第2話見知らぬ天井

目が覚めて最初に目にしたのは見知らぬ天井だった....マジで。


てかここどこだよ、マジでどこだよ。


周りを見たあたり西洋系のような家具と多分ログハウスみたいな建物にいるってことだけしかわからない。


しばらく見回しているとドアノブが捻られた音がして警戒をすると出て来たのは若いお姉さんだった。


驚いて口が開きっぱなしな俺を見て先に声を掛けてくれた。


「あら、おきたのね!あなた森の中に倒れててこの私の家に連れて来て1ヶ月も目を覚まかったのよ♪あ、ごめんねいっぱい話しちゃって、私の名前はベルート・アルサーマル、ベルって呼んでね。」


と言いながら片目をつぶってその横でピースをしていた。


....正直脳の処理が追いつかない、ここがどこもかわからないのにくわえてお姉さんにとんでもないことを言われて処理しきれていない。


そんなことを考えているとベルが話しかけてきた。


「ねね、君の名前を教えてよ♪どこに住んでたの?」


んーまだ正直ベルさんはいい人だと思うんだけど、位置を警戒をして記憶喪失のふりをしておこうか。


「すみませんベルさん、俺名前以外記憶が無くて、あ!、名前は悠斗です。」


ベルは驚いた表情で話した。


「へぇ〜ユウトって言うんだ、それにしても記憶喪失か〜でも冒険者とかは良くある話だしそのうち戻るでしょ、それより記憶喪失のってことは身寄りがいないってことだよね♪、じゃあさ、私の弟にならない?。」


....ん?、冒険者?弟?ドユコト?


一番に謎な言葉は冒険者だ、俺の知っている地球に冒険者なんて、ゲームくらいしか知らないぞ、ベルさんに聞いてみるか。


その前に起き上がらないとな、流石に失礼だしな。


と思い、右手と左手をベッドにつこうとすると。からぶったかのように右側に倒れた。


あれと思いながら見ると同時にベルさんが深刻そうに口を開いた。


「君の記憶がないから分からないけど森に倒れてた時には既に右腕がなかったのよ。」


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