番外編 用語集①

【魔法関係】

・イミシアン


 レイラ・シルビエや、クリスティーヌ・ポワンがいた異世界の大国。魔神という怪物が生息し、魔法の文化が存在する。

 文明は基本的には現実世界で言う近世と同レベルだが、携帯電話や電波などは現実世界から輸入しており、広く普及している


・魔法


「魔力」と呼ばれる生命エネルギーの一種を用いて様々な現象を引き起こす技術。太古の時代では誰でもあらゆる魔法を使えたが、現代では一部の魔法を除いて神器無くして扱うことは出来ない。


・神器


「魔力」を魔法に変換する力を持つ。一般的に持ち主の魂の一部が具現化したものであり、持ち主によって能力、形、扱える魔法が大きく異なる。

 また、一度発現すれば具現化していない状態でも魔法を使えるが、具現化状態の方が精度が高い。


・魔力


 魂に由来する生命エネルギーの一種。属性が存在しており、神器の性質に大きく関わる。

 魂に由来すると言う性質上、魔力の属性や強さは遺伝しない。

 

・属性


 魔法の性質を決定づける、魔力のタイプ。火・風・水・土の基本四属性のバランスによって魔法の性質が決定される。例えば、魔力の属性が風のみなら魔法の性質も風に関するものになる。ただし、例外的に特殊な属性を持つ者もいる。


・魔術師


 魔法を用いて魔神や、魔法を扱う犯罪者の取り締まりを行う者。かなりの人手不足であり、イミシアン人の他に現実世界で素質のある者を認定することもある。

 実績や強さに基づいて、二等、一等、特等とランク分けされている。

 現実世界に派遣される場合もあり、その際はカモフラージュとして、何らかの職業に就くことが多い。


・魔封の書


 何体かの魔神が封印された本。本が開かれた状態で魔力を流すことで封印が解け、さらに異世界と現実世界の壁を薄くする。

 本来は厳重に保管されているが、何者かに盗まれ現実世界に持ち出された。


・魔神


異世界に生息する怪物。魔力を宿した攻撃以外ではダメージを与えることができない。大小様々な種類が存在しており、特殊な能力を持つものや魔法を扱うものもいる。

脅威の度合いによって、下級、中級、上級etc…とランク分けされている。例えば、百足の魔神は下級、兎の魔神は中級の魔神である。



【現実世界】


・鳩羽町


 東京都内にある中規模の町。駅周辺は栄えており、駅ビルや、様々な店が立ち並ぶ。それ以外の地域は住宅街となっている。

 また、現実世界の中で最も異世界との壁が薄く、しばしば魔神が異世界から侵入してくる。


・鳩羽高校


 鳩羽町にある都立の定時制高校。偏差値は50程度。主人公 涼城 順一をはじめとした主要人物の多くがここに通う。

 廃墟同然の旧校舎をそのまま残しており、七不思議の1つとなっている。


・カフェ・フローラ


 クリスティーヌが経営するカフェ兼花屋。値段もお手頃で味も良いのだが、場所がわかりづらい上に不定休であるため、そこまで評判が高くなく人も少ない。

 半分趣味のようなものらしく、クリスティーヌは利益のことはあまり考えていない。


・朱鷺ヶ丘学園高校


 鳩羽町にある都内有数の進学校。登場人物の中では緋々野 響が通う。

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