける。
人からの嘆願などを受けた神などが力不足で助力を願ってきた場合も受ける。
受けて実行するかしないかを検討する。
影響を被る側と与える側の事情を合わせて考える。
間接的に人の願いも聞いているのだ。
今回の場合も某政治家からの要請嘆願を間接的に受け入れた形で解決した。させた、か(苦笑)
つまり、不意の事故で亡くなる人以外には、しかるべき手続き、要請嘆願で助力を得られる可能性があるということだ。
まあ、個人的要求に対する要請嘆願は原則却下するし、そのあたりもフィルタリングしてくれるように指示、お願いしてはいるが、
ときたま漏れて上がって来る嘆願がキツい。
個人的要求なのだから一律却下でいいのだが、
却下するのは自分なのだ。
ただひたすら願う、彼ら、彼女らの願いを潰しているのは自分なのだと考えるとき、これはキツい。非常にキツい(ため息)
だから気まぐれで、猫又やかずまの探偵業の手伝いを依頼されてすることもある。
彼らのお願いはある意味、自分の癒やしだ(苦笑)
「○○さ〜ん、助けてぇ〜!!」
あぁ、座敷わらしからの要請嘆願だ(笑)
自然と口元がゆるむ。
さて、事件を解決しますか(笑)
-あとがきのような解説のようなもの-
主人公は転生の代償に、神さまの
もとネタは、ある時浮かんだ脳内会話、神さまのキャッチセールスまがいの勧誘がきっかけです(笑)
神: あなたは神を信じますか~
主人公: 信じてます
神: もし神様に会えたらどうしますか~
主人公: …殴る
神: ええ⁉殴るんですか?
お願いとか、しないんですか?
主人公: じゃあ、殴らせろとお願いする
神: ええっー
こんなお話のやつです(笑)
主人公は前世で起きた出来事に対して、神さまにはもの申したい事があったのですね(苦笑)
そこで、主人公は神さま(先代代行者)からの提案を受け入れ、神様代行の管理者をしているというお話です。
3話で語ったように、神様のほぼ全ては世界救済のために自らの管理世界を去ることになるのです。
主人公と話した、神として現界した先代代行者も同様に、自らの管理地域を受け継がせて去っていったのですね。
この世界、地球上には主人公のような代行者が多数いて組織的な管理運営をしているイメージです。
代行者は神が定めた自らの後継者ではなく、あくまでも代行者なので、全ての代行者が神として現界するわけではありません。
また、代行者自身は、自らの都合で寿命を延ばすなどの延命措置をすることは出来ますが、基本的に人としての枠を外れる事はなく、定命のものとして、その生を終えます。
代行者は人間以外がなっていることも往々にしてあるので(狐や猫又、座敷わらしの場合がそうです)、その場合の固有能力、寿命などは、それぞれの種の特性に準じます。
人間の代行者の存在する期間は短いのですね。神としての道を目指さない限り、延命して寿命を長くしても数百年程度で居なくなります。
神あるいは亜神相当の存在へ移行しない限り、長い時を越えることはできないでしょう。
あやかし等の代行者は、元々のあやかしの特性から、人間よりも遥かに長い寿命を持ちます。
少なくとも数万年程度はあるのでしょう。
猫又を例に取ると、
本編での独自の活動、依頼期間が数千年に及ぶ仕事を2回。気軽に引き受けていますので、不死でないにしても、かなりの年月を過ごすのだと思われます。
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