第3話~4話 追加設定資料

【追加登場人物】

 ○ アキナ・ガーツカ

   錬金術研究会の会長。女性。ウージナ王立学校中等部3年生。16歳

   ウシーダ辺境伯家の御曹司。身長女子にしてはやや高め(ミタキより

  少し高い)。黒髪ストレート長髪。黙っていれば涼やかな感じの美人。

   いつも微笑を浮かべている。台詞も内容はともかく形式的には丁寧。

   性格は不明。ミタキ君は変人・変態と解している。

   錬金術でホムンクルスの生成を研究。

   かつてホムンクルスの材料入手のため、男性会員の股間をスマッシュ

  しそうになった事案があるらしい(詳細不明)。

   所持する特殊魔法は熱魔法、正確には『広範囲殲滅系超高熱魔法』。


 ○ フールイ・チバーシ

   錬金術研究会の数少ない活動会員。女性。2年生で15歳。

   小柄(身長はミド・リーとほぼ同じ)で細身だが胸は大きい模様。

   髪はボサボサで耳下までの長さ、前髪も長めで前から視線を確認不能。

   体型は魅力的なのに残念とはミタキ君の評。

   研究会では賢者の石の生成を研究している。これは死亡した(厳密に

  は鉱山坑道で生き埋めになり行方不明になった)父親を取り戻す為。

   台詞は常にごく短く最小限。それをぼそっと喋る。

   所持する特殊魔法は不明。本人が話さないため。アキナ先輩は知って

  いる模様。


 ○ エン・コー・バーシ

   ミタキの姉。中等学校を卒業後、自宅の店を手伝っている。18歳。

   特殊魔法は熱魔法、鑑定魔法、生物魔法のうち殺菌魔法を使用できる。

   夢は自分の店を持つことで、その為あえて高等部へ進学しなかった。

   ミタキの家には更に上に長男(シン・ジョー・バーシ24歳)がいるが、

  彼は家を出て修行中なので物語にはきっと登場しない。


【追加設定】

 ○ この国の年・月・日・時間設定

   太陽太陰暦を使用するため、1年の日数は年により変化。平均すると

  太陽暦の地球とほぼ同じになる。

   太陽太陰暦を使用するのは、潮の干満状況が月に関係なく日によって

  ほぼ固定される為、水路を利用するのに便利だから。

   1月は29日か30日。週は6日でうち1日は安息日(休日)。

   1日は24時間で分は使用しない。1時間以下は1時間を何分の1に

  した時間かであらわす。例として半時間=30分、4半時間=15分。

   これは時計が一般的なものでなく、大体半時間毎に鳴る鐘によって

  時間を確認するという習慣から。


 ○ この国の貴族階級

   王族を除くと、上から順に公爵>侯爵>辺境伯>伯爵>子爵>男爵>

  >騎士侯。

 

   騎士候は領地を持たず一代限り。政府や軍の高官がなる事が多い。

   また男爵にも一代男爵がある(別名名誉男爵)

   この場合領地は存在するが住民がおらず管理の必要性がない山間部

  又は島嶼であることが多い。つまり実質名前だけの名誉職。


   なお男爵以上の貴族の分類について、小説内でアキナ先輩は、

    大雑把に言うと、

    ○ 領地があるのが男爵以上

    ○ 領地の人口3千人以上が子爵

    ○ 人口5万人以上が伯爵。

    ○ 辺境伯は領地が他国と接していて、国土防衛の為軍の一時的

     指揮権を持っている貴族。

    ○ 侯爵は領土内に鉱山や重要産業のある重要拠点等があり、拠

     点防衛の為に軍の一時的指揮権を持ち、選王会議の出席及び投

     票権を持つ貴族。

    ○ 公爵は王族から枝分かれした家系で指定都市を治める貴族。

  と説明している。




次は9話時点で設定資料を追加します。

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