爆発を望むこころ

@Tokiha-midoriba

虚無な日曜日

今日が終わった。

昨日と同様、何にも予定のない日曜日だった。


あさって提出の課題を終わらせるはずだった。

借りてきた本を読むはずだった。

時間が余ったら、漫画でも読もうと思ってた。

やりたいことは山ほどあふれてた。


でも、

何も終わっていない。


何もやらなかった。


何も手に付けず、いつのまにか外は真っ暗になっていた。


どうして。なんで。

そんな虚無感で心は一杯だ。


何をしていたんだろう。

なんで、何もしなかったんだ。

たえず心の声が責め立てる。


目の前には真っ白なノートが開きっぱなし。

折り目のない綺麗な本が積み重なる。


わかってるよ。

やりたいとは思っているんだ。

やらなくてはいけないとわかっているんだ。

わかってはいるんだよ。


でも逃げてしまう。目の前の課題をすべて後送りにしてしまう。


あとにしよう。

もうちょっとしてから。

そんな言葉だけ、ノートに落として。


代わりに始まるゲームや動画。

頭なんか使わなくていい、受動的に受け入れられるもの。

楽だから、何にも考えず快感を享受できるから。

何も苦労しなくても、

何も頑張らなくも、

楽しみを満足感を得てしまう。

その快感にいつだって私は溺れていくのだ。


日が終わる。時間を浪費する。

快楽に溺れたままなら幸せなのに。

いつだって最後に残るのは虚無感だ。


いやになる。本当に。

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