民進党解党の勧め・・しちゃったけど!

北風 嵐

第1話 小池百合子は二刀流

都議会選大勝で小池氏の国政進出?100%Yes!彼女は間違いなく、首相をめざしている。自民党に残っていても、元環境大臣、元防衛大臣で終わってしまう。ならば「チャンス」と最後の賭けに出た。東京都知事の価値を知っていたのである。オリンピックもあり、メディアへの露出度も格段である。自民党内にいて東京都議会の内情は百も承知。誰を敵にして戦い、最初に何を取り上げれば「大改革」を都民にアピールできるか、充分に知っていた。それしても緒戦勝利は立派!


12月には「国民ファーストの会(仮称)」を起ち上げることは確実。10名程のメンバーは、いつでもすぐに。代表には長島氏か松沢氏がなるだろう。オリンピックまでに衆議院・参議院と二つの選挙がある。50位の勢力は計算していい。維新とかの合流はしない。ただし、個人の参加は拒まない。50は、自民の減、民進の減分である。


いちばんは、総裁候補で自民復党。叶わぬときは、野党再編で対抗勢力に!渡り歩いて、自民党の強さを何より知っているのも彼女。また、新党の起ち上げ(もー、地域政党で実証済み)も、運営も知っている。


一方、安倍首相は、内閣改造、ひたすら低姿勢で来年9月の総裁選を待つだろう。今回のような失点がないとして、番狂わせがない限り安倍再選になるだろう。憲法改正は先送りされる。衆議院選では20程の減ならば責任は問われない。続く参院選でも議席減はあっても、増はないだろう。憲法改正を除けば、彼の考える主政策(安保法制・共謀罪)はあらかた終わっている。経済の好調を訴えるしかないが、それは望み薄。


全ては『オリンピック』が終わって、始まる。彼女の2期挑戦はない。任期は20年7月30日、オリンピック開会は24日。一応知事として出席出来るわけである。安倍首相の任期は21年9月まで。オリンピック明けに勝負をかけた衆院解散に打って出る。争点は悲願の『憲法改正』である。小池氏の復党・総裁はそれを担保としてなされる(ファーストの会も小池氏の座が約束されての合流には異存がないだろう。)安倍氏は憲法改正を花道として退陣。小池氏は自民党総裁として首相。外務か経済に小泉進次郎氏が、小池後継の都知事は橋下氏。この二人が時期首相を争う。この保守永久政権のシナリオは小泉元首相? 小池氏と橋下の連携は『道州制・日本大改革』をテーマとするなら成り立つ。




政治の世界は、一寸先は闇だ。絵に描いた通りには進まない。ただ、都知事選で戦わなかった民進党の離散、解党は避けられない。野党再編の主役にはなれない。出でよ!左派リベラル・『白馬に乗った王子』か『リボンの騎士』!

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