おまけ 追加設定資料 周辺国とその概況
【物語に出てくる主な国】
○ アストラム国
内海に面している半島状の国家。この物語の舞台
○ リョービ帝国
アストラム国の東側で拡大を続ける新興国家
○ スオー国
アストラム国の西側に接しているこの大陸でも有数の大国
○ イワーミ連合王国
アストラム国の北側、北部山地の北側に広がる大国
○ イヨー神聖王国
アストラム国の南、内海を渡った先にある大国
○ ブーンゴ国
スオー国の更に西側にある国。大陸の最西端にある国で比較的豊か
【アストラム国】
○ 国土面積、人口、気候
国土面積は比較的小さめ(韓国・ハンガリー程度)
人口は国土面積からすると多いが全体として中規模程度
内海に接し気候は比較的温暖だが雨が少ない
だが山地を抱えているため水資源は比較的豊か
他国とは山岳か海で隔てられている
○ 政治体制等
絶対君主制から立憲君主制に移行しつつある状態
まだ王の権限は議会に優越する
議会は一院制で半数が貴族議員で半数が市民議員
この地域で唯一義務教育制を導入している(3年間)
○ 経済等
ここ数十年で多方面に改革を進め一気に豊かになった
農業、鉱工業、商業ともに急激に発展している
現在の経済力は大国(スオー、イワーミ)並
現在時における平均的な国民の生活水準は地域内では圧倒的に高い
○ その他
50年位前には半島の小国に過ぎなかったが、以降様々な改革を実施
し国力的には大国に比するまでとなった。ただし人口は中規模で軍事
力はスオー、イワーミ、イヨーに劣るとされている
特に陸軍は数十年戦争を経験しておらず弱兵とみられている。
【リョービ帝国】
○ 国土面積、人口、気候
アストラム国の東側の小国を併合しつつ急成長している
地域をほぼ掌握した場合、国土面積はアストラムの1.5倍
人口もほぼ同様
内海に接し気候は温暖。ただ国土の5割は標高500メートル級の高原
地帯でありその部分は温暖~やや寒冷
北方や西方は山岳、東方は砂漠、南方は海で他国と隔てられている
○ 政治体制等
軍事政権
現在の指導部は旧リョービ帝国の軍部がクーデターで政権を掌握したもの
が母体となっている
行政も上位幹部の人事は軍が掌握している
○ 経済等
元の本国と新領土とで経済格差が激しい
現在も戦時体制のため新領土及び植民地はかなり厳しい状況
安定すれば資源も耕作可能面積もアストラム以上の筈だが、長く続く戦乱
で国土の半数以上は荒れたままの状態
○ その他
現在も戦時体制であり付近国家と10年以上に渡る戦争状態
ただ地域全体を掌握するのは時間の問題とみられている
その性格上陸軍が圧倒的に強く海軍は発展途上
【スオー国】
○ 国土面積、人口、気候
アストラム国と西側を接する大国。
国土面積はアストラムの5倍
人口は3倍程度
内海及び西太洋に接し気候は温暖からやや寒冷
地形は平野部が多く西太洋に接する部分は湿潤、他はやや乾燥
北方で多数の都市国家と、東方でアストラム及びイワーミと接している。
○ 政治体制等
大統領制で大統領が絶対的な権限を持つ
30年前の大革命で国内の王族・貴族はほぼ一掃された
一院制の議会を持ち市民による普通選挙が実施されている
ただし市民に数えられない農奴扱いの者も多く国民が平等という訳では
ない
貧農階級から上級市民階級までの生活格差は極めて大きい
○ 経済等
全体的な経済力は周辺国家で最大。
都市部とそれ以外とで貧富の差が激しい
○ その他
軍事力は付近国家で最大で特に陸軍は最大最強と言われている
周辺国家とは基本的に仲が悪く、常にどこかで小競り合いが続いている
状態。
【イワーミ連合王国】
○ 国土面積、人口、気候
アストラム国と北側を接する大国。
国土面積はアストラムの10倍
人口は3倍程度
内陸国で気候は温暖からやや寒冷
巨大な湖の北方に『穀倉ベルト地帯』と呼ばれる豊かな平地部分を持つ
○ 政治体制等
小規模の王国や都市国家がスオー国に対抗するため連合したもの
イワーミ象徴王の下に体制の異なる複数国家が連合憲章の元に連合して
いる。
諸産業や交易を活発にするため連合内での法制の共通化が進められている
が最近の進捗ははかばかしくない
○ 経済等
連合下の各地域によって異なるが、連合全体で見るとスオーにやや劣る程度
国民の生活水準は平均するとやや貧しい
国が完全に統一されておらす流通や交易に障害があり、豊かな農業生産や鉱
工業資源をいかしきれていない状態
○ その他
国軍は連合国軍として統一されているが軍閥同士の抗争も激しい
あまり国としての統一はとれていない
ただ軍は精強で同兵力ならスオーより強いとされている
内陸国のため海軍は存在しない
一応アストラムとは不可侵条約を結んでいるが上記事情によりあまり信用さ
れていない
【ブーンゴ国】
○ 国土面積、人口、気候
大陸の最西端にある大きな半島を領土としている
国土面積はアストラムの2倍
人口は同程度
気候は温暖かつやや湿潤
○ 政治体制等
二院制の議会を持つ立憲君主制
国王の権限は比較的大きい
アストラムの友好国であり友好条約を締結している
○ 経済等
気候に恵まれており比較的豊か
国民の生活水準も平均して高め
ただ基本的には農業国で鉱工業の発展はやや遅れている
イメージとしては『豊かな田舎国家』
○ その他
古くからスオー国、イヨー神聖王国に何度となく侵略を受けているため
陸軍海軍ともに比較的整備されている
特に魔道士部隊は精強とされている
ただ国内が基本的に豊かであるためか他国に侵攻しようとする事は無い
【イヨー神聖王国】
○ 国土面積、人口、気候
内海の先、南大陸の北方に位置する
国土面積はアストラムの5倍以上
人口はアストラムの1.5倍
気候は暑く乾燥しており大河及び海付近以外は砂漠地帯
○ 政治体制等
神聖王を中心とするイングソック教による絶対君主制
王が宗教によって法や行政全てを掌握している
国民は神と王の下に知らない幸福を享受する事になっている。
『自由とは屈従である。
が全ての法や規則の基である。
(兄なる神とは天上の神で、弟なる神が地上の神(国王)である)
○ 経済等
情報が入ってこないので詳細は不明
一般国民は非常に貧しいと言われている
あらゆる権益は教会及び貴族が宗教により掌握している模様
○ その他
イングソック教の権威を広めるための聖戦部隊が時折船団を成してアスト
ラムやブーンゴ、スオー等に襲来してくることがある。
ここ十数年襲来は無かったが、次期国王は聖戦派だと言われている。
船舶の製造技術及び航行術は周辺で最も進んでいる。
また『異教徒は人間では無いため、持てる富を奪って神に捧げなければな
らない』事から私掠船を内海に多数出している。
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