福島から学ぶこと
北風 嵐
第1話 再生の機会だった
あれから5年、TVであの日の映像を見ることになる。信じられなかった。先の戦争で日本は生まれ変わったといえる。その戦争を僕は見ていない。でもその後の日本のほとんどを見てきた。神戸の震災も体験した。あの時は想像もしなかったが、もし原発があって同時に事故をおこしていたら・・それが目の前で現実になっていた。
日本はあらゆる面で変わらねばならない。生まれ変わる第二の時だと思った。国民の意思が一つになれるこの機会を逃しては「脱原発」は出来ないと思った。その「脱原発」を決意したのは、日本ではなくドイツであった。一つの数字を上げる。
ドイツの電源別発電量 再生新エネルギー29%(風力10.3、バイオマス10.5太陽7/水力は除く)これに対して日本:水力を除く新エネ3.2%(2014年時点)
原発推進を一番主張して来ていた政党FDP(自由民主党)は2011年に90議席あったが、福島後の2013年の選挙では0になった。(ドイツでは5%条項があって、5%を切ると国会での政党資格はなくなる)。日本では自由民主党が復活した
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